| ThisAV ジスエーブイ | |
|---|---|
| 国家 | 中華圏(所在地非公開) |
| 種類 | アダルトサイト(動画共有型) |
| 業種 | 動画配信 |
概要
ThisAV(ジスエーブイ)とは、日本のアダルトビデオ作品などを権利者に無断で掲載していた、中華圏発の老舗アダルト動画共有サイトである。MissAVやJable.tvと並んで知られた海賊版サイトの一つで、2023年ごろに一度閉鎖し、その後は元のドメインも使えなくなっている。
詳細
ThisAVは、無料で膨大な数のアダルト動画を視聴できると称し、アダルト動画共有サイトの中でも比較的古くから知られた存在だった。中華圏で運営されていたとされ、日本のAV作品や海外のポルノ作品など、正規の許諾を得ていない侵害コンテンツを幅広く集約していた。海外系サイトのため、日本国内では配信が認められない無修正作品も掲載されていたとされる。この点はMissAVやSupJavといった後発のサイトにも共通する。
2023年ごろ、ThisAVはサービスを停止(閉鎖)したと伝えられている。さらに2025年1月13日、元のドメインである thisav.com が MissAV の missav.com などとともに差し押さえられ、従来のアドレスではアクセスできない状態となった。この措置の法的根拠は、日本のアダルトビデオ制作会社ウィル(Will Co., Ltd.)が香港に関係する運営者らを相手取って米国で起こした著作権侵害訴訟にある。アメリカ・ワシントン州西部地区連邦地方裁判所は被告が応答をやめたことを受けて2025年1月に欠席判決を下し、300作品分の侵害について総額450万ドルの損害賠償を命じるとともに、thisav.com・missav.com を含む複数のドメインを原告側の管理下に移すことを認めた。日本国内ではFANZA(DMM系)が両ドメインを法的措置によって取得したと発表しており、正規事業者が海賊版サイトのドメインそのものを無力化した事例として注目された。
閉鎖後も、ThisAVの名前を使った偽サイトや、似た名前の別サイトが「ThisAVの後継」などをうたって現れることがある。しかし、元の運営とは無関係な場合が多く、マルウェアや詐欺のリスクが高い。現在「ThisAVが見れない」のは、上記の閉鎖とドメイン没収が主な理由である。
危険性・利用リスク
稼働していた当時から、ThisAVを利用するとウイルスに感染する危険があるとの指摘や口コミが多く見られた。偽の警告広告やマルウェア誘導に加え、掲載動画はすべて著作権を侵害したものであり、視聴・ダウンロードには法的リスクが伴う。閉鎖後に「後継」を名乗って現れるサイトはさらに危険性が高いとされ、利用は避けるべきである。
よくある質問
- ThisAVが見れないのはなぜ?
- 2023年ごろにサイト自体がサービスを停止したことに加え、2025年1月にドメイン thisav.com が米連邦裁判所の命令で権利者側へ移管されたため。回線や端末の不調ではなく、サイトそのものが失われたことによる。
- ThisAVは復活する?
- 元の運営による正規の復活は確認されていない。「復活版」「後継」を名乗るサイトが現れることはあるが、元の運営とは無関係な便乗サイトである場合が多く、名前だけを借りた詐欺・マルウェアの入口になりやすい。
- ThisAVとMissAVは同じ運営だった?
- 2025年の訴訟では両サイトが同一の被告グループによる運営として扱われ、thisav.com と missav.com を含む複数のドメインが一括して原告側へ移管された。両者が「似ている」と言われてきたのは、実際に運営がつながっていたためとみられる。
- 代わりになるサイトはある?
- 日本のアダルト作品を合法的に見るのであればFANZA、MGS動画、U-NEXTといった正規の配信サービスがある。「ThisAVの代わり」をうたう無料サイトは同種の海賊版であり、法的リスクも詐欺広告のリスクもそのまま引き継いでいる。
- 見るだけでも違法になる?
- 日本の著作権法では、侵害作品と知りながら私的にダウンロード(保存)する行為が違法とされている。ストリーミングで視聴しただけでただちに刑事罰の対象になるわけではないが、線引きは利用者が思うほど単純ではなく、実際には後述の詐欺広告やマルウェアによる被害の方が現実的な脅威である。
- ウイルスに感染すると言われるのはなぜ?
- 被害の多くは動画そのものではなく、広告経由で起きている。海賊版サイトは大手の広告ネットワークの審査を通らないため、審査の緩い配信網に頼らざるを得ず、結果として偽のウイルス警告・偽ダウンロードボタン・不正な料金請求といった悪質な広告が集まりやすい構造になっている。