韓国ベーグル

2026年5月28日 (木) 15:52時点におけるMaybenot (トーク | 投稿記録)による版 (Bot: Add DEFAULTSORT かんこくへえくる)

概要

韓国ベーグル(かんこくベーグル)は、韓国のカフェ文化から日本に上陸した、もちもちの食感とインパクト抜群のビジュアルが特徴のベーグル。従来のニューヨークスタイルの硬めのベーグルと異なり、ふんわり・もちもち・かわいいの三拍子で、2025年から2026年にかけて日本のMZ世代(ミレニアル世代Z世代)を中心に大ブームとなっている食トレンドの一つである。

特徴

韓国式のベーグルは、米粉や水分量の多い生地を使うことで、外はパリッと、中はもちっとした弾力のある独特の食感を実現している。これは韓国の餅(トック)文化の影響を強く受けているとされる。

主な特徴は以下の通り。

  • もちもち感 - 噛むほどに弾力を感じる独自の生地
  • カラフルなフィリング - クリームチーズ、フルーツ、スプレッド類が層状に挟まる
  • 映えるビジュアル - 断面が美しく、SNS投稿に最適
  • やさしい甘さ - 強すぎない上品な甘さで食べやすい
  • ボリューム感 - 1個でしっかりお腹を満たすサイズ感

ニューヨーク発祥の硬くてシンプルな伝統的ベーグルとは別物に近く、「ベーグル」というより「もちもちおやつ系パン」と表現されることもある。

流行の背景

韓国本国での人気

2020年代に入って韓国のソウル・聖水洞(ソンスドン)エリアを中心に「ベーグルカフェ」が爆発的に増加。ロンドンベーグルミュージアムナッシュベーグルなど、行列必至の店舗が次々と誕生した。SNSでの拡散も追い風となり、若者のカフェ巡り文化と合体して定番化した。

日本への上陸

韓国カルチャーへの親和性が高い日本のMZ世代を中心に、2024年頃から韓国旅行で食べた人々が口コミで広め、2025年には東京・大阪を中心に専門店が続々オープン。2025年5月には韓国から上陸した「AREUM BAGEL(アルムベーグル)」が阿佐ヶ谷に本店をオープン。連日行列となり、7月には新大久保に2号店、その後も都内で店舗を拡大している。

大阪のコリアタウン(鶴橋・生野エリア)には「TOMORROW TIGER BAGEL」など人気店が誕生し、関西圏でもブームを牽引している。

ベーグル活

日本のMZ世代の間では、「ベーグル活」という新語が生まれている。これは、

  1. 美味しいベーグル店を探し歩く
  2. 個性的なビジュアルのベーグルを購入する
  3. 写真を撮ってSNSにアップする
  4. 自分のおすすめリストを作成・共有する

という一連の行動を指す。推し活マーラータン巡りに通じる、「美味しい+映える+誰かに勧めたくなる」の三要素を満たすトレンドとして注目されている。

主なフレーバー

韓国ベーグル店の定番フレーバーは以下の通り。

  • プレーン×クリームチーズ - 最もスタンダード
  • ガーリッククリームチーズ - 甘くないお食事系
  • オレオクリーム - 黒×白の美しい断面で人気
  • 抹茶×ホワイトチョコ - 日本上陸時にカスタマイズされたフレーバー
  • シナモンレーズン - 鉄板のスイーツ系
  • ピスタチオ - インパクト大の緑色
  • ベリーミックス - フォトジェニックなピンク色

これらは時期や店舗によって入れ替わり、季節限定フレーバーもファンの楽しみとなっている。

SNSでの広がり

InstagramTikTokでは「#ベーグル活」「#韓国ベーグル」のハッシュタグで膨大な投稿が見られる。とくに断面動画(カットして中のフィリングが現れる瞬間)はASMR的な需要もあり、再生数を稼ぎやすいコンテンツとなっている。

Z世代の女性インフルエンサーが牽引する形で広まったため、店舗側も撮影しやすい店内デザインフォトスポットの設置に力を入れており、ベーグルそのものだけでなく「ベーグル体験」全体がコンテンツ化している。

関連トレンド

韓国ベーグルの流行は、マーラータンダルゴナコーヒーなど過去の韓国発フードトレンドの系譜にある。日本における韓国カフェ文化の定着が、こうした食トレンドの土壌を作っていると分析されている。

また、もちもち食感ブームの一環として、台湾の「Q弾パン」や中華圏の「生もち」などとも親和性が高く、2026年は「もちもち×映え」フードが食トレンドの軸になっているとの指摘もある。

評価と将来性

スイーツ業界の専門家からは、「単なる流行で終わる懸念」も指摘されている。日本では過去にも何度かベーグルブームがあったが定着には至らなかったとの分析がある一方、今回のブームはSNSとの相性の良さで以前のブームとは異なる広がりを見せているとの見方もある。

ファッションプレスなどのメディアでは、「韓国ベーグルブームは2026年も継続する」と予測する記事が複数公開されている。

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