Rememberme (トーク | 投稿記録) 新規記事:JJ (雑誌)(自動作成) |
Bot: Add DEFAULTSORT JJ (さつし) |
||
| (他の1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
| 27行目: | 27行目: | ||
[[Category:メディア]] | [[Category:メディア]] | ||
[[Category:企業・サービス]] | [[Category:企業・サービス]] | ||
[[カテゴリ:作品・エンタメ]] | |||
{{DEFAULTSORT: JJ (さつし)}} | |||
2026年9月23日 (水) 04:45時点における最新版
概要[編集]
JJ(ジェイ・ジェイ)とは、光文社が1975年に創刊した日本の女性ファッション雑誌で、赤文字系雑誌の元祖とされる一誌である。
詳細[編集]
創刊と誌名[編集]
1975年に『女性自身』の別冊として隔月刊で創刊された。誌名は「Josei-Jishin」の頭文字から取られている。創刊号は6月号で、表紙の撮影は篠山紀信が担当した。1978年から『JJ』として月刊化される。2020年12月23日発売の2021年2月号をもって月刊の発行を終了し、以後は不定期刊行とウェブでの発信に移っている。
週刊の女性誌から派生してファッション誌になったという出自は、この雑誌の性格を説明する。女性自身は路線変更の決断が早い媒体だったが、別冊という形なら本誌の売り上げを損なわずに新しい方向を試せる。当たれば独立させればよく、外れても本誌は無傷で済む。
読者モデルという発明[編集]
先行していたan・anやnon-noは、外国人モデルが着た最新の服を見せる作りだった。これに対しJJは一般の女子大学生や働く若い女性をそのまま誌面に登場させ、店名・商品名・価格を明記した。
この違いは大きい。有名なモデルが着ている服は「かっこいいかどうか」でしか判断できないが、自分と同じ立場の人が着ている服は「自分が着たらどう見えるか」の手がかりになる。さらに価格と店名が書いてあれば、見た瞬間に買えるかどうかが分かる。読者が知りたかったのは流行そのものではなく、自分の予算と生活のなかで実行できる具体例だった。
赤文字系の始まり[編集]
JJの成功を受けて、他社が同じ構成の大学生向けファッション誌を相次いで創刊した。CanCam、ViVi、『Ray』がこれにあたり、誌面の類似性と発売日がいずれも23日であることから、4誌はまとめて「赤文字系雑誌」と呼ばれるようになる。創刊誌が市場を作り、後から来た各誌がそれぞれ別の方向へ寄っていったという流れは、週刊女性が最初に出た女性週刊誌でありながら後発2誌に部数で抜かれた経緯と並べて読むと分かりやすい。市場を作った側が市場を取るとは限らない。
誌面の作り手の変化[編集]
2010年代以降は、自らブランドを経営する人物やブログで発信するモデルを前面に出す誌面づくりが行われた。読者と同じ立場の人を載せるという創刊時の発想は変わっていないが、「同じ立場」の中身が学生から発信者へ移っている。誰を載せれば読者が自分に引き寄せて読めるかという基準は、その時々の「普通の読者」がどこにいるかで動く。
余談[編集]
- 月刊化の終了は部数の減少を背景に語られることが多いが、ウェブへの移行が雑誌の終わりなのか形を変えた継続なのかは立場によって見方が分かれる。紙の発行は部数という一つの数字で結果が出るのに対し、ウェブは閲覧数・滞在時間・購買と指標が分かれるため、同じ物差しで比べられない。
- 兄弟誌にあたる男性ファッション誌のモデルが誌面に登場する構成が取られていた時期がある。読者に見せたいのが服だけでなく「その服で誰に会うか」まで含む場合、雑誌の側で相手役を用意する必要が出てくる。