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起点は1960年6月に設立された日本娯楽物産である。同社はジュークボックスやピンボールといった業務用アミューズメント機器の販売を手がけており、ここから現在のセガへつながる系譜が始まる。社名のセガは Service Games に由来するという説明が広く流通している。ただし現在の株式会社セガは持株会社化やグループ再編を何度も経ているため、「会社としてどこまで同一なのか」は資料によって書き方が異なる。
起点は1960年6月に設立された日本娯楽物産である。同社はジュークボックスやピンボールといった業務用アミューズメント機器の販売を手がけており、ここから現在のセガへつながる系譜が始まる。社名のセガは Service Games に由来するという説明が広く流通している。ただし現在の株式会社セガは持株会社化やグループ再編を何度も経ているため、「会社としてどこまで同一なのか」は資料によって書き方が異なる。


日本のゲーム会社の多くが玩具や電機から出てきたのに対し、セガの出自はゲームセンターに置かれる機械そのものである。この出自は後々まで社風に残り、[[ゲーム]]センター向けの大型筐体や体感ゲームで先行する一方、家庭用市場では「業務用の移植」という発想から抜けにくいという評価にもつながった。
日本のゲーム会社の出自はさまざまで、[[任天堂]]は花札とトランプ、[[カプコン]]は業務用機器の販売、[[コナミ]]はジュークボックスの修理から出発している。セガの出自もゲームセンターに置かれる機械そのものであった。この出自は後々まで社風に残り、[[ゲーム]]センター向けの大型筐体や体感ゲームで先行する一方、家庭用市場では「業務用の移植」という発想から抜けにくいという評価にもつながった。


== 家庭用ゲーム機メーカーだった時代 ==
== 家庭用ゲーム機メーカーだった時代 ==
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== ハード撤退後 ==
== ハード撤退後 ==
撤退は事業の縮小として報じられたが、結果として起きたのは逆のことだった。自社ハードを持たなくなったことで、セガのソフトを[[PlayStation]]でも[[Nintendo Switch]]でもPCでも出せるようになり、作品が届く範囲はむしろ広がった。ソニック・ザ・ヘッジホッグは撤退後のほうが世界的な知名度を伸ばし、実写映画シリーズにもなっている。龍が如くやペルソナのように、国内向けに作られた作品が海外で評価されて後から逆輸入的に注目される例も出た。
撤退は事業の縮小として報じられたが、結果として起きたのは逆のことだった。自社ハードを持たなくなったことで、セガのソフトを[[PlayStation]]でも[[Nintendo Switch]]でも[[Steam]]をはじめとするPC向け配信でも出せるようになり、作品が届く範囲はむしろ広がった。ソニック・ザ・ヘッジホッグは撤退後のほうが世界的な知名度を伸ばし、実写映画シリーズにもなっている。龍が如くやペルソナのように、国内向けに作られた作品が海外で評価されて後から逆輸入的に注目される例も出た。


現在はセガサミーホールディングスの傘下にあり、家庭用・PC・スマートフォン向けのソフト開発と、アミューズメント機器の事業を柱としている。
現在はセガサミーホールディングスの傘下にあり、家庭用・PC・スマートフォン向けのソフト開発と、アミューズメント機器の事業を柱としている。

2026年9月16日 (水) 23:22時点における最新版

株式会社セガ
SEGA CORPORATION
略称 セガ
国家 日本
種類 株式会社
市場情報 非上場(親会社が東証プライム上場)
業種 情報・通信業
本社所在地 東京都品川区
設立日 1960年6月
上場 非上場
所有者 セガサミーホールディングス
主要株主 セガサミーホールディングス(親会社)
主要部門 コンシューマ事業/アミューズメント事業
代表作品 ソニック・ザ・ヘッジホッグ/龍が如く/ペルソナ
別名 SEGA
リンク https://www.sega.jp/


概要[編集]

セガとは、日本のゲームメーカーである。業務用アミューズメント機器から出発し、1980年代から1990年代にかけては家庭用ゲーム機のメーカーとして任天堂ソニーと市場を争ったが、2001年にハードウェア事業から撤退し、以後はソフトウェア専業のメーカーとして活動している。

詳細[編集]

起点は1960年6月に設立された日本娯楽物産である。同社はジュークボックスやピンボールといった業務用アミューズメント機器の販売を手がけており、ここから現在のセガへつながる系譜が始まる。社名のセガは Service Games に由来するという説明が広く流通している。ただし現在の株式会社セガは持株会社化やグループ再編を何度も経ているため、「会社としてどこまで同一なのか」は資料によって書き方が異なる。

日本のゲーム会社の出自はさまざまで、任天堂は花札とトランプ、カプコンは業務用機器の販売、コナミはジュークボックスの修理から出発している。セガの出自もゲームセンターに置かれる機械そのものであった。この出自は後々まで社風に残り、ゲームセンター向けの大型筐体や体感ゲームで先行する一方、家庭用市場では「業務用の移植」という発想から抜けにくいという評価にもつながった。

家庭用ゲーム機メーカーだった時代[編集]

1983年にファミリーコンピュータと同時期にSG-1000を発売して以降、セガ・マークIII、メガドライブ、セガサターン、ドリームキャストと家庭用機を出し続けた。とくにメガドライブは北米で強く、1990年代前半には任天堂と北米市場を二分する時期があった。

この時期を構造で見ると、セガの苦戦の理由は性能でも作品数でもなく、ハードと周辺機器の世代交代が速すぎたことに行き着く。メガドライブの現役中にメガCD、続いてスーパー32Xという拡張機器を投入し、そのうえでセガサターンへ移行した。買い手からすれば「今買ったものが来年も主流なのか」が判断できず、ソフトメーカーからすれば開発資源をどこに置けばよいかが定まらない。ハードは本体が売れてソフトが集まり、ソフトが集まるから本体が売れるという循環で伸びるものなので、その循環に入る前に次が出てくると積み上がらない。PlayStationがCD-ROMという一本の器で長く戦ったのと対照的である。

1998年のドリームキャストは標準で通信機能を備え、家庭用機のオンライン接続を早い段階で商品化した。ただし当時は常時接続が普及しておらず、市場が追いつく前に販売が伸び悩み、2001年にハード事業から撤退した。

ハード撤退後[編集]

撤退は事業の縮小として報じられたが、結果として起きたのは逆のことだった。自社ハードを持たなくなったことで、セガのソフトをPlayStationでもNintendo SwitchでもSteamをはじめとするPC向け配信でも出せるようになり、作品が届く範囲はむしろ広がった。ソニック・ザ・ヘッジホッグは撤退後のほうが世界的な知名度を伸ばし、実写映画シリーズにもなっている。龍が如くやペルソナのように、国内向けに作られた作品が海外で評価されて後から逆輸入的に注目される例も出た。

現在はセガサミーホールディングスの傘下にあり、家庭用・PC・スマートフォン向けのソフト開発と、アミューズメント機器の事業を柱としている。

海外の反応[編集]

英語圏では1990年代のメガドライブ(現地名 Genesis)が世代の共通体験として記憶されており、当時の広告で任天堂を名指しで比較した攻撃的な売り方も語り草になっている。一方で、ハードを畳んだ会社が看板キャラクターだけを生き延びさせた例として引かれることも多い。ソニックの映画化については、原作のイメージを広げたという評価と、ゲームから離れたところで消費されているという見方が並立しており、どちらかに決着したとはいいがたい。

よくある質問[編集]

セガは今もゲーム機を作っているのか
家庭用ゲーム機は2001年のドリームキャストを最後に製造していない。現在はソフトウェアと業務用機器が中心である。
セガと任天堂はどちらが古いのか
会社としての設立は任天堂(1889年創業)のほうが古い。ただし両社とも当初はゲーム機を作る会社ではなかった。
ソニックはセガの作品か
セガの作品である。1991年にメガドライブ向けに登場した。

余談[編集]

  • セガの家庭用機は、性能では同時期の競合を上回っていた時期が何度もある。にもかかわらず市場では伸びなかったことから、家庭用機の勝敗を決めるのは仕様表の数字ではないという例としてよく引かれる。
  • ハード撤退の翌年以降、かつての競合だった任天堂のハードにセガのソフトが並ぶようになった。これを象徴的な出来事として受け止めた層は今も厚い。
  • 業務用の体感ゲームで培った大型筐体の技術は、現在もアミューズメント施設向けの機器に引き継がれている。

外部リンク[編集]

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