株式会社Atelier Pontdarc Atelier Pontdarc Co., Ltd. | |
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略称 | Atelier Pontdarc |
国家 | 日本 |
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
業種 | 情報・通信業(アニメーション制作) |
本社所在地 | 東京都杉並区荻窪5丁目28番13号 荻窪駅前ビル4F |
設立日 | 2020年7月27日 |
年齢 | 4周年 |
設立者 | 吉川綱樹 |
代表者 | 吉川綱樹(代表取締役) |
資本金 | 非公開 |
上場 | 非上場 |
時価総額 | 非公開 |
年間売上 | 非公開 |
従業員数 | 13名 |
支店舗数 | なし |
所有者 | 非公開 |
主要株主 | 非公開 |
主要部門 | アニメーション企画・制作・プロデュース |
主要子会社 | なし |
関係する人物 | 吉川綱樹 |
リンク | 公式サイトTwitter |
概要[編集]
日本のアニメーション制作会社。かつてWHITE FOXに所属していたプロデューサー・吉川綱樹が退社後に設立した新興スタジオ。「アトリエ ポンダルク」と読む[* クライアントであるDR MOVIE公式サイトに記載あり。[[1]]。
歴史[編集]
2020年7月、WHITE FOX出身のプロデューサー吉川綱樹によって設立。
特徴[編集]
代表取締役兼プロデューサーの吉川綱樹がWHITE FOXを独立して設立。自身の人脈を活かし、酒井啓太をはじめとする『Re:ゼロから始める異世界生活』アニメシリーズの有力スタッフを多数起用している。そのため新興スタジオながら一定のクオリティを持つ作品制作が可能とされている。
設立当初はWHITE FOXとの関係は良好ではなかったが、2023年頃からWHITE FOXが下請け業務を経て体制を再整備する中で旧スタッフとの関係を修復し、関係が改善された。
一方で、2022年時点での専属スタッフはわずか4名と少数であり、大部分をフリーランスや外部スタッフに依存している。そのため中小制作会社特有のスケジュールの乱れも抱えており、実際に『異世界おじさん』では度重なる放送延期が発生。演出家が「アニメーターが足りない」と訴える出来事も発生し、第8話を最後に放送が一時中断、分割クールとして延期される事態となった。
評判[編集]
少人数ながら原作テイストを忠実に再現する挑戦的な演出力でファンの注目を集める一方、作画・CGの安定性や放送スケジュール管理に課題を抱えるスタジオである。設立当初から『異世界おじさん』や『異世界失格』といった異世界もののコミカルな世界観を上手くアニメ化し、「原作の味を壊さない大胆なカット割り」「随所に散りばめられた原作ネタの再現度」に多くの称賛が集まった。特に主人公の動きを活かすCG演出は他社では見られない躍動感を生み出し、「一瞬で作品世界に引き込まれる」との声がかかるほどである。
しかし、その少人数体制ゆえに作画のクオリティにムラが生じやすく、人物の動きが不自然にカクつく場面や、色彩設計における誤差がカット間で目立つとの指摘が根強い。加えて、放送直前やOVAのリリース直前に急遽スケジュール変更が入ることがあり、「楽しみにしていた回が延期される」「後半にクオリティ調整が追いつかず粗が見える」といった不満がSNSで散見される。少数精鋭ゆえの機動力の高さは高く評価されるが、その反面、安定した品質を確保するための体制強化と、プロジェクト管理の徹底が今後の大きな課題である。
作品履歴[編集]
テレビアニメ[編集]
開始年 | 放送期間 | タイトル | 監督 | シリーズ構成 | アニメーション プロデューサー |
原作 |
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2022年 | 7月 - 8月 11月 - 12月 |
異世界おじさん | 河合滋樹 | 猪原健太 | 吉川綱樹 | 漫画 |
2023年 | 3月 | |||||
2024年 | 7月 - 9月 | 異世界失格 | 中西やすひろ | |||
2025年 | 未公表 | フードコートで、また明日。 | 古賀一臣 | 花田十輝 | 未公表 |
Webアニメ[編集]
配信年 | タイトル | 監督 | アニメーション プロデューサー |
原作 |
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2021年 | がんばれ同期ちゃん | 古賀一臣 | 吉川綱樹 | イラスト |