| 美竹涼子 | |
|---|---|
| Ryoko Mitake | |
![]() 出身地の東京都(新宿の高層ビル群。本人写真ではない/出典:Wikimedia Commons・Morio撮影・CC BY-SA 3.0) | |
| 本名 | 非公表 |
| 生年月日 | 1982年12月3日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 155cm(2002年時点) |
| 血液型 | A型 |
| 活動期間 | 2002年 - 2004年(AV出演) |
| デビュー | 2002年1月『初熱してる。』(アリスJAPAN) |
| ジャンル | 単体女優 |
| 専属 | アリスJAPAN/マックス・エー(2社専属) |
| レーベル | アリスJAPAN、マックス・エー |
| 事務所 | 非公表 |
| 主な受賞 | 東京スポーツ映画大賞 第3回ビートたけしのエンターテインメント賞 主演AV女優賞(2003年) |
| 別名 | 樹本涼子(グラビア時代の名義) |
| 公式サイト | なし(2007年開設のブログは現存せず) |
概要[編集]
美竹涼子(みたけ りょうこ、1982年12月3日 - )は、東京都出身の元AV女優。2002年1月にアリスJAPANとマックス・エーの2社専属・32本契約という異例の条件でデビューし、2003年に東京スポーツ映画大賞「ビートたけしのエンターテインメント賞」主演AV女優賞を受賞した、2000年代前半の代表的な単体女優である。
詳細[編集]
グラビア時代と「樹本涼子」名義[編集]
AVデビューの直前、2001年12月に樹本涼子名義で写真集『ROSE』(撮影:吉田裕之、英知出版)を出しているのが、確認できる最初期の仕事である。英知出版は当時、グラビア誌とビデオの両方でアイドル寄りの女優を多く扱っていた版元で、美竹もこの流れから業界に入った。
AVデビュー時に「美竹涼子」へ改名しており、以後のビデオ・写真集はすべてこの名前で出ている。2002年10月号の『ベストビデオ』(三和出版)「今月のグラビアAVアイドル」では、身長155cm・血液型A型・東京都出身というプロフィールで紹介されている。
2社専属・32本契約という異例のデビュー[編集]
2002年1月25日、アリスJAPANから『初熱してる。』でデビュー。翌月2月25日にはマックス・エーから『Pride』が出ており、2つのメーカーが交互に新作を出す2社専属という形でスタートした。契約本数は32本とされ、DMMのアダルトビデオ30周年企画「AV30」のアダルトメディア年表にも「前代未聞の32本契約でのデビュー」として記録されている。
当時の単体女優の専属契約は、1社で月1本・半年から1年というのが一般的だった。2社で毎月ほぼ1本ずつ、合わせて月2本に近いペースで約2年半出し続けるという設計は、それだけで業界内の話題になった。実際、2002年の1年間だけで両社合わせて14本前後がリリースされている。
この「2社専属」という形は、メーカー側にとっては1人の女優の露出を倍にでき、女優側にとっては1社専属より多くの本数を保証されるという、双方に利点のある仕組みである。その代わり撮影はほぼ毎月入ることになり、美竹の場合はデビューから引退まで、新作が出なかった月がほとんどない。
マックス・エーの黄金期[編集]
マックス・エーは2003年にAVの各賞で5冠を獲得するなど、2000年代前半に最も勢いのあった美少女系メーカーのひとつで、この年は美竹のほか蒼井そら・吉沢明歩・ゆうきりり・あすからが活躍した。2004年にはあいだゆあ・北島優がデビューし、その後も二宮沙樹・みひろらが続いている。
美竹はこの黄金期の前半を支えた看板の一人で、アリスJAPAN側でも同時期の主力として扱われた。両社の作品は、デビュー作から2004年まで毎月のように途切れずに出ている。
東スポ映画大賞の受賞[編集]
2003年、東京スポーツ新聞社が主催する東京スポーツ映画大賞の一部門「第3回ビートたけしのエンターテインメント賞」で主演AV女優賞を受賞した。この賞は審査委員長のビートたけし(北野武)が選ぶもので、一般の映画賞とAVの賞が同じ授賞式に並ぶ珍しい場として知られる。
授賞式の記念撮影では、主演AV女優賞の受賞者の恒例どおりトップレスで撮影に応じた。一方で、会場に大勢いた芸能人やマスコミ関係者の前ではトップレス姿を見せなかったというエピソードが残っている。
写真集とゲーム[編集]
AVと並行して写真集も数多く出しており、英知出版・竹書房・バウハウスなどから2001年から2007年にかけて9冊が確認できる。撮影には斉木弘吉・西條彰仁・西田幸樹らグラビアの第一線のカメラマンが起用された。
2003年12月には、本人をモデルにしたPCゲーム『美竹涼子の人妻麻雀』(rouge/ウィル)も発売されている。AV女優の名前を冠した脱衣麻雀ゲームは2000年代前半のPCゲーム市場で一つのジャンルになっており、本作もその一本である。
引退[編集]
2004年6月の『サマンサ』『Silent Letter』(マックス・エー)、同年11月のアリスJAPAN作品を最後に新作の撮影から離れ、2004年に引退した。引退後も2005年1月・3月にアリスJAPANから作品が出ており、『オール・アバウト・美竹涼子』(2005年3月18日)が最後のリリースになっている。
2007年の再登場[編集]
引退から約3年後の2007年6月13日、公式サイトでブログを開始した。同年10月には『FLASH』2007年10月23日号(通巻979号、光文社)のグラビアに登場し、3年ぶりにヌードを披露して話題になった。同じ月に双葉社から写真集『ETERNAL BEAUTY』(撮影:西田幸樹)も出ている。
ただし、この再登場はグラビアと写真集に限られ、AVへの復帰はしていない。ブログはその後閉鎖されており、2008年以降の公の活動は確認できない。
現在[編集]
2026年現在、芸能活動を再開したという報道や本人の発信は見当たらない。活動期間は約2年半と短いが、32本契約という数字と東スポ映画大賞の受賞歴によって、2000年代前半のAVを語るときに名前が出てくる一人になっている。
主な出演作品[編集]
AVはアリスJAPANとマックス・エーの2社から合計で40本近く出ている。主なものを挙げる。
| 発売日 | タイトル | メーカー | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2002年1月25日 | 初熱してる。 | アリスJAPAN | デビュー作 |
| 2002年2月25日 | Pride | マックス・エー | マックス・エー側のデビュー作 |
| 2002年3月29日 | エクスタシー | アリスJAPAN | |
| 2002年4月23日 | 禁断エロス | マックス・エー | |
| 2002年5月31日 | クレイジーラブ | アリスJAPAN | |
| 2002年6月21日 | エクスタシー | アリスJAPAN | 3月作と同名 |
| 2002年6月25日 | Parfum | マックス・エー | |
| 2002年7月26日 | スリーピング ビューティー | アリスJAPAN | |
| 2002年10月29日 | ZONE | マックス・エー | |
| 2002年12月31日 | Eros | マックス・エー | |
| 2003年2月21日 | TABOO | マックス・エー | |
| 2003年4月22日 | 魔女の棲み家 | マックス・エー | 8月に続編 |
| 2003年6月27日 | R嬢の物語 | マックス・エー | |
| 2003年7月25日 | 新人OL 危ない密室 | アリスJAPAN | |
| 2003年8月29日 | More Beauty | マックス・エー | |
| 2003年11月28日 | 美女が野獣 | アリスJAPAN | |
| 2003年12月26日 | ようこそMax Cafeへ! | マックス・エー | |
| 2004年5月21日 | 投稿 | アリスJAPAN | |
| 2004年6月25日 | サマンサ | マックス・エー | |
| 2004年6月29日 | Silent Letter | マックス・エー | |
| 2005年3月18日 | オール・アバウト・美竹涼子 | アリスJAPAN | 最後のリリース |
写真集[編集]
- 『ROSE』(2001年12月、撮影:吉田裕之、英知出版)※「樹本涼子」名義
- 『PRICK』(2002年5月10日、撮影:斉木弘吉、英知出版)
- 『限定 美竹涼子』(2003年3月30日、撮影:秋倉康介、英知出版)
- 『ラブラブ』(2003年4月10日、バウハウス)
- 『ドラマティック涼子』(2003年4月、撮影:西條彰仁、竹書房)
- 『MISTY涼子』(2004年3月26日、撮影:斉木弘吉、竹書房)
- 『美竹涼子 レジェンド』(2004年10月8日、撮影:斉木弘吉、竹書房)
- 『ラブラブ #08』(2005年1月、バウハウス)
- 『ETERNAL BEAUTY』(2007年10月、撮影:西田幸樹、双葉社)
ゲーム[編集]
- 『美竹涼子の人妻麻雀』(2003年12月19日、rouge/ウィル)
よくある疑問[編集]
美竹涼子は何者?[編集]
2002年から2004年に活動した元AV女優。アリスJAPANとマックス・エーの2社専属・32本契約でデビューし、2003年に東スポ映画大賞の主演AV女優賞を受賞した。2000年代前半のマックス・エー黄金期を代表する一人である。
読み方は?[編集]
「みたけ りょうこ」。「よしたけ」と読まれることがあるが誤り。
32本契約とは?[編集]
デビュー時に結ばれた専属契約の本数。2社で交互に新作を出すことで、通常の1社専属を大きく上回る本数を約束した契約で、AV30の年表でも「前代未聞」と記録されている。
引退はいつ?[編集]
2004年。最後のリリースは2005年3月の『オール・アバウト・美竹涼子』(アリスJAPAN)。
現在は何をしている?[編集]
2007年にブログ開設と『FLASH』のグラビアで一時的に再登場したが、それ以降の公の活動は確認できない。2026年時点で芸能活動の再開は報じられていない。
本名は?[編集]
公表されていない。デビュー前のグラビアでは「樹本涼子」という名義を使っていた。
出身地や身長は?[編集]
東京都出身。2002年時点のプロフィールでは身長155cm・血液型A型。
余談[編集]
- デビュー前の写真集名義「樹本涼子」と「美竹涼子」は、下の名前だけを残して名字を替えた形になっている。
- 東スポ映画大賞の受賞は2003年で、受賞作の多いマックス・エーにとってもこの年は5冠を獲った当たり年だった。
- PCゲーム『美竹涼子の人妻麻雀』は、デビューから2年足らずの時点で発売されている。AV女優の名前がゲームのタイトルになるのは、それだけ名前に集客力があった証拠でもある。
- アリスJAPANの作品では、2002年3月と6月に同じ『エクスタシー』というタイトルの作品が2本出ている。月1本ペースの量産体制ならではの現象である。
- 2社専属の先例・後継としては、同じマックス・エー系の高樹マリアや、2004年デビューのあいだゆあ・北島優の名前がよく並べて語られる。
関連項目[編集]
- マックス・エー - デビュー時の2社専属の一方。黄金期を支えた。
- アリスJAPAN - もう一方の専属先(ジャパンホームビデオ系)。
- 高樹マリア - 2社専属デビューの先例。
- 北島優/あいだゆあ/二宮沙樹 - 同時期のマックス・エー専属女優。
外部リンク[編集]
- ウィキペディア「美竹涼子」
