Akiyama Haruru
Akiyama Haruru
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秋山はるる(出典:萌娘百科)
本名 非公表
誕生日 8月27日
国籍 日本
職業 声優・歌い手
肩書 フリーランス声優
フォロワー数 Ci-en 約2,600人(2026年10月時点)
活動期間 2007年頃 -
代表的な実績 同人音声・同人ゲームへの多数出演、『もんむす・くえすと!』イリアス役、『その花びらにくちづけを にゅーじぇね!』蘇枋愛実役
事務所 フリー(過去に事務所所属)
ファンクラブ Ci-en「秋山はるる/大高あまね」
関連活動 YouTubeチャンネル「はるるのあばら家」
別名 大高あまね(商業名義)、椎那天・柊真冬(旧名義)
あだ名 はるるさん、テンさん
その他 宅録バイノーラル収録対応


概要[編集]

秋山はるる(あきやま はるる)とは、DLsiteなどで頒布される同人音声・ASMR作品や同人ゲームを中心に活動する日本のフリーランス声優・歌い手である。商業のアダルトゲームやソーシャルゲームでは「大高あまね」(おおだか あまね)名義を用いており、旧名義は「椎那天」「柊真冬」。8月27日生まれ。

詳細[編集]

2つの名義の使い分け[編集]

秋山はるるの最大の特徴は、活動の場によって名義をはっきり分けている点にある。本人の個人サイト「AMANE ISM」やCi-enのプロフィールによれば、同人関係の仕事はすべて「秋山はるる」、ソーシャルゲームや美少女ゲームなど商業流通する作品は「大高あまね」として出演している。

さらにMisskeyのプロフィールでは、健全な作品やナレーションの仕事についても別の名義で受けていると書かれている。つまり、ファンが「はるるさん」と呼ぶ同人の顔、「大高あまね」としての商業ゲームの顔、そしてそれ以外の一般向けの顔という、少なくとも三つの顔を持つ声優だといえる。

旧名義「椎那天」「柊真冬」[編集]

キャリア初期は「椎那天」(しいな あまね)および「柊真冬」(ひいらぎ まふゆ)という名義で活動していた。Ci-enのプロフィールでは、これらの旧名義は2020年以降は使用していないと明記されている。

「椎那天」は、最初に「シイナアマネ」という響きを決め、そこに漢字を当てた名前とされる。名前の部分は当初「天音」とする予定だったが、ゲーム『エンジェル・ハント』の登場人物と被ってしまうため、「天」の一文字で「アマネ」と読ませることにしたという。ところがこれが仇となり、多くの人に「テン」と読まれてしまった。結果として誤読由来の「テンさん」という愛称が定着し、一時は改名を考えたこともあったと伝えられている。

フリーランスとしての活動[編集]

個人サイトによれば、声優事務所に所属した時期を経て、現在はフリーランスで活動している。中国語圏のファンwiki「萌娘百科」では、初期は仕事をしながらワークショップなどで演技を学び、数年間事務所に在籍していたとされ、「秋山はるる」の名前もその頃から使い始めたと紹介されている。

依頼は商業・同人・法人・ノンクレジット案件まで幅広く受け付けており、DLsiteの「DLチャンネル」にご依頼用メールフォームと出演スケジュールをまとめた記事を2024年から掲載し、定期的に更新している(2026年9月にも更新)。X(旧Twitter)のDMやCi-enのメールフォームからも依頼を受け付けている。

宅録とバイノーラル収録[編集]

近年の同人音声業界では、声優自身が自宅スタジオで録音して納品する「宅録」が主流になっているが、秋山はるるもこれに対応している。プロフィールでは「宅録バイノーラル収録可能」とうたい、ノイマンのダミーヘッドマイク「KU100」と、同人ASMR界で定番となっている「黒耳」系のバイノーラルマイクの両方で収録できると紹介している。

ダミーヘッドを使ったバイノーラル録音は、耳元でささやいているかのような立体音響を作り出せるため、ASMR作品には欠かせない技術である。サークル側が機材を用意しなくても、声優の自宅で本格的な立体音響の収録が完結するというのは、制作者にとって大きな強みになっている。

経歴[編集]

2000年代後半:デビューと美少女ゲーム出演[編集]

日本語版ウィキペディアの「椎那天」の記事によると、出演記録は2007年から始まっている。同年には『君の魔名はリナ・ウィッチ』でアリッサ=里奈・田中役、『学園セイバー ヨーコ』で桐崎ヨーコ役を担当した。萌娘百科では、2008年頃から旧名義で音声作品や多数の同人ゲームに出演したと紹介されている。

2009年から2012年にかけては出演数が急増し、同人ゲームと商業の美少女ゲームの両方に年間十数本ペースで名前が並ぶ。この時期の主な出演作には『Snow Drop〜first step in spring〜』(小日向さくら役)、『RINASCIMENTO リナシメント』(リリー役)、『りりかる!』(横関深雪役)、『Arpeggio』(禊萩葉月役)などがある。

2010年代前半:『もんむす・くえすと!』とひよこシリーズ[編集]

2011年には、人気同人RPG『もんむす・くえすと!』の前章で女神イリアス役を担当した。同作は同人ゲームとしては異例のヒットとなり、シリーズ化された作品で、秋山はるる(当時は椎那天名義)の出演作の中でもよく知られた一本である。

2012年には『ひよこストライク!』『ひよこフェスティバル!』で舞原獅士王役、『Color of White』で霧葉役、『FaintTone』で成瀬鈴萌役、『さくら、咲きました。』でこっこ役などを演じている。また、はいぺりよん制作の『S.I.S.T.A.R.S:KISS OF TRINITY』にも出演した。

2010年代後半:商業ゲームへの広がり[編集]

2015年には百合系ノベルゲーム『その花びらにくちづけを にゅーじぇね!』で蘇枋愛実役を担当。萌娘百科では代表キャラクターの一つに挙げられており、同作の主題歌CDにも参加している。

2016年以降はソーシャルゲームやPCゲームへの出演も目立つようになる。2016年にはエウシュリーの『珊海王の円環』でラファエラ役、『TOKYO EXE GIRLS』で末広あやめ・霞ヶ関渓・高円寺サヨの3役を担当。2017年には『魔王の始め方』で4役、『オトギフロンティア』でボレアス・ヤマツミ・吉備津桃葉を演じた。2018年には『対魔忍RPG』でイーオ・オライオン役、『カスタムオーダーメイド3D2』(CUSTOM ORDER MAID 3D2 GP-01)で南町梅子役、『コイカツ! アフタースクール』でボイスタイプの一つを担当している。

2020年代:名義の整理と同人音声の第一線[編集]

2020年を境に旧名義の使用をやめ、同人は「秋山はるる」、商業は「大高あまね」という現在の体制に一本化した。同年にはYouTubeでの動画投稿とゲーム配信もスタートさせている。

2021年には『コイカツ!サンシャイン』に出演したほか、萌娘百科によれば同人RPG『聖騎士リッカの物語』でリッカ役(主演)、『Chris Survival』でクリス役を担当した。DLsiteで「秋山はるる」をクリエイター名検索すると、ボイス・ASMR作品を中心に数百件規模の作品がヒットし(キーワード検索のため一部に他の声優の作品も含まれる)、同人音声界で最も出演数の多い声優の一人であることがうかがえる。近年も『CIRCLEMATE サークルメイト』(スチールニャンコ)、『カルティベーター ~引退騎士とモン娘のにぎやか開拓記~』(ふらいんぐパンジャンドラム)といった同人ゲームのほか、多数のサークルの音声作品に継続的に出演している。

主な出演作品[編集]

商業・同人を問わず、比較的知られたゲーム作品を中心に抜粋する(役名は判明分。旧名義時代のものを含む)。

年 作品 役名 備考
2007 君の魔名はリナ・ウィッチ アリッサ=里奈・田中 初期の出演作
2007 学園セイバー ヨーコ 桐崎ヨーコ
2010 Snow Drop〜first step in spring〜 小日向さくら
2010 RINASCIMENTO リナシメント リリー 続編『偽りの赤き双子座』にも出演
2010 りりかる! 横関深雪
2011 Arpeggio 禊萩葉月 主題歌「証」も担当
2011 天空の花嫁と。 -僕は妻に、二度目の恋をした- ビアンカ
2011 もんむす・くえすと! 前章 イリアス 同人RPG
2012 ひよこストライク! / ひよこフェスティバル! 舞原獅士王
2012 S.I.S.T.A.R.S:KISS OF TRINITY - はいぺりよん
2012 Color of White 霧葉
2015 その花びらにくちづけを にゅーじぇね! 蘇枋愛実 主題歌CDにも参加
2016 珊海王の円環 ラファエラ エウシュリー
2016 TOKYO EXE GIRLS 末広あやめ、霞ヶ関渓、高円寺サヨ
2017 魔王の始め方 スピナ、リル、エレン、メリザンド
2017 オトギフロンティア ボレアス、ヤマツミ、吉備津桃葉 ソーシャルゲーム
2018 対魔忍RPG イーオ・オライオン ソーシャルゲーム
2018 カスタムオーダーメイド3D2 GP-01 南町梅子
2018 コイカツ! アフタースクール ボイスタイプ
2020 楽園歩きのリフレイン ユリ
2021 コイカツ!サンシャイン ボイスタイプ
2021 聖騎士リッカの物語 リッカ 同人RPG・主演
2021 Chris Survival クリス 同人ゲーム

同人音声(ボイス・ASMR)については出演本数が非常に多く、成人向け作品が大半を占めるため個別タイトルは省略する。耳かき・添い寝・癒し系などの全年齢向けASMR作品への出演も見られる。

歌唱[編集]

声優業と並んで「ボーカル」としても活動しており、プロフィールでも歌の仕事を受け付けていることを明記している。旧名義時代には『Arpeggio』の主題歌「証」を担当し、『S.I.S.T.A.R.S:KISS OF TRINITY』の挿入歌「証-Lunatic SOL burst Remix-」では椎那天名義で唯野ゆいな、涼貴涼とともに歌唱している。

人物・声の特徴[編集]

声質と演技の幅[編集]

萌娘百科では、地声はやや低めのお姉さん系で、笑い方に特徴があると紹介されている。一方で演技の幅は広く、お姉さんや大人の女性から少女まで演じ分けられるとされる。Misskeyのプロフィールでも自ら「低音〜高音まで対応」と書いており、守備範囲の広さは本人も認めるところである。

一人二役をこなした作品では、性格がまったく異なる二人のキャラクターを生き生きと演じ分けたと評されている。商業ゲームで一作品に3〜4役を兼ねていることが多いのも、この声色の幅広さを物語っている。

趣味・好きなもの[編集]

  • コーヒー:大のコーヒー好きで、SNSにはコーヒーの写真がよく投稿されるという。
  • スライム:『ドラゴンクエスト』シリーズのマスコット「スライム」が大好きで、ゲームをプレイするだけでなくグッズも集めているとされる。
  • 絵:本人は絵が苦手だとネタにしているらしく、萌娘百科でも取り消し線付きでそのことが触れられている。

同業者との交流[編集]

同人声優の仲間との交流も多く、萌娘百科では陽向葵ゅか、琴音有波、涼花みなせなどとの親交が紹介されている。2020年末には同人声優仲間と『Among Us』のコラボ配信を行った。

配信・SNS活動[編集]

YouTube「はるるのあばら家」[編集]

2020年からYouTubeで動画投稿とゲーム配信を始めた。チャンネル名は「はるるのあばら家」で、概要欄では「ただゲームするだけのチャンネル」と自己紹介している。チャンネルのキーワードにはゲーム実況・ASMR・声優・音声作品が並ぶが、中身は基本的に雑談しながらのゲームプレイが中心である。

萌娘百科によれば、PS2版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』や『Among Us』を長期にわたって配信していた。スライム好きらしく、ドラクエの配信は彼女の定番コンテンツとなっている。ちなみに旧名義時代、『天空の花嫁と。』という作品で「ビアンカ」役を演じていたのは、ドラクエ好きとしては面白い巡り合わせである。

Ci-en[編集]

DLsiteが運営するクリエイター支援サイトCi-enに「秋山はるる/大高あまね」名義のページを開設しており、2026年10月時点のフォロワーは約2,600人。プランは2種類で、無料の「はるるさんの日常」では日記やお知らせを不定期に更新し、月額500円のプランでは交流用Discordサーバーへの案内と月1回の個人ボイス(音声リクエスト)を提供している。

支援金は機材費や設備のメンテナンス、プレゼント企画などに充て、使い道を年に一度記事で報告するというスタイルを取っている。2026年に入ってからも、毎月の個人音声リクエスト用スレッドが継続して立てられているほか、8月には私生活のちょっとした出来事をつづった記事も公開されている。

X・Misskey[編集]

メインのSNSはX(旧Twitter)で、出演情報や依頼窓口の案内を発信している。またMisskey.ioにも「🍜秋山はるる/大高あまね🍜」の名前でアカウントを持ち、プロフィールでは「一時避難用アカウント」としている。出演情報には「#はるまふ星」、ファンに見てほしいお知らせには「#はるるさん回覧板」というハッシュタグを使っている。

余談[編集]

  • 「椎那天」の名前は、当初予定していた「天音」がゲーム『エンジェル・ハント』のキャラクターと重なるため「天」一文字になったという経緯がある。名前でトラブルを避けたはずが、今度は「テン」と誤読される羽目になったというのは、何とも皮肉なエピソードである。
  • Misskeyの表示名にはラーメンの絵文字(🍜)が付いている。
  • 旧名義時代の2010年には、ある同人作品でDLsiteのマスコットキャラクター「ディル」を演じたことがある。現在DLsiteを主戦場にしている声優が、かつてDLsiteの看板娘を演じていたというのはちょっとした縁である。
  • Ci-enでは支援金の使い道を年1回報告しており、ファンとの金銭面の透明性を大切にしている。
  • 個人サイトの名前「AMANE ISM」は、商業名義・旧名義に共通する「あまね」から取られていると見られる。
  • 2020年の名義整理と同じ年にYouTube配信を始めており、この年が活動スタイルの大きな転換点になっている。

外部リンク[編集]

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