社美緒
誕生日 1991年5月2日
年齢 35歳
出身地 福島県
居住地 東京都
身長 175cm
職業 ホスト、実業家(Group Yggdrasill会長)
プラットフォーム YouTube、TikTok
活動期間 2009年 -
ジャンル ナイトワーク
事務所 Group Yggdrasill
別名 MIO YASHIRO
リンク Group Yggdrasill公式サイト


概要[編集]

社美緒(やしろ みお、1991年5月2日 - )とは、東京・歌舞伎町を中心に店舗を展開するホストクラブグループ「Group Yggdrasill(グループユグドラシル)」の会長を務める実業家・ホストである。現役時代にトップホストとして名を馳せ、現在は経営者・人材育成者として業界を牽引する存在として知られる。

詳細[編集]

社美緒は、プレイヤー(現役ホスト)・店舗経営・グループ運営・人材育成という、ホストクラブに関わるあらゆる立場を経験してきた人物である。歌舞伎町で自らのブランドを確立したのち、2015年に自身の理想を形にした店舗を立ち上げ、翌年にはグループ化を果たした。

トレードマークである青い髪と、落ち着いた話し方・言葉選びが特徴で、華やかさよりも品格や説得力で存在感を放つタイプのインフルエンサーとして位置づけられる。2026年に配信が始まった大型ホストオーディション番組『ホストコール』に審査員「KING」の一人として出演したことをきっかけに、ホスト業界に詳しくない一般層からも「社美緒とは何者か」と注目を集めるようになった。同番組には「殿」の愛称で知られる徳川流一ら全国のトップホストもKINGとして名を連ねている。

自身のYouTubeチャンネルやTikTokなどのSNSでは、店舗を巡回してキャストに助言する様子や、仕事・経営・ホスト業界のあり方についての考えを発信しており、若い経営者やホスト志望者からの支持も厚い。

経歴[編集]

ホストになるまで[編集]

社美緒は福島県出身。ホストを始める前はバー(バーテンダー)として働いていた時期があったが、収入を得るための仕事を探す中でホストという職業に出会ったと語っている。2008年のリーマン・ショックによる経済的な影響が、ホストの世界へ足を踏み入れる一つのきっかけになったとも伝えられる。その後上京し、歌舞伎町でホストとしてのキャリアをスタートさせた。

現役ホスト時代[編集]

歌舞伎町でデビューした社美緒は、複数の名門店を渡り歩きながらプレイヤーとして頭角を現していった。公開されている経歴によれば、2009年に「Confident」、2012年に「Fang」「Squall」、2014年に「FATE」と在籍店を移し、その過程でトップクラスのホストへと登り詰めた。とりわけ「FATE」在籍時にはナンバーの殿堂入りを果たすほどの成績を残し、年間の指名本数は1000本を超えたともいわれる(数字は本人・関係者の発信にもとづくもので、公的な裏付けがあるものではない)。

一度はホストクラブを離れ、歌舞伎町で自身のバーを経営していた時期もあったが、その後ふたたびホスト業界へと戻ることになる。

在籍店舗の変遷[編集]

Group Yggdrasillの公式プロフィールなどで公表されている主な経歴は次のとおり。

  • 2009年:Club Confident に入店し、歌舞伎町でホストとしてのキャリアを始める
  • 2012年:Club Fang、続いて Club Squall に移籍
  • 2014年:Club FATE に入店
  • 2015年:自身の店舗「Yggdrasill」をオープン
  • 2016年:Group Yggdrasill を創立
  • 2017年:Group Yggdrasill 会長に就任

歌舞伎町で複数の店を渡り歩いたのち、いったんホストクラブを離れて自分のバーを経営した時期を挟んで独立している。現役を退いた「元ホスト」ではなく、会長職と並行して公開プロフィール上は現在も在籍店舗で指名可能とされているのが特徴で、日によって出勤する店舗が変わるという。

独立とグループ設立[編集]

2015年、社美緒は現役時代に思い描いていた「こんなホストクラブがあればいい」という理想を形にすべく、自身の店舗「Yggdrasill(ユグドラシル)」をオープンした。オープン当初はメンバー集めや店舗運営に苦労し、自身の報酬からキャストの給与をまかなう場面もあったという。そこから少しずつ仲間が集まり、2016年には「Group Yggdrasill」としてグループ化。2017年に同グループの会長へ就任した。

Group Yggdrasill[編集]

Group Yggdrasillは、社美緒が会長を務めるホストクラブグループである。歌舞伎町を拠点としつつ、札幌や大阪などにも関連店舗を展開している。グループでは「成長と個性と自発性」を根幹に掲げ、「身だしなみ」「人間性の構築」「日々の継続」を重視した運営・育成方針をとっているとされる。

社美緒は、客の自由意思を尊重する店づくりを重視していると語っており、その一例として、テキーラを一定杯数ごとに、シャンパンもその都度会計する仕組みを取り入れていると説明している。これは、客が酔った勢いのまま次々と高額な追加注文をしてしまうことを防ぐための工夫だという。

2024年にはアパレルブランド「MIO YASHIRO L'ATELIER」を始動させるなど、ホストクラブ運営にとどまらず活動の幅を広げている。2026年時点では歌舞伎町を中心にホストクラブ約10店舗とキャバクラ1店舗を展開し、アパレルやバンドのプロジェクトも抱える規模になっているとされ、グループ全体の月間売上は2億円を超えると紹介されることもある。

新型コロナウイルスの流行期には、歌舞伎町のホストクラブが感染拡大の「夜の街」として名指しされるなか、グループとして感染予防・衛生管理に取り組み、行政との対話にも出ている(後述)。

ホストコールへの出演[編集]

2026年、社美緒はYouTubeで配信される大型ホストオーディション番組『ホストコール』に、審査員「KING」の一人として出演した。『ホストコール』は、キャバ嬢を対象とした人気オーディション番組『LAST CALL』のホスト版として2026年6月に始まった番組で、ROLANDと溝口勇児がMCを務め、全国から集まった18人のKINGが「プリンス」と呼ばれる志願者を審査する。

番組では、志願者を審査するだけでなく、「ホストとは何か」「現在のホスト業界にはどんな課題があるのか」といったテーマについて出演者どうしが意見を交わす場面もあり、社美緒の落ち着いた言葉遣いや立ち振る舞いはコメント欄で大きな注目を集めた。「社美緒がいるから見ている」「品があって素敵」といった、番組を通じて初めて社美緒を知り、その人柄に惹かれたという視聴者の声も多い。

社美緒自身は、出演の話を受けた際に「水商売を世に広める番組ではないか」という見方もあることを踏まえ、参加するかどうかをかなり考えたと自身のYouTubeで明かしている。そのうえで、憧れの対象となった人物がその後どう振る舞うかこそが重要だと考え、志願者にとって再挑戦の場となるような番組になってほしいという思いを語っている。

こうした番組をきっかけに、佐藤せるてぃあや平良翔太など、独自の経歴を持つ歌舞伎町のホストが一般層にも知られるようになっており、社美緒もまた「番組で初めて知った」層を多く獲得したホストの一人となった。

番組での立ち位置[編集]

KINGには社美緒のほか、同じく「殿」の徳川流一、売上実績で知られる優士、HAREM系の高見怜・早瀬優、一条レン、七瀬春人、シンデレライライ零、令和の夜王(あおい会長)、天音恋愛、成星心愛、千兎千尋、桐生レイラらが名を連ねる(KINGは第10話時点で21名。一覧はホストコールの記事を参照)。各グループの代表格が並ぶ中で、コメント欄では「ROLANDと社美緒は別格」という声も見られた。

2026年8月27日公開の第9話で合格した志願者の冬條カヲルは、社美緒のグループの「YGGDRASILL本店」に入店しており、番組の合格者を受け入れたKINGの一人にもなっている。

番組では近年のホスト業界への批判についても議論が交わされ、社美緒は業界で起きてきた問題をすべて肯定するわけではないとしたうえで、「自分たちにも美学はある」と発言した。かつては店側にも客側にも「夜の世界だから、これくらいはいい」という共通認識があったが、今は「夜の世界でもダメなものはダメ」という価値観に変わっているとし、夜の街ならではの非日常の楽しさと社会の価値観の両方が成り立つラインを、業界は探している途中だという見方を示している。

2026年8月6日には自身のXで、その回の放送について「こう言う志願者の再挑戦の場になる そう言う番組になって欲しい」と投稿した。また、ホストという文化を世の中に広げるうえで、発信する側のホストが世間に届く「数字」を十分に作れていないことを課題として挙げ、使える機会は活用して自分の名前とホストという文化を大きくしていきたいと語っている。

人物・信条[編集]

社美緒は、ホストという仕事や業界に対して独自の信条を持っていることで知られる。ホスト業界が社会から厳しい目を向けられることについては、起きてきた問題をすべて肯定するわけではないとしながらも、「自分たちにも美学はある」と語り、守るべき文化と時代に合わせて変えるべき部分とを切り分けて考える姿勢を示している。

接客論としては、客の弱さや心の隙間に「つけ込む」のではなく「寄り添う」ことを重視し、客自身の自由意思を尊重できる店であるかどうかが大切だと述べている。また新型コロナウイルスの感染拡大で歌舞伎町が厳しい視線にさらされていた時期には、吉住健一・新宿区長と対談を行い、歌舞伎町のイメージ改善や今後のあり方について行政側と直接意見を交わしたと伝えられる。

キャストの育成においては、優しい言葉だけでなく時に厳しく接することでも知られるが、その根底には「売れる」ことだけでなく、その人がその先どう成長していくかまで見据える考え方があるとされる。すでに結果を出している売れっ子にもあえて新たな課題を与えるのは、成長のない成功が本人の停滞を招くことを避けるためだと語っている。

育成論[編集]

「お客様の相談は聞けるが、場を盛り上げるのが苦手」というキャストの相談に対し、社美緒は英語の「interesting」を引き合いに出して答えている。楽しさには、みんなで盛り上がる楽しさだけでなく、知らなかったことを知る・専門的な話を聞くといった「興味深い」楽しさもあるとし、無理に陽気なキャラクターを演じるより、知識を増やして自分なりの価値を出せばよいという助言だった。苦手を矯正するより、個性を別の強みに変えるという考え方が表れた場面として知られる。

自身も新人時代には周囲から「本当に他人の気持ちが分からない」と言われていたと明かしており、失敗やストレスを重ねる中で人の気持ちが分かるようになったと振り返っている。従業員全員が必ず幸せになれるホストクラブを作るのは難しいという現実にも触れつつ、ホストは「お客様を幸せにする仕事」であり、何のためにこの仕事をしているのかという志が最終的に大事だと語っている。

プロフィール[編集]

社美緒は何者?[編集]

歌舞伎町を拠点に全国へホストクラブを展開する「Group Yggdrasill」の会長。現役ホスト・店舗経営・グループ運営・人材育成のすべてを経験してきた人物で、2026年のYouTube番組『ホストコール』のKING(審査員)として一般層にも知られるようになった。

読み方・年齢は?[編集]

読みは「やしろ みお」。1991年5月2日生まれで、2026年9月時点で35歳。福島県出身、身長175cm。

今も指名できる?[編集]

会長職と並行して、公開されているプロフィール上は在籍店舗での指名が可能とされている。ただし一般のプレイヤーのように毎日同じ店舗に出勤しているわけではなく、出勤する店舗は日によって異なる。

SNSやYouTubeは?[編集]

YouTubeチャンネル「Mio Yashiro TV」のほか、X(@Nexusblack7777)、Instagram(@mioyashiro7777)、TikTokで発信している。YouTubeでは店舗を回ってキャストに直接助言する様子や、経営・業界論を配信している。

ホストコール以前から有名だった?[編集]

業界内ではグループ会長として以前から知られており、コロナ禍の2020年代前半には吉住健一・新宿区長と対談し、歌舞伎町のイメージ改善について意見を交わしたこともある。ただし、ホストクラブに縁のない一般層にまで名前が広がったのはホストコール出演以降である。

余談[編集]

  • トレードマークは青い髪で、落ち着いた話し方と丁寧な所作から『ホストコール』では「オーラが飛び抜けている」「品がある」と評された。
  • 経営するグループ名「Yggdrasill(ユグドラシル)」は、北欧神話に登場する世界樹に由来する言葉である。略して「YGD」とも表記される。
  • 2024年に立ち上げたアパレルブランド「MIO YASHIRO L'ATELIER」など、ホストクラブ以外の事業にも取り組んでいる。
  • 自身のYouTubeチャンネル「Mio Yashiro TV」では、店舗を巡回してキャストへ直接助言する様子などを配信している。

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