| 宮脇愛子 Aiko Miyawaki | |
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| ファイル:宮脇愛子.jpg | |
| 誕生日 | 1929年9月20日 |
| 死亡日 | 2014年8月20日 |
| 死亡年齢 | 84歳 |
| 出身地 | 静岡県 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 日本女子大学文学部史学科/文化学院美術科 |
| 職業 | 彫刻家 |
| 活動期間 | 1950年代 - 2014年 |
| 代表的な実績 | 「うつろひ」シリーズ |
| あだ名 | うつろひの彫刻家 |
概要[編集]
宮脇愛子(みやわき あいこ、1929年9月20日 - 2014年8月20日)は、日本を代表する彫刻家の一人。本名は磯崎愛子で、夫は建築家の磯崎新。真鍮のパイプやワイヤを用い、流れるような曲線で「始めもなく終わりもない」空間をつくり出した「うつろひ」のシリーズで国際的に知られる。前衛美術と建築が交差する戦後日本のアートシーンを象徴する作家らしい。
史学から美術へ[編集]
静岡県熱海の資産家の一人娘として生まれる。幼少期は病弱で、丈夫になるようにと何度も改名されたという。日本女子大学で史学を学んだのち、文化学院美術科で阿部展也や齋藤義重に師事し、画家として出発した。1957年に渡米して絵を学び、1959年の東京での初個展のあと渡欧。詩人・美術評論家の瀧口修造の助言でミラノに居を構え、パリ、ニューヨークと拠点を移しながら国際的に活動した。
うつろひ[編集]
1960年代後半から、真鍮のパイプを積み重ね、後ろから差す光で銅の色が微妙に反映する彫刻を制作。やがてワイヤによる流れるような曲線で空間そのものを描く代表作「うつろひ」の世界へと到達した。ハラミュージアムアークや群馬県立近代美術館、奈義町現代美術館などに恒久設置され、自然光や風と呼応して刻々と表情を変える作品として高く評価されている。グッゲンハイム美術館でも受賞した。
磯崎新と[編集]
1966年に銀座で開いた個展で、2番目の夫となる建築家・磯崎新と出会い、1972年に再婚。建築家の妻として、また独立した彫刻家として、二人は前衛芸術の世界を共に歩んだ。表参道のスパイラル(槇文彦設計)の館内に置かれた彫刻も宮脇の作品である。最初の夫は、のちに鉄道紀行作家として知られる宮脇俊三で、彫刻家としての成功を宮脇姓で収めたため、再婚後もその名で活動を続けた。
余談[編集]
- マン・レイや作家の北杜夫らとも親交があった。作家・沢木耕太郎とも交流があり、その紀行文にも登場するという。
- 2014年8月、膵臓癌のため84歳で死去した。