吉田ふじを

吉田ふじを
よしだ ふじを
ファイル:吉田ふじを.jpg
誕生日 1887年10月5日
死亡日 1987年5月1日
死亡年齢 99歳
出身地 日本
国籍 日本
職業 洋画家・版画家
肩書 朱葉会名誉会長
活動期間 1900年代〜1980年代
代表的な実績 文展入選、女性洋画団体・朱葉会で活躍
関連活動 太平洋画会・朱葉会


概要[編集]

吉田ふじを(よしだ ふじを、1887年10月5日 - 1987年5月1日)は、明治から昭和にかけて活躍した女性洋画家・版画家。新版画の巨匠吉田博の妻であり、自身も文展に入選し、日本初の女性洋画団体で名誉会長を務めた実力派。99歳の長寿を生きた、知られざる女性画家のレジェンドらしい。

不同舎と渡米[編集]

洋画家・吉田嘉三郎と妻るいの三女として生まれ、小学生の頃に上京。わずか11歳で小山正太郎の画塾・不同舎に入門した。当時まだ義兄であった吉田博とともに1903年に渡米し、各地で展覧会を開いて高い評価を得た。1907年には文展に入選している。のちに吉田博と結婚した。

朱葉会と花の画家[編集]

帰国後は文展や太平洋画会で活躍し、さらに日本初の女性による洋画団体「朱葉会」に参加。同会では名誉会長を務め、女性画家の地位向上にも貢献した。戦後は油彩画だけでなく木版画も手がけ、花を題材とした清楚な作品を数多く残している。

吉田家の画家一族[編集]

夫・吉田博を中心に、吉田家は近代日本でも稀な画家一族を形成した。長男の吉田遠志は動物を描く版画家、次男の吉田穂高は現代版画の旗手となり、ふじを自身も含めて一家から優れた画家が輩出した。

余談[編集]

  • 2002年に府中市美術館、翌年に福岡市美術館で「吉田ふじを展」が開かれ、再評価が進んだ。
  • 11歳で画塾に入り99歳まで生きた画歴は、明治・大正・昭和を貫く女性画家の歩みそのものである。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]