| Ami Maeshima Ami Maeshima | |
|---|---|
![]() 2ndワンマンライブ『Blooming NOTE』での前島亜美(2025年、出典:Real Sound) | |
| 本名 | 前島亜美 |
| 誕生日 | 1997年11月22日 |
| 年齢 | 28歳 |
| 出身地 | 埼玉県 |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 声優、女優、歌手 |
| 肩書 | 元SUPER☆GiRLSリーダー |
| 活動期間 | 2010年 - 2022年、2023年 - |
| 代表的な実績 | 『BanG Dream!』丸山彩役(Pastel*Palettes) |
| 事務所 | ボイスキット(2023年 - ) |
| ファンクラブ | Angraecum |
| 関連活動 | SUPER☆GiRLS、Pastel*Palettes |
| あだ名 | あみた |
| その他 | レーベル:KING AMUSEMENT CREATIVE(キングレコード) |
概要[編集]
前島亜美(まえしま あみ、1997年11月22日 - )とは、埼玉県出身の声優・女優・歌手であり、アイドルグループSUPER☆GiRLSの元メンバー(最後はリーダー)である。12歳でアイドルとしてデビューし、卒業後は声優・舞台女優に転身。『BanG Dream!』のPastel*Palettesのボーカル・丸山彩役で広く知られ、2024年からはソロアーティストとしても活動している。愛称は「あみた」。
詳細[編集]
「元アイドル」が「アイドル役」を演じる[編集]
前島亜美のキャリアを一言でまとめるなら、「本物のアイドルを7年間やった人が、アイドルを目指す女の子を演じている」という構図になる。代表役の丸山彩は、Pastel*Palettesのボーカルで、空回りしながらも努力でアイドルの夢をつかもうとするキャラクター。本人も2020年のORICON NEWSのインタビューで、元アイドルとしての経験が声優の演技に生きていると語っている。
ライブについては「本編はキャラクターとして、アンコールやフィナーレは声優として臨む」というスタンスを明かしており、キャラクターと演者が強くリンクするバンドリ!プロジェクトの魅力を体現する存在の1人となった。
休止と復帰[編集]
2022年夏ごろから体調不良で活動をセーブし、同年11月30日に芸能活動の休止とエイベックス・マネジメントの退所を発表。丸山彩役と『D4DJ』の新島衣舞紀役を降板した。しかし約9か月後の2023年9月1日、声優事務所ボイスキットへの所属と活動再開を発表。バンドリ!公式は「引き続き“丸山彩”役を担当していただくことになりました」と発表し、休止中も後任が立てられていなかった彩役にそのまま復帰するという、異例の形となった。
歌う人としての再出発[編集]
グループ卒業時には「もう音楽と関わることはない」と覚悟していたというが、キャラクターソングで再び歌う機会を得たことなどを経て、2024年にキングレコードからソロアーティストデビュー。アニメ主題歌も担当するようになり、2026年にはアニソンの祭典『Animelo Summer Live』にソロとして初出演が発表されるなど、声優・女優・歌手の三刀流で活動している。
経歴[編集]
2010年 - 2017年:SUPER☆GiRLS時代[編集]
2010年6月12日、「avex アイドルオーディション 2010」に合格し、エイベックスのアイドルグループSUPER☆GiRLS(スパガ)のメンバーとなる。加入時は12歳で、グループ最年少。実はオーディションの投票審査では上位10名に入っておらず、審査員選考で最終候補者に滑り込んだという経緯がある。それでも結成当初から中心メンバーとして活動し、メンバーカラーはローズピンクだった。
2011年からはグループと並行してソロ活動も開始。ティーン誌『ピチレモン』の専属モデル、ドラマ、CM、そして声優の仕事もこの時期から始まっている。アニメ『プリティーリズム・オーロラドリーム』(2011年)にはなつき役で、『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』(2013年)にはSUPER☆GiRLSとしてゲスト出演。NHK Eテレ『すイエんサー』では「すイエんサーガールズ」として出演した。
音楽面では、8thシングルでメンバーがユニットに分かれた際にソロ曲「センチメンタル・ジャーニー」を担当(前島亜美 from SUPER☆GiRLS盤、2013年)。2014年にはヒャダイン(前山田健一)の楽曲「小さな世界」にfeat.として参加している。
2016年6月にはリーダーに就任。しかしリーダーとしてグループを俯瞰するようになったことで、自分自身の進路を見つめ直すようになり、卒業を決意する。2017年3月31日、東京・EX THEATER ROPPONGIでの卒業公演をもってグループを卒業。約1,700人のファンを前に「7年間、たくさんの愛情をありがとうございました」と挨拶した。
2017年 - 2022年:声優・舞台女優として[編集]
卒業後は女優・声優としてソロ活動へ。卒業発表時点で舞台『煉獄に笑う』への出演が決まっており、以降は舞台とアニメ・ゲームの両輪で仕事を重ねていく。
2017年3月にリリースされたスマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』で丸山彩役を担当。これが本格的な声優としての代表作となり、2019年のTVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』、2020年の『3rd Season』、劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』シリーズなどでも彩を演じた。2018年からはTOKYO MX『バンドリ!TV』の2代目MCも務めている。
2020年以降はバンドリ以外の役も急増。『BNA ビー・エヌ・エー』のニナ・フリップ、『D4DJ』の新島衣舞紀、『古見さんは、コミュ症です。』の矢田野まける、ゲーム『アサルトリリィ』シリーズの高須賀月詩などを担当した。2018年10月には自身のYouTubeチャンネル「前島亜美チャンネル」も開設している。
2022年 - 2023年:活動休止[編集]
2022年8月下旬ごろから体調不良となり、出演予定のイベントなどを見合わせるようになる。同年11月30日、自身のTwitterで芸能活動の休止を発表し、エイベックス・マネジメントとの契約も終了。デイリースポーツの報道によれば、本人は報じられていた体調不良について事実だと認めた上で、回復したら自分の言葉で思いを語る、今は一度休むと綴った。これに伴い丸山彩役・新島衣舞紀役を降板。新島衣舞紀役はその後七木奏音に引き継がれたとされる。旧ファンクラブ「AmitaMina」と旧公式サイトは2023年2月28日に閉鎖された。
2023年 - :復帰とアーティストデビュー[編集]
2023年9月1日、ボイスキットへの所属と芸能活動の再開を発表。同時にバンドリ!公式が丸山彩役の続投を発表した。ボイスキットは同じPastel*Palettesで白鷺千聖を演じる上坂すみれが所属する事務所で、上坂は復帰の報に「おかえりなさいっ…!!」と反応している。
2024年8月26日、生配信でKING AMUSEMENT CREATIVE(キングレコード)からのソロアーティストデビューを発表。同年11月20日に1stアルバム『Determination』をリリースし、オリコン最高27位を記録した。表題曲「Determination」は本人作詞、作曲・編曲は藤永龍太郎(Elements Garden)。同レーベルの上坂すみれや愛美からも祝福を受けたという。
2025年4月13日、横浜・関内ホールでソロ初ライブを開催。7月には1stシングル「Wish for you」(TVアニメ『公女殿下の家庭教師』OPテーマ)、11月12日には2ndシングル「不器用に 君のとなり」(TVアニメ『不器用な先輩。』EDテーマ)をリリース。11月24日にはヒューリックホール東京で2ndワンマンライブ『前島亜美 LIVE 2025 Blooming NOTE』を開催した。
2026年はTVアニメ『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』のOPテーマ「Fly Again!!」を担当。7月11日には『Animelo Summer Live 2026 -Messenger-』(幕張メッセ)にソロ初出演し、7月22日に2ndアルバム『POLYPHONY』を発売。9月19日には関内ホールで3度目のワンマンライブ『前島亜美 LIVE 2026 POLYPHONY』の開催が告知された。
代表役[編集]
丸山彩(BanG Dream!)[編集]
丸山彩は、ブシロードのメディアミックス『BanG Dream!』に登場するアイドルバンドPastel*Palettes(パスパレ)のボーカル。研究生時代が長く、努力でステージをつかんだ「頑張り屋の普通の女の子」というキャラクターで、元アイドルの前島が演じることでリアリティが増した役と言える。
2020年のインタビュー時点で担当3年目となり、「演じるほど愛情が深まっている」と語っている。一方で「小さいころからアニメや声優さんが大好きだった」が、最初はアイドルとは全く違う世界で、一から勉強したとファミ通のインタビューで明かしている。ゲームの収録は1人で行うため共演者の声を想像しながら演じる難しさ、アニメのアフレコでは全員がマイクと画面に向かって並ぶため会話の距離感がつかみにくいことなど、アイドル出身らしい視点の苦労話も語っている。
2025年にはWEBアニメ『元祖!バンドリちゃん』でも彩を演じている。
その他の主な役[編集]
- ニナ・フリップ(『BNA ビー・エヌ・エー』):TRIGGER制作のオリジナルアニメ。
- 新島衣舞紀(『D4DJ』):ユニット「Photon Maiden」のリーダー。初代キャストとしてアニメ『D4DJ First Mix』やゲーム『D4DJ Groovy Mix』で演じた。
- 矢田野まける(『古見さんは、コミュ症です。』):第1期・第2期に出演。
- 高須賀月詩(『アサルトリリィ BOUQUET』『アサルトリリィ Last Bullet』)
- カレン(『公女殿下の家庭教師』):主題歌「Wish for you」も担当。
- 堀田美緒(『不器用な先輩。』):ED「不器用に 君のとなり」も担当。本人いわく、淡々とした素に近い芝居で臨んだところ、監督からもっとテンションを上げてほしいと求められ、気合を入れてから収録に臨んだという。
- チタ(『スター・ウォーズ:ビジョンズ Volume3』「The Smuggler」)
舞台・ミュージカル[編集]
アイドル時代から舞台経験を積んでおり、声優としてのブレイク以前から「舞台女優」としての顔も持つ。アクション系の舞台が多いのは、特技に極真空手・殺陣・アクションを挙げているのと無関係ではないだろう。
| 年 | 作品 | 役 |
|---|---|---|
| 2015年・2017年 | 『デスノート The Musical』 | 夜神粧裕 |
| 2016年・2018年 | 舞台『クジラの子らは砂上に歌う』 | リコス |
| 2017年 | 舞台『煉獄に笑う』 | 曇阿国 |
| 2018年 - 2025年 | 方南ぐみ企画公演 朗読劇『青空』 | |
| 2019年 | 『DEVIL MAY CRY ―THE LIVE HACKER―』 | エリス |
| 2019年 | 舞台『囚われのパルマ』 | 篠木文乃 |
| 2019年 | 『〜崩壊シリーズ〜「派」』 | 阿賀桜 |
| 2020年 | 舞台『バレンタイン・ブルー』(博品館劇場) | |
| 2020年・2021年 | こまつ座『雪やこんこん』 | |
| 2024年 | 朗読劇『魔法少女育成計画 double shadow』 | ジップステップ |
ほかに朗読劇『私の頭の中の消しゴム』シリーズでは薫役を演じている。グループ在籍中に出演したミュージカル『デスノート』では、主人公・夜神月の妹という重要な役どころを務めた。
出演作品[編集]
アニメ[編集]
| 年 | 作品 | 役 |
|---|---|---|
| 2011年 | プリティーリズム・オーロラドリーム | なつき |
| 2013年 | 劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION- | (SUPER☆GiRLSとして出演) |
| 2019年 | BanG Dream! 2nd Season | 丸山彩 |
| 2019年 | 劇場版 BanG Dream! FILM LIVE | 丸山彩 |
| 2020年 | BanG Dream! 3rd Season | 丸山彩 |
| 2020年 | BNA ビー・エヌ・エー | ニナ・フリップ |
| 2020年 | D4DJ First Mix | 新島衣舞紀 |
| 2021年 | BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage | 丸山彩 |
| 2021年 | BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー! | 丸山彩 |
| 2021年 | ぷっちみく♪ D4DJ Petit Mix | 新島衣舞紀 |
| 2021年 - 2022年 | 古見さんは、コミュ症です。 | 矢田野まける |
| 2022年 | 劇場版 BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ! | 丸山彩 |
| 2024年 | 先輩はおとこのこ | 女 |
| 2024年 | デュエル・マスターズ LOST 〜追憶の水晶〜 | ニュースキャスター |
| 2025年 | 公女殿下の家庭教師 | カレン |
| 2025年 | 元祖!バンドリちゃん | 丸山彩 |
| 2025年 | 妖怪学校の先生はじめました! | 中野 |
| 2025年 | 不器用な先輩。 | 堀田美緒 |
| 2025年 | スター・ウォーズ:ビジョンズ Volume3 | チタ |
| 2026年 | 才女のお世話 | 旭可憐 |
ゲーム[編集]
- 『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』(2017年 - )丸山彩
- 『D4DJ Groovy Mix』(2020年 - 2022年)新島衣舞紀
- 『アサルトリリィ Last Bullet』高須賀月詩
- 『GALAXYZ』麻生カナメ
- 『ロストディケイド』ユア
- 『CARAVAN STORIES』ギンカク
テレビ・映画・配信[編集]
- 『SPEC〜干〜』(2013年)時田朱留
- 『すイエんサー』(2011年 - 2012年、NHK Eテレ)すイエんサーガールズ
- 『バンドリ!TV』(2018年 - 、TOKYO MX)2代目MC
- 『ファミ通LIVE』(2020年 - 2021年)MC
- 『前島亜美のコココレ』(2017年 - 2018年、FRESH!)
- 『月刊あみ通』(2024年 - 、YouTube)
ディスコグラフィ[編集]
| 発売日 | 種別 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2024年11月20日 | 1stアルバム | Determination | オリコン最高27位。「職業:あみた」(作詞・作曲:前山田健一)収録 |
| 2025年7月 | 1stシングル | Wish for you | 『公女殿下の家庭教師』OPテーマ |
| 2025年11月12日 | 2ndシングル | 不器用に 君のとなり | 『不器用な先輩。』EDテーマ |
| 2026年7月22日 | 2ndアルバム | POLYPHONY | 全10曲(新曲7曲)。「Fly Again!!」(『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』OP)収録。初回盤に『LIVE 2025 Blooming NOTE』Blu-ray付属 |
2ndアルバムのタイトル『POLYPHONY』は、文学用語の「多声性(ポリフォニー)」に由来し、多様な個性を詰め込んだ作品とされている。
ライブ[編集]
- 2025年4月13日:1stワンマンライブ(横浜・関内ホール)
- 2025年11月24日:『前島亜美 LIVE 2025 Blooming NOTE』(ヒューリックホール東京)
- 2026年7月11日:『Animelo Summer Live 2026 -Messenger-』Day2(幕張メッセ)
- 2026年9月19日:『前島亜美 LIVE 2026 POLYPHONY』(関内ホール 大ホール)
『Blooming NOTE』ではダンサー4人を従えたダンスパートも披露し、MCでは「初めてのことがすごく多い一年だった」「私はまだまだ未熟。今回のライブも反省点がいっぱいあるけど、そのぶん伸びしろもあるということ」と1年を振り返った。
書籍[編集]
人物[編集]
「あみた」という名前[編集]
愛称「あみた」はSUPER☆GiRLS時代からの呼び名。2024年のクランクイン!のインタビューでは、もともとは憧れの完璧なアイドル像を目指して作ったキャラクターだったが、次第に自分の年齢や内面を追い越して窮屈に感じ、距離を置きたい時期もあったと告白。それでも今は応援される幸せを再確認し、「一周回ってまたここに戻ってきた」「きっと何歳になっても私のあだ名は『あみた』なんだろうなって思います」と語っている。1stアルバムには前山田健一提供の自己紹介ソング「職業:あみた」も収録された。
空手と多趣味[編集]
特技は極真空手(茶帯)で、テレビやイベントで型や蹴りを披露することもある。所属事務所のプロフィールでは特技に殺陣、アクション、瓦割り、ダンスも挙げており、趣味は読書、日記、観劇、江戸切子収集、ゲーム。ほかに落語、山登り、陶芸を趣味に挙げていたこともある。座右の銘は「努力こそ自信」。
根っからのアニメ好き[編集]
子どものころからアニメと声優が大好きだったと公言。好みは鬱展開のある作品やダークファンタジーで、『HUNTER×HUNTER』『ギルティクラウン』が特に好きな作品とされる。高校時代は「からくりピエロ」をよく聴いていたことを、初音ミクとのコラボ配信で明かしている。
「不器用」を受け入れる[編集]
2025年のReal Soundのインタビューでは、人を傷つけないように言葉を選びすぎて即興でしゃべるのが苦手だと語り、手先も不器用だと笑う。2ndシングルについては「至らない点があっても、いびつであっても、それが今の自分の不器用さなんだと受け入れる」「完璧じゃなくてもいいと思って」と語っており、アイドル時代の「完璧なあみた」からの変化がうかがえる。
余談[編集]
- 出生時の体重は4,300グラムとされる。
- 中学時代は声優の倉知玲鳳と同級生だったという。
- 2020年のインタビューでは、今後は悪役や年配の女性、少年役にも挑戦したいと話し、女優としても「20代後半から30代にかけて落ち着いた役」を演じられるよう勉強中と語っていた。
- 自分の歌がアニメで流れることについて「自分の歌が流れていることがまだ不思議なんです」と語っている。
- 1stアルバム発売時、同じキングレコード所属でパスパレの仲間でもある上坂すみれから祝福を受けたことを明かしている。
- 歌声合成ソフトSynthesizer Vの「AI 夢ノ結唱 PASTEL」の声を担当している。
