ホシ
호시
ホシ.jpg
ホシのプロフィール
基本情報
本名 クォン・スニョン(권순영,權順榮, Kwon Soonyoung)
誕生日 1996年6月15日
年齢 27歳
出身地 京畿道 河南市
国籍 韓国
居住地 韓国
学歴

昌賢小学校(卒業) 磨石中学校(卒業) 磨石高校(卒業) 東亜放送芸術大学(放送芸能系列K-POP専攻中退)

漢陽大学未来人材教育院(実用音楽学専攻K-POP課程在学)
ジャンル K-POP HIPHOP
ポジション パフォーマンスチームリーダー、サブボーカル
活動期間 2015年~
デビューアルバム 1st Mini Album '17 CARAT'
家族 両親、姉(1995年生まれ)
身長 / 体重 177 cm / kg
血液型 B型
レーベル PLEDISエンターテインメント
事務所 PLEDISエンターテインメント
所属グループ SEVENTEEN、パフォーマンスチーム
ファンクラブ CARAT
関連活動 SEVENTEEN TV
公式サイト http://seventeen-17.jp/



概要[編集]

SEVENTEENのパフォーマンスチーム リーダー、10時10分ホシです!

大韓民国の13人組ボーイズグループ、SEVENTEENのメンバー。 SEVENTEENの振り付けを創作する振付師であり、パフォーマンスチームのリーダーも兼ねている。

テコンドーの選手として活動していた小学校時代、スカウトの提案があったほど期待されていた人材だったが、ただ「髪を短く切りたくない」という理由だけで運動をやめて中学校に入学する。 当時、SHINeeの音楽を聞いて歌手への夢を育み始めたホシは、オーディションの履歴書の経歴欄を埋めるために、直接ダンスサークルを作るという大胆な行動をしてしまう。 そのように熱情だけを持って始めたダンスで南楊州市(ナムヤンジュ市)ダンス大会で1位を手にし、才能が次第に他の人より目立ってきたある日、全国大会に出場したホシに注目した事務所の関係者がキャスティングの意味でアイスクリームを買ってくれて、2011年9月、PLEDIS エンターテインメントに入社することになる。 ところがデビュー後のインタビューで明らかにした事実によると、それよりも前にすでにホシの従姉が関係者と縁を結んだという。 大学で偶然、関係者が参加した授業を聴いた後、ホシの実力をアピールするため、連絡先に映像を送ったということだ。 連絡が返って来なくて脱落したと思っていたが、本当に不思議なことに全く違うところで同じ人に運命的に出会い、その場でキャスティングの提案を受けることになる。

会社で正式なトレーニングを受けるまでは、専門的なダンストレーニングを一度も受けたことのないメンバーだ。 ホシのオーディションを見た先に事務所に入ったウジは、「どこでも習ったこともないという子がなんであんなに上手なんだ? 不公平だ」と思ったという。 SEVENTEENのメンバーの中で、三番目に長い期間練習生生活をした。

活動名「ホシ」は、虎が見える詩を書くことで踊る時の目つきがまるで虎のようだということから「虎の視線」という意味を持つ。 「星」を意味する日本語とも発音が同じで、本人はこの事実をデビュー後に知ったようだが、所属事務所の先輩たちの例から見て、日本語をあらかじめ頭に置いて命名したことは確かなようだ。

メインキャッチフレーズの「10時10分」は、10時10分の時針と分針のように上がっている彼の目つきから取ったもので、ホシが先に「今何時?」と切り出すと、メンバーやファンが「10時10分!」と答える方式で活用される。 しかし、メンバーたちはたまに知らないふりをして「今8時ですよ」とか「よく分からないです」と冗談を言うこともある。 SEVENTEENの振り付け関連映像がいつもこの時刻に合わせてアップされるので、 この時間が近づいたら何か出るんじゃないかと期待するファンもいる。

特徴[編集]

性格[編集]

SEVENTEENの中で最もステージに上がった時と下りた時のオン·オフのメリハリがあるタイプだ。 ステージに立つと沸き上がる情熱をどうしようもなく、たまに極度に興奮した姿を見せるが、最も有名なエピソードは2016年11月27日ドリームコンサートで発生した。 3枚目のミニアルバム<Going Seventeen>をリリースする直前、大舞台で多くのファンたちを見て興奮したホシが全員での挨拶が終わるや否やいきなり「にぇ↗!!!!!!今日は雰囲気が!!!すごく↗!! BOOMBOOMですねぇぇぇ↗↗↗!!!!!!!!!!!!!」と叫んでしまったのだ。何年も苦楽をともにしたメンバーたちでさえ、この日だけは驚きの色を隠せず、この事件はその後もSEVENTEENとファンの間で話題になる。

このような状況が非常によく発生するため、このようなホシに対して韓国のファンは「ホシがまた怒った」、日本のファンは「ホシまた壊れた」と表現する。メンバーにも舞台に上がった時と下りた時が一番違う人として毎回選ばれるが、本人も自分のこのような性格をしっかりと認知しており、舞台に上がるとまた違う自分が入ってくるようだ。」と話したこともあった。

しかし、このエネルギーでチームに大きな活力を吹き込み、メンバーたちがいつもSEVENTEENのエンジンのような存在だと表現される人物でもある。 舞台でいろいろな合いの手やアドリブでライブ会場を盛り上げるのはもちろんのこと、尋常でない掛け声でチームの気持ちを高める役割をしっかり果たしている。

2016年の「VERY NICE」活動当時は、ホシがファンに向かって「ファイ↗ティン↗↗!!!!」と叫び続けたため、この様子がそのまま盛り込まれた放送局の映像がいくつか残っている状態。 エスクプスは舞台に上がる前、「ホシの顔を見て緊張をほぐす」と話していた。

優しいくて愛嬌のある性格でもある。 メンバーたちの発言によると、頻繁にいたずらをするようだ。 「訳もなくベッドに上がってスキンシップをして声をかける」というドギョムの証言があり、スングァンはこの点でホシを「一緒に部屋を使いたくないメンバー」と指摘したりもした。末っ子のディノに「僕は末っ子とこうやって遊びますよ」といきなり抱きしめるいたずらもあるが、この行動は「Healing」のミュージックビデオと「SEVENTEENのある素敵な日in JAPAN」にも何回か収録された。しかしディノはこれがそろそろ面倒になってきたそうだ。この性格で愛嬌を振りまく時も恥ずかしがらずにすぐにやり遂げ、練習生時代から本人も他の人も共に認め、チーム内での公式愛嬌担当を引き受ける。

とても感動する状況では、涙を見せたりもする。頼もしいと思われた3人のリーダーが、これまでになく号泣し、ファンを驚かせたSEVENTEEN初の1位の日、その中でもホシがステージを降りても泣き止むことができず、ミンギュが彼の顔を隠しながらモザイク処理を要請した。2016年7月30日に開催された <LIKE SEVENTEEN - Shining Diamond>のコンサートでは、7000席という広い会場を埋めてくれたファンを見て、実感できなかったホシから「ちょっと叫んでもらえますか?」と頼んで、それに応えてくれるファンの歓声を聞いて感激し涙を流したエピソードも有名である。

一方、舞台の下でオフモードになった時は、落ち着いて慎重な姿を見せたりもする。 一度決心したことには深く没頭するタイプだからだ。 高校生だった練習生時代、ソウルに位置した練習生の宿舎から南楊州のマソク高校まで往復2時間以上の距離を行き来しながら通学していたほどだ。 出欠条件が緩い学校に転校することもできたが、それより睡眠をあきらめて毎朝5時30分に起きることを選んだ部分からは、彼の目標意識がどれほどはっきりしているか見当がつく。 SEVENTEENが練習生の時に経験したエピソードをもとに制作した VCR映像にも遅刻しないようにアラームが鳴るや否やぱっと起き上がって宿舎を出るホシの姿が映っている。 2016年に出演した「MY LITTLE TELEVISION」ではロゴソングを自主制作する過程でバラエティ番組であることを忘れて汗を流しながら振り付け制作に力を注ぐ真剣な姿がやや大きく編集されて放送されたことがある。

様々なインタビューでメンバーから毎回「練習の虫」として取り上げられるメンバーの一人で、しっかりした性格を見せる彼の言葉には「150%で練習してこそ本番で100%できる」、「やりたいことをするためには嫌なこともやらなければならない」などがある。 ジュンはホシがよく言う言葉として「悩むくらいならやればいいじゃん!」という言葉を挙げ、こうした実行力がすごいと話した。 また、MBTIはINFPである。

キャラクターの豊かさ[編集]

活動名がホシで最終決定する前、自ら「ゴン」という芸名を作り、関係者を相手にプレゼンをするほど、自己アピールに非常に積極的な性格。 そしてここに上記の性格が合わさってデビュー後、多様なキャラクターを確保することになる。

メインキャッチフレーズの「10時10分」はもちろん、現在2番目のキャッチフレーズとして使っている「ホシ王子様」というキャラクターも自ら考案してきたもので、2017年2月、最初のファンミーティング<SEVENTEEN in CARAT LAND>でホシが本人のローリングペーパーの上の段に「ホシ王子様」と大きく書いたのをきっかけにファンに初公開された。 一体なぜ、どのような動機と意図でこのキャラクターを作るようになったのか詳しくは分からないが、一度憑依すると話し方が変わる。「そうか」で始まり、要点を言った後「ファイティン」で締めくくるのが普通で、これを書き写すと「そうか、 私は今自分をコントロールしています。ファイティン!」となる。 この時はファンを「Carat」ではなく「僕のお姫様たち!」と呼ぶ。 舞台に立って身振り手振り観客たちに「王子様!王子様!」と連呼させた後、「今何時?」という挨拶が続く。 始めて登場した時はほとんどのメンバーはその場から慌てて離れたり、ウォヌ:「あぁ...見てられない... あぁ... 謎だ」や、ウジ:「誰が王子様なんですか?」とこのキャラクターを非常に恥ずかしがった。 特にミンギュは「おい、しっかりしろ。 お前は何でもない!!!」と強く反発したが、今は憑依もしない普段のホシを「おい、王子様!」と呼ぶなど、素直に諦めて納得した様子を見せた。

まもなく公開される曲のタイトルや歌詞が話される際、表情を隠すことができずに付けられたニックネーム「クォンスポ」も、今ではキャラクターになっている。 デビュー当初までは、知らないうちにネタバレをし、本人の言葉に本人が驚くことが多かった。 「アンドロメダ放送」の進行中、一緒にデビューリアリティをネタバレしていたスングァンも、デビューしてからはホシがネタバレで事故を起こすか心配でいつもほどほどなラインでうまく止めてあげたりした。ところが2ndミニアルバム<BOYS BE>が発売される前、スングァンが席を外してしまったせいで「アンドロメダ放送」を開始し、たった15分で「Fronting」と「OMG」をすべてネタバレしてしまう。そのようにしてホシはスングァンにマークをされ、いたずらに口を開いて叱られたりもした。 しかし、これに屈することなく、次第に泰然自若にネタバレをしたところ、メンバーまでこれに感化してホシを助け始めると、チーム自体が「スポーティーン」「流出ティーン」に変貌する。 2枚目の正規アルバム<TEEN, AGE>発売直前に放送した「アンドロメダ」は、後日トラックリストが公開され、この放送分量全体がとてつもないネタバレだったということが後になって明らかになり、スペシャルアルバム<DIRECTOR'SCUT>のトラックリストが公開される前の2018年1月25日、ソウル歌謡大賞ではSEVENTEENが本賞を受賞し、受賞の感想を述べていた時、ホシが「CARAT! ありがとう!」と叫び、タイトル曲「ありがとう」のタイトルをネタバレした。

2018年1月11日のゴールデンディスク終了直後のV LIVEでも、やはりネタバレがあった。 放送終了直前、「2018年にも堂々と走っていくSEVENTEENになるように…」というホシのコメントでメンバーたちが皆笑い出したのだ。これに対しジョンハンは「もうCARATたちは思いっきりがネタバレだと思ってる!」と言ってファンを混乱させた。 この時登場した「思いっきり」は、この日から約1週間後に行われたファンミーティングで、ミックスユニット、ブソクスンが公演する未公開曲のタイトルだった。

数年間積み上げられたさまざまな事例や経験を基に、ホシが意味深長な言葉を何度も繰り返したり、つじつまの合わない言葉を口にすれば、ひとまず疑ってみるのが、ファンたちの間で暗黙のルールとなっている。

成功したオタク[編集]

SHINeeのことが好きだと絶えず明らかにしてきた芸能界の代表的な「SHINee world」(SHINeeのファンクラブ名)。歌手への夢を育むようになった理由も、ほかならぬSHINeeのおかげだ。初めて直接手にしたアルバムで、SHINeeの初の正規アルバムに触れ、「アルバムにタイトル曲の他に多くの曲が一緒に入っていることを、その時初めて知った。」と話した。デビュー前の「アンドロメダ放送」でSHINeeの話が出ると、今まで聞けなかったファンになったきっかけを一から十まで並べて自分とSHINeeの出会いがどれほど運命的だったかを一生懸命説明する姿からSHINeeのファンに「この子は本当だ」という同志愛を引き出す場面もあった。

SHINeeが「View」でカムバックして活動していた時 SEVENTEENが「Adore U」でデビューすることになり ホシとSHINeeの直接的な出会いが実現する。 当時1位を受賞したSHINeeの後ろで一生懸命拍手する姿が何度もカメラに撮られ、その年の年末の授賞式でSHINeeのメンバーたちが「Adore U」のポイントダンスを真似して踊る姿が目撃され、ホシはついに「成功したオタク」に生まれ変わる。

2015年に放送された「SEVENTEENのある素敵な日:13少年漂流記」では、昨夜夢にSHINee先輩たちが出てきたというドギョムの言葉に 心から羨ましがったり、パフォーマンスチームと体で話すゲーム中、ディエイトがSHINeeの「EVERYBODY」の振り付けの一部分を真似すると、躊躇うことなく「SHINee先輩!」と叫び、正解を当てた。 インタビューや放送で尊敬する先輩に対する質問を受ける時は、いつもSHINeeについて言及している。

SEVENTEENが「BOOM BOOM」でカムバックした2016年末、M COUNTDOWNのスペシャルMCに抜擢されたホシが、当時MCとして活躍中だったSHINeeのメンバーKEYと数回呼吸を合わせることになり、依然として冷めていないオタク心が現れた。まるで太陽に沿ったひまわりのように輝く目で見つめ、特有の愛嬌交じりの行動で可愛がられたりもする。

12月15日付のMカウントダウンでは、KEYにSHINee直筆サインのアルバムを受け取って、口を塞ぎながら喜ぶ姿が放送された。 続いてこの日SEVENTEENが1位まで受賞するとハイテンションのホシが「うわぁ!嬉しい!」と大声を出して飛び掛かり、しばらくの間、KEYがびっくりしていたこともあった。

2016年12月24日、音楽中心ではホシが何人かのメンバーと一緒にSHINeeの収録舞台を見に行っていたという、SHINeeのファンの目撃情報が登場した。「SEVENTEENが来ている」というKEYの言葉に、他のメンバーたちは腰を下げて挨拶したが、ホシは両手を挙げ手を振る姿で、その瞬間だけは後輩歌手ではなくファンのように見えたという感想が続いた。

この他にもファンサイン会でSHINeeのグッズをプレゼントされて盛り上がっていたり、SHINeeのコンサートの観客席でジョンハン、ジュンと一緒に目撃されるSHINeeへのファンの心をひたすら表わしている。 彼のこのような行動をまとめたツイッターもずっとアップデートされている。

ポジション[編集]

振り付けリーダー[編集]

SEVENTEENパフォーマンスの土台であり、 大きな柱。練習生時代から主導的に振り付け製作や振り付け練習をリードするメンバーの一人であり、この能力が認められ、パフォーマンスチームのリーダーとしてデビューすることになる。 SEVENTEENのメンバーの中のほとんどがホシにダンスの基本を習ったが、あまりにも厳しく練習させるので、 全体リーダーのエスクプスでさえ振り付けの練習をする時は、ホシが怖いと言っていた。

実際、2017年に開催されたファンミーティング「SEVENTEEN in CARAT LAND」では、多くのメンバーがホシのローリングペーパーに振り付けについて書いている。「たまに大変!」といういたずら交じりの冗談もあったが、ホシが持っている振り付けへの負担を心配するメッセージが主となった。その中でディエイトは「君から一番たくさん学んだ。 お前がいなかったらSEVENTEENはなかったよ」と書いて絆を表した。

彼のこのようなこだわりでSEVENTEENのパフォーマンスがそろった角度、そろった拍子で完成するので、メンバーたちは皆不満なくホシのリードに付いて行っているが、メンバーたちが直接言うのは大変でも「SEVENTEENはやっぱり舞台だ!」のような褒め言葉を聞くと、とても胸がいっぱいだと。 ダンスの練習をする時、SEVENTEENは怖いほど高い集中力を発揮するそうだ。 これはSEVENTEENがどうしてダンスに穴がないチームになったのかよく分かる部分だ。 ある日、ミンギュ、ドギョム、バーノンがV LIVE中、振り付けの練習時間にさしかかると 「早く集まって、早く来て」と言うホシの声が放送された。

またSEVENTEENの振り付け制作者として専門の振り付け師と共に全てのタイトル曲の振り付けに深く関わっており、パフォーマンスチームと共に収録曲の振り付けを制作している。 代表的なのが<17 CARAT>アルバムの「Shining Diamond」、<Going Seventeen>アルバムの「Fast Pace」は練習生時代のホシが最初から最後まで100%オリジナルで創作した振付である。

ホシの振り付けは見た目は一見簡単に見えるが、全身を全部使うため、実は体力的にとても大変で高いテクニックが求められる。また、歌詞の内容を活かす独創的な表現方法を重要視しているようだが、一例として「Don’t Wanna Cry」でメンバーたちが交差する第2節の初めの振り付けは、明け方に路地を歩いている途中に、故障し点滅する街灯を発見し、アイデアを得て作られたものだ。 また、練習生時代には所属事務所の先輩グループNU'ESTの「I'm Bad」を制作している。 この振り付けはブラインドテストを経て有名な振り付け師の作品を抜いて抜擢されたという事実が知られ、ファンの関心を集めた。

ダンス[編集]

パワー、テンポ、テクニック、どれも申し分なく取り揃えたフル·スタット·ダンサー。テコンドーを学んだ運動家出身で、身体が柔軟で弾力的で、強弱の調節に長けている。 特に、長い腕と脚で動作を非常に素早くこなすのが最大の特徴である。2枚目のミニアルバム「ROCK」では機敏なリズム感が、パフォーマンスチームのユニット曲「HIGHLIGHT」の振り付けから彼の洗練されたダンスラインがかなりよく表われている。 過度にテクニックを使うタイプではないため、基本的にはきれいなラインを持っているが、決して退屈ではないと評価される理由もまさにこれだ。

ホシのダンスは舞台の上で本人の生まれつきの才能と表現力が加わる時、強いシナジー効果が起きる。たとえばパフォーマンスチームのユニット曲「Jam Jam」では鋭い目で食パンを噛み締めていたが、「Jam Jam」のところで目を丸くするなど表情をその時その時で変化させて気のきいたステージに仕上げており、「Don’t Wanna Cry」のブリッジパートでは完全に爆発する直前の感情を繊細に表現して振り付けを劇的に見せた。

最近は、振り付けに舞踊まで融合させ、できるダンスの範囲を徐々に広げている。ロールモデルは振付師のキオニ·マドリード。 斬新な振り付けとリズムで人を惹きつけるという。

デビューアルバム<17 CARAT>から作詞として参加してきたのはもちろん、3枚目のミニアルバムからはパフォーマンスチームユニット曲「HIGHLIGHT」を通じて初めて作曲に挑戦し、次第に作曲陣に名を連ねる頻度を高めている。 プロデューサーのBUMZUはこれについて「ホシは作曲もダンスで表現する。」と作業の裏側を明らかにした。

ボーカル[編集]

パフォーマンスチームのリーダーといえば、漠然とダンスとパフォーマンスだけに集中するポジションと考えられるが、実はデビュー前からボーカル的な面でも活躍してきたメンバーである。今はボーカルチームが担当して歌っている未発売曲「We gonna make it shine」は実はジョンハンとジョシュアが入社する前の2013年に公開されたもので、当時ホシが二人の席に代わってボーカルとして参加していた曲だ。

技術や声量は特に大した方ではないが、若干の鼻音が感じられる少年のような美しい音色を強みとして持っている。特にトレンディなムードの曲を歌う時、このユニークな音色が非常に際立つが、彼がフィーチャリングで参加したヒップホップチームの「Fronting」やパフォーマンスチームの「Swimming Fool」、SEVENTEENリーダーズの「Change up」などの曲にこの声がどのように作用するのか正確に確認できる。2018年夏にはジョシュア·ホシ·ウジ·バーノン·ディノのミックスユニットがウェブドラマA-TEENのOSTである「A-TEEN」を発売することになり、彼のこのような音色が再び注目を集めた。

また、ホシは本人の持つ声の強みが何なのか、この声をどのように使うべきかを正確に理解しているメンバーでもある。 実際、ウジはインタビューでホシのボーカルを「パフォーマンスチームなのに録音が一番早く終わる。ちゃんと自分のことを知っている」と評価し、この事実を裏付けるように<GOING SEVENTEEN>ではホシが細かいボーカルディレクティングなしでも一気にウジを満足させる場面が何度も収録されている。プロデューサーのBUMZUは<セブンティーンプロジェクト>でボーカル的な欲が最も多いメンバーにホシを挙げたことがある。

ラップ[編集]

ダンスとボーカルポジションとしてだけ活躍してきたホシが2017年からは2枚目の正規アルバム<TEEN, AGE>収録曲「Change up」と「Bring It」でラップに挑戦し、次第に力量を広げている。 特にSEVENTEENリーダーズの「Change up」パートは録音に入る前ウジの「(ガイドなしに)やってみる?」という提案を受けて自分の思い通りに言ったが、これがガイドより良くてそのまま使われることになったのだ。 鼻音はあるが、美声に近かったボーカルトーンとは違って、ラップをする時はハスキーなトーンと正確なディクションを誇るほうだ。2017年ワールドツアー<DIAMOND EDGE>で初公開された未公開曲「Hurricane」でもボーカルではなくラップを披露したが、歌詞がかなり直接的だ。

バラエティー[編集]

ホシは予想外の突発的な行動で予想外の笑いを誘発し、バラエティー面でも面白さを持っているメンバーだ。2017年12月13日に放送されたSEVENTEENヌッパンでは上述の「おかしくなったホシ」が突然登場して放送が急に騒がしくなり、驚いたメンバーたちが「お前はアイドルだ!」と言ってホシを制止したが、やがてメンバー全員が彼に付いてヘッドバンキングと絶叫をすることになった。これを見ていた制作陣は「セットが崩れます!」と言ってSEVENTEENを落ち着かせたが睡眠誘導という放送の趣旨からだんだん外れ始め、結局担当プロデューサーから「お願いだから横になった姿勢を維持してほしい」とお願いされるほどだった。 エスクプスはこのようなホシについて「確かに天才、いやアホだ」と言ったりもしたが、これに対しウォヌは「両方です」と意見を付け加えた。

ホシはメンバーたちとのコントでもずば抜けた才能を見せてくれる。 一例として2016年7月9日ショー音楽中心の控え室を生中継する放送でSEVENTEENは収録直前に罰を受けるというコントを演出したが、ここでホシが「振付先生クォン·スンヨン」のキャラクターにしっかり没頭してメンバーたちを半分泣かせた。ウジは笑いこけて体を起こすこともできなかったくらい... それに加え、SEVENTEEN TVからドギョム、スングァンとブソクスンという名前を作ってあらゆるコントを披露し、バラエティーユニットとしての呼吸を合わせてきて、この時ドギョムと開発したソクスントークとおばあさん&おじいさんコントは今でも多用途に活用されている。

2018年3月にはこのブソクスンがセブンティーンミックスユニットの中で初めて正式デビューを果たすことになり、数年間築いてきたチームワークを見せつけ、各種放送をいわゆるレジェンド放送にした。 3月25日に放送されたV LIVEコインカラオケブソクスン編では、ホシがパク·ウォンの「All of my life」を選曲したが、最初の音を間違えてドギョムとスングァンを爆笑させた後、放送がコミカルに流れてしまった。 笑いを止めることができず、ほとんどすすり泣いていて、1番を丸ごと飛ばしてしまったホシは、2番だけは真剣に歌おうと心を決めたが、ドギョムとスングァンが伴奏をディスコバージョンに変えてからは、すべてのことをあきらめてディスコリズムに乗り始めた。 床を這いながら嗚咽するプ代理とタンバリンを激しく振るイ部長はおまけ。

また、スングァンとともにデビュー前からホシ&スングァンのアンドロメダ放送を進めるなどMCの役割も無理なくこなしている。 他にも所属事務所の副社長、アニメーション「スポンジボブ」のカーニ、コメディードラマ『明日に向かってハイキック』のファン·ジョンナムなどの声の真似をしたり、手でワタリガニ、タコ、カタツムリの真似をして、笑わせてくれたりもする。

余談[編集]

  • 末っ子のディノと特別な縁がある。 幼い頃、夕食を食べながらテレビを見て「偉大な誕生2」に出演した幼いディノを見たのだ。 当時の放送を見て「あの子は本当に才能があるな」と思ったという。そして後日、同じチーム、同じユニットでデビューすることになるのです。
  • 同い年のウォヌとはギャグコードがよく合い、デビュー前からお互いをよく真似してきた仲だ。
  • リアリティ番組「SEVENTEENのある素敵な日 in JAPAN」では、敵のようで餅のような関係で大笑いした。
  • 針を恐れてピアスを開けなかったメンバーの一人だったが、2016年10月頃、ジョシュアがよく行く店を一緒に訪れ、初めてピアスを開けた。 その理由は、ファンに色々な姿を見せたかったから。
  • 左手首の内側に赤い点がある。かなりの大きさのため、周りの人やファンから「怪我したのか」とよく言われたのか、2018年、IDOL RADIOに出演し、自分のTMIを語るコーナーで、この点に触れ、「痛くないので心配しないで」と釈明した。
  • とても汗をかく体質だ。リハーサルの時は、メイクアップやセットされた頭を保護するため、額にティッシュを何枚も当てており、暇があるたびに汗を拭く姿が撮れる。実際、デビュー曲「Adore U」とその次のタイトル曲「Mansae」の活動中、ヘアバンドを着用して出演したこともある。
  • 辛い物は食べられない。
  • 機械の扱いが下手だ。メンバーたちが口をそろえて言うほど機械音痴で、特にタイピングがとても遅いが、「CLAP」のミュージックビデオコメンタリー映像を撮影する時、ノートパソコンを担当していたホシを見て、エスクプスが「なんで機械音痴にあれを任せたんだ」といぶかしがった。その他にも携帯電話やカラオケの機械を扱っているとき、「どうすればいいの?」としどろもどろする姿をよく見せる。これに対し、ある日は「俺、機械音痴だろ…」と自分を弁護したりもした。
  • 高校時代は、サークルが料理部だったという。本人が言うには、その時学んだことは一つも覚えておらず、先生や友人の周りをうろうろしながらつまみ食いばかりしていたという。この時学んだ料理を直接作ってみた当時の日記がまだSEVENTEENのフェイスブック公式アカウントに残っている。
  • 南楊州の実家の倉庫で鶏を飼っていた経験があるため、水炊きなどの鶏肉料理を嫌う。 しかし本人いわくチキンは衣がついているので大丈夫だと…(?)どうやら死んだ鶏の形に抵抗があるようだ。

ウジと一緒にボムジュ、ハン·ドングンのデュエット曲「Forever Young」の作詞に参加した。

  • SEVENTEENの中で唯一の、人文系高校文科課程卒業者。
  • MONSTA Xのメンバー、ジュホンとはデビュー当初から似たような姿で言及されてきたが、「MONSTA Xのホシです」、「SEVENTEENのジュホンです」と言いながらお互いに真似をする間柄である。また、96年の早生まれのMONSTA Xのアイエムと仲がいい。
  • 4キロの優良児で生まれた。出生当時、肩が折れて出てきたと。また、頭が大きすぎて、トングで引っ張ったせいで頭の後ろが飛び出ているという。
  • 足が長い上に白くてきれいなほうだ。ファンの間では足が長くてきれいだという話が多い。
  • 2019年12月末に開かれた歌謡大祝祭で網掛け衣装を着た。 同時に腹筋が明らかになり、ファンから歓声が上がった。
  • スーパージュニアのドンへと親交があるようだ。 ドンへのユーチューブの生放送に一緒に出演して話を交わした。
  • スングァンによると、過去にSMエンターテインメントオーディションを受けた経験があるという。
  • キムチが大好きだ。ユーチューブにはキムチなしでは生きられないクォン·スンヨン集まであるほどだ。