ブラッサム (連続テレビ小説)

24日前に更新👥 2人が編集ナオモイで話す
この記事はだれでも書き足せます。ログイン不要・1行でもOKはじめ方 ›
ブラッサム
Blossom
ジャンル 連続テレビ小説、ヒューマンドラマ
放送シーズン 2026年度後期
放送期間 2026年9月28日 -
放送時間 月曜 - 金曜 8:00 - 8:15(NHK総合)
放送国家 日本
言語 日本語
放送局 NHK総合、NHK BS、NHK BSプレミアム4K
配信 NHK ONE
制作
プロデューサー 村山峻平(制作統括)
制作 NHK大阪放送局
脚本 櫻井剛、小松與志子
音楽 fox capture plan
出演者 石橋静河、加賀まりこ、松たか子、渡部篤郎、国仲涼子、染谷将太、尾野真千子 ほか
その他
原作 なし(宇野千代の生涯をモデルにしたオリジナル作品)
オープニング曲 YOASOBI「咲き誇れ」
外部リンク https://www.web.nhk/tv/an/blossom/pl/series-tep-R769G71XJ6

概要[編集]

ブラッサムとは、2026年9月28日からNHK総合ほかで放送されている連続テレビ小説の第115作である。明治・大正・昭和を生き抜いた作家・宇野千代をモデルに、山口県岩国に生まれた主人公・葉野珠(はの・たま)が作家として花開くまでを描く。主演は石橋静河、脚本は櫻井剛ほか。

詳細[編集]

制作はNHK大阪放送局。2025年5月29日にNHK大阪で会見が開かれ、作品タイトルとヒロインが発表された[1]。主人公・葉野珠を演じる石橋静河にとって、朝ドラへの出演は2018年の『半分、青い。』以来2度目で、今回が初のヒロインとなる。

脚本の櫻井剛は、同じくNHK大阪制作の朝ドラ『ブギウギ』や、ドラマ『マイホームヒーロー』などを手がけてきた脚本家である。制作統括は村山峻平[2]。NHK公式サイトでは、作として櫻井剛と小松與志子の2人がクレジットされている。音楽はfox capture plan、語りはNHK大阪放送局の三條雅幸アナウンサーが担当する[3]。

タイトルの「ブラッサム」は英語で「花、開花」を意味する。モデルとなった宇野千代は桜(チェリー・ブラッサム)をトレードマークにしていたことで知られ、タイトルには「咲き誇れ」という願いが込められているという[4]。

作品は宇野千代の生涯をモデルにしたオリジナルストーリーで、原作は存在しない。NHKの番組紹介では、苦難の中でも「幸せのかけら」を見つけ、常に前に進む主人公の姿が周囲の人々を勇気づけていく物語と紹介されている[5]。

モデル人物・宇野千代[編集]

宇野千代の生涯[編集]

宇野千代(1897年 - 1996年)は、山口県岩国出身の作家である。23歳のときに懸賞小説に当選して作家デビューを果たし、1936年にはファッション雑誌『スタイル』を創刊。戦後に同誌を復刊させたほか、着物のデザインも手がけるなど、作家の枠を超えて活躍した。1957年には『おはん』で野間文芸賞を受賞している[6]。

85歳で刊行した自伝的作品『生きて行く私』(1983年)は100万部を超えるベストセラーとなった[7]。ドラマの第1回が昭和57年(1982年)、85歳の珠の姿から始まるのは、この晩年の旺盛な執筆活動を踏まえた構成といえる。

著作権管理会社のコメント[編集]

宇野千代の著作権などを管理する株式会社宇野千代は、放送開始に先立つ2026年9月18日に公式サイトで放送開始を告知した。同社は、制作スタッフが宇野千代への深い理解と敬意をもってドラマを作り上げてくれたことへの感謝を表明している[8]。

あらすじ[編集]

公式発表の設定[編集]

明治30年(1897年)、主人公・葉野珠は山口県の岩国に生まれる。幼くして実の母を亡くし、継母のもとで育った珠は、代用教員などを経て上京。幼い頃からの夢だった「書くこと」を追い求め、小説の懸賞に応募したことをきっかけに作家への道を切り開いていく[9]。

その後、大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金と、珠はさまざまな困難に見舞われる。それでも小説を書くことをあきらめず、作家として生きることに向き合い続ける姿が描かれる予定である[10]。以降の具体的な展開は、放送に合わせて明らかになる。

第1週「私の父、私の母」[編集]

第1回(9月28日):物語は昭和57年(1982年)の東京・青山から始まる。85歳になった作家の珠(加賀まりこ)は、新聞連載の執筆に精力的に取り組んでおり、その傍らには秘書の藤川優子(松たか子)がいる。場面は明治41年(1908年)の山口県岩国へとさかのぼり、幼い珠(村上蘭)が厳格な父・清治(渡部篤郎)と、心優しい継母・リョウ(国仲涼子)のもとで暮らす日々が描かれた[11]。

第2回(9月29日):尋常小学校に通う珠は、綴り方の授業で「父について」の作文を書くよう求められて困惑する。帰宅後、清治の羽織を用意していなかったことを叱責され、罰として一晩蔵に閉じ込められてしまう。しかし珠にとって蔵は、ある理由から「天国のよう」にも思える特別な場所だった。その夜、リョウが清治に内緒で様子を見に訪れ、2人きりになった珠はリョウにある思いを打ち明ける[12]。血のつながらない継母に本当に愛されているのか、という珠の不安が第1週の軸となっている。

キャスト[編集]

葉野家と岩国の人々[編集]

  • 葉野珠(はの・たま) - 石橋静河
    • 主人公。明治30年に岩国で生まれ、さまざまな仕事を経て作家となる[13]。
    • 幼少期は村上蘭、昭和57年(85歳)の珠は加賀まりこが演じる。
  • 葉野清治 - 渡部篤郎
    • 珠の父。蔵元の長男で、珠に厳しく接する。
  • 葉野リョウ - 国仲涼子
    • 珠の継母。献身的に家族を支える。
  • 岩田梅 - 松本穂香
    • 珠の幼なじみ[14]。

作家・文壇の人々[編集]

  • 西尾一路 - 染谷将太
    • 若き小説家。珠と切磋琢磨する。
  • 土橋風子 - 尾野真千子
    • 時代の常識にとらわれない作家[15]。
  • 島村辰彦 - 工藤阿須加[16]

昭和57年の人々[編集]

  • 藤川優子 - 松たか子
    • 晩年の珠を公私にわたって支える秘書。松たか子にとってはキャリア初の朝ドラ出演となる。

主題歌[編集]

主題歌はYOASOBIの書き下ろし曲「咲き誇れ」で、第1回の放送で初めてオンエアされた[17]。「小説を音楽にするユニット」を掲げるYOASOBIらしく、今回も楽曲のもとになる原作小説が用意された。作家の綿矢りさが書き下ろした「桜(はな)の命は不滅なり」がそれで、同日に公開された。

タイトルの「咲き誇れ」は、作品タイトル「ブラッサム」に込められた願いと重なる言葉でもある。宇野千代と同じく小説家である綿矢りさの物語を経由して、主人公の人生を歌にするという二重構造の主題歌となっている。

2026年の動向[編集]

2026年9月28日に放送がスタートした。初回の世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ)は関東地区で15.5%、関西地区で14.1%を記録し、前作『風、薫る』の初回(関東14.9%、関西13.3%)を上回った[18]。

関東地区の個人視聴率は8.6%で、前作『風、薫る』(個人8.3%、世帯14.9%)を上回った一方、前々作『ばけばけ』(個人8.7%、世帯16.0%)にはわずかに届かなかった[19]。

放送初日には、秘書役で出演する松たか子のインタビューも公開された。松はキャリアで初となる朝ドラ出演について「こればっかりはいろいろタイミングと言いますか、巡り合わせだったなという感じもします」と語り、NHK大阪放送局の大規模なスタッフ体制に圧倒されたと振り返っている[20]。

役柄については「珠さんという人を見つめることで、自分が成し得なかったことや、自分が見たことのない風景、そしてキラキラした時間を共有させてもらっている」と解釈し、献身的な裏方というより、その場所での日々を楽しむ女性として演じたいという考えを示した。

炎上とバズ[編集]

初回放送後、SNSでは「ご本人にそっくり」「名作の予感」「映画のような質感」といった声が相次いだと報じられた[21]。朝ドラとしては珍しく、主人公の少女時代ではなく85歳の晩年から物語が始まる構成に「いきなり晩年スタート」と驚く反応も見られた。加賀まりこ、松たか子という豪華な顔ぶれが初回冒頭から登場したことも話題を集めた。

余談[編集]

  • 松たか子は長いキャリアを持ちながら、本作が初の朝ドラ出演である[22]。
  • ヒロイン発表会見で石橋静河は、宇野千代の著作を読むうちに「なんて素敵な方なんだ!」と感じたと語り、視聴者が毎朝「きょうもいいもの見たな」と思える作品を目指すと意気込んだ[23]。
  • 珠の少女時代の舞台となる明治41年(1908年)の場面では、罰の場所であるはずの蔵が珠にとっては「天国のよう」にも思える特別な場所として描かれている[24]。
  • 語りを担当するのは俳優ではなく、NHK大阪放送局の三條雅幸アナウンサーである。
  • 脚本の櫻井剛は、同じNHK大阪制作の朝ドラ『ブギウギ』に続いて朝ドラの脚本を担当する。

脚注[編集]

  1. ↑ 石橋静河、朝ドラのヒロインに決定!「ブラッサム」26年秋放送 モデルは作家・宇野千代 映画.com、2025年5月29日
  2. ↑ 石橋静河、朝ドラのヒロインに決定!「ブラッサム」26年秋放送 モデルは作家・宇野千代 映画.com、2025年5月29日
  3. ↑ YOASOBI、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』主題歌「咲き誇れ」本日初オンエア!綿矢りさ書き下ろし原作小説も公開 THE FIRST TIMES、2026年9月28日
  4. ↑ 石橋静河、朝ドラのヒロインに決定!「ブラッサム」26年秋放送 モデルは作家・宇野千代 映画.com、2025年5月29日
  5. ↑ ブラッサム NHK、2026年9月29日閲覧
  6. ↑ 石橋静河、朝ドラのヒロインに決定!「ブラッサム」26年秋放送 モデルは作家・宇野千代 映画.com、2025年5月29日
  7. ↑ 朝ドラ『ブラッサム』第1回あらすじ・見どころ!加賀まりこ×松たか子で幕開け、幼い珠と継母の関係に注目【2026年9月28日放送】 ciatr、2026年9月28日
  8. ↑ NHK連続テレビ小説「ブラッサム」放送開始のお知らせ 宇野千代 公式ホームページ、2026年9月18日
  9. ↑ 2026年後期朝ドラ『ブラッサム』のあらすじとキャストを紹介!石橋静河の過去作は? ciatr、2026年9月28日
  10. ↑ ブラッサム | ドラマ情報・キャスト・あらすじ・放送日 映画ナタリー、2026年9月29日閲覧
  11. ↑ 「ブラッサム」初回、豪華スタートに反響 モデルプレス、2026年9月28日
  12. ↑ 朝ドラ「ブラッサム」第2回 珠(村上蘭)がリョウ(国仲涼子)に打ち明ける【あらすじ】 シネマトゥデイ、2026年9月28日
  13. ↑ 2026年後期朝ドラ『ブラッサム』のあらすじとキャストを紹介!石橋静河の過去作は? ciatr、2026年9月28日
  14. ↑ 朝ドラ「ブラッサム」特集 あらすじ・キャスト・関連ニュース MANTANWEB、2026年9月29日閲覧
  15. ↑ 2026年後期朝ドラ『ブラッサム』のあらすじとキャストを紹介!石橋静河の過去作は? ciatr、2026年9月28日
  16. ↑ ブラッサム | ドラマ情報・キャスト・あらすじ・放送日 映画ナタリー、2026年9月29日閲覧
  17. ↑ YOASOBI、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』主題歌「咲き誇れ」本日初オンエア!綿矢りさ書き下ろし原作小説も公開 THE FIRST TIMES、2026年9月28日
  18. ↑ 「ブラッサム」15・5% デイリースポーツ、2026年9月29日
  19. ↑ NHK連続テレビ小説「ブラッサム」初回世帯視聴率は15.5%「風、薫る」上回る結果に モデルプレス、2026年9月29日
  20. ↑ 松たか子、朝ドラ初出演は巡り合わせ 「ブラッサム」で向き合う“主人公を支える秘書”という生き方 シネマトゥデイ、2026年9月28日
  21. ↑ 「ブラッサム」初回、豪華スタートに反響 モデルプレス、2026年9月28日
  22. ↑ 松たか子、朝ドラ初出演は巡り合わせ 「ブラッサム」で向き合う“主人公を支える秘書”という生き方 シネマトゥデイ、2026年9月28日
  23. ↑ 石橋静河、朝ドラのヒロインに決定!「ブラッサム」26年秋放送 モデルは作家・宇野千代 映画.com、2025年5月29日
  24. ↑ 朝ドラ『ブラッサム』第2回あらすじ・見どころ!蔵に閉じ込められた珠が継母リョウに打ち明けた思いとは【2026年9月29日放送】 ciatr、2026年9月28日

💬 みんなの声

この記事を読んだ人が、ひとことつぶやく場所です。