株式会社ギークトイズ
GEEK TOYS Inc.
ギークトイズ ロゴ.jpg
略称 ギークトイズ
国家 日本
種類 株式会社
業種 アニメーション制作
本社所在地 東京都中野区弥生町3丁目35番13号 335 中野新橋ビル1F
設立日 2017年10月
廃業日 2023年7月1日
設立者 小佐野保
代表者 小佐野保
資本金 1,000万円
上場 非上場
従業員数 35名
所有者 株式会社ギークピクチュアズ
主要部門 アニメーション制作
リンク 公式サイトTwitterFacebook
コミュニティ n/アニメ・漫画


概要[編集]

日本のアニメーション制作会社。主に『デート・ア・バレット』OVA二部作およびTVアニメ『デート・ア・ライブⅣ』の制作を手がけた。

歴史[編集]

設立時期や創業者に関する公表情報は少ないが、当社はまずOVA『デート・ア・バレット』を約20分の二部作として制作し、原作小説のストーリーを再構築して映像化した。その後続くTVシリーズ第4期『デート・ア・ライブⅣ』では、キャラクター作画の美麗さを追求すると同時に、3DCGを多用したアクションシーンを導入した。

特徴[編集]

作画重視の美麗キャラクター表現:主要キャラクターの作画には高い評価を得ており、『デート・ア・ライブⅣ』では細部まで緻密な線描写が際立った。

3DCGとのハイブリッド演出:アクションシーンに3DCGを多用し、動的演出を強化。しかし、CG品質に関しては作品ごとにばらつきが見られる。

短尺へのストーリー詰め込み:OVA『デート・ア・バレット』では20分台の二部作に原作相当のエピソードを詰め込んだため、物語が大幅に再構築され、賛否を呼んだ。

評判[編集]

全体的に作画面では評価が高い一方、アクション演出や物語構成に対する視聴者の評価は分かれる。特にOVA『デート・ア・バレット』は「OVA作品としては理解できる」との擁護意見と、「原作ファンへの配慮を欠いた改変」との批判が対立した。

『デート・ア・ライブⅣ』は、美麗なキャラクター作画で好評を得たものの、3DCG演出やストーリーのカット割り・話数端折りに関して否定的な声も根強い。


作品履歴[編集]

テレビアニメ[編集]

開始年 放送期間 タイトル 監督 テンプレート:Nobr 備考
2018年 6月 モンシロちゃん colspan="2" テンプレート:N/a
10月 - 12月 RErideD-刻越えのデリダ- 佐藤卓哉 今本尚志
2019年 7月 - 9月 可愛ければ変態でも好きになってくれますか? いまざきいつき 堀江拓 アニメーション制作協力:アニメーションスタジオ・セブン
2020年 1月 - 6月 プランダラ 神戸洋行 今本尚志
2022年 1月 - 3月 幻想三國誌 -天元霊心記- 町谷俊輔 池牟禮誠 音楽制作も担当
4月 - 6月 デート・ア・ライブIV 中川淳 今本尚志
2023年 1月 - 3月 人間不信の冒険者たちが世界を救うようです いまざきいつき 石原直樹 アニメーション制作協力:アニメーションスタジオ・セブン
4月 - 6月 デッドマウント・デスプレイ 小野学 奥山真吾 第1クール
10月 - 12月 薩摩良寛 第2クール
7月 - 9月 ライアー・ライアー 大野悟
松浦直紀
石原直樹
10月 - 12月 ミギとダリ まんきゅう 山村賢生 共同制作:CompTown
2024年 4月 - 6月 デート・ア・ライブV 中川淳 今本尚志
2025年 1月 - 3月 サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話 福田道生 山村賢生 共同制作:CompTown

OVA[編集]

発売年 タイトル 監督 アニメーション
プロデューサー
2020年 デート・ア・バレット 中川淳 今本尚志

Webアニメ[編集]

配信年 タイトル 監督 アニメーション
プロデューサー
2020年 ぜつめつきぐしゅんっ。 竹内一洋 N/A

制作協力[編集]

タイトル 制作元請 備考
2019年 神田川JET GIRLS ティー・エヌ・ケー
2020年 球詠 studio A-CAT
2022年 幻想三國誌 -天元霊心記- GEEKTOYS GEEKTOYS大阪スタジオ名義
CUE! ゆめ太カンパニー
グラフィニカ
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン david production GEEKTOYS大阪スタジオ名義
2023年 うる星やつら GEEKTOYS大阪名義

その他[編集]

タイトル 備考
N/A 甦!戦馬大戦 Webtoon、作画
2023年- FISH Buzz