概要[編集]

キム·スヒョン; 김수현(金秀賢 Kim Soo-Hyun)
本名	キム・スヒョン
出身地	ソウル特別市
国籍	大韓民国
学歴	ソウルイルウォン小学校(卒業) チュンドン中学校(卒業) チュンドン高等学校(卒業) 中央大学校(演劇映画学学士)
活動期間	2007年～
家族	両親
身長 / 体重	180cm cm / 65kg kg
血液型	AB型
事務所	ゴールドメダリスト

大韓民国の俳優である。

幅広い演技スペクトルと抜群のスター性が共存し、大衆を魅了した青春スターの新しいタイプと評価され、現在全世代をまとめるトップスターであり、「信頼できる俳優」としてその名声を維持している。

詳細[編集]

幼い頃から患っていた心臓疾患と一人息子で育った寂しさのためか、ひどく内気な性格だったという。内気で消極的な一人息子を心配した母親が、高校1年生の時、演説と演技、2つのうち1つを習ってみるよう勧めたが、大勢の人の前で演説なんてできないから、といって演技を習い始めたのが演技活動の始まりだった。その後、そこで延世大学演劇サークル所属の学生と親しくなったことをきっかけに、高校1年生の時から3年生の時まで延世大学の学生会館に寄宿し、延世劇芸術研究会の学生たちと一緒に演技の練習をした。シェークスピアの戯曲『真夏の夜の夢』の妖精「パック」が彼に与えられた初役最後の公演が終わって舞台挨拶をした瞬間に喜びを感じ、俳優を目指すことになったという。

4度の挑戦の末、中央大学に入学して気苦労もした。下は、彼が4浪目にあるコミュニティに残した文。

『死守生のキム·スヒョンです。最近は入試準備に拍車をかけています。中央大、漢陽大、成均館大、建国大、慶煕大、京畿大、西京大学など。「随時2次に挑戦することになったし、教授にお見せする演技と特技、質疑応答など練習が真っ最中です。必ず嬉しく笑って良い結果を教えます。皆さんは、浪人せずに死守しないでください。私みたいになります。これはまあ、全く余裕がなくて、カラオケで残りの時間1分で他の曲を選曲する感じというか。そして不眠症で苦しんでいます。不安であらゆる雑念に駆られていますね。それなのになぜクマがそんなにひどくないのか考えてみると、私はバスや地下鉄で熟睡しています。フフフ、大したことないですね。』

2009年、中央大学演劇映画学科に入学した。長寿生活の末に入学したためか、学校生活を楽しく過ごしており、中央大学の学生たちの証言によると、学校行事にもよく参加しようとし、平凡に授業を聞いているという。

父親のキム·チュンフンは歌手で、セブンドルフィンズのボーカルメンバーだ。

趣味はボーリング、スキー、自転車、ボクシング、歌うこと、クライミング、スキンスキューバ、バドミントン、テニスなどがある。左利きなので筆記、箸の使い方、マイクを持つ時はどちらも左手を使うが、運動する時は右手を多く使う。ボーリングも右手で打つという。（無限挑戦533回参照）

韓国ギャラップが発表した2014年を輝かせた最高の韓国タレント1位(5年連続TOP10入り)、2004-2014韓国人が最も好きなタレント1位に選ばれた。 2015年にスポーツソウルで創刊30周年を記念して専門家が調査した「30年最高の俳優」のうち、男女を通じて唯一の20代俳優に選ばれた。

2017年10月23日、現役で軍入隊した。入所地は第1師団。初の身体検査で幼い頃から患っていた心臓疾患のため、4級代替服務の判定を受けたが、5年間の地道な健康管理を経て、再検を自ら要望し、1級現役の判定を受けた。平成29年11月29日に訓練所を修了し、優秀賞表彰とともに第1師団捜索大隊に配備されたという。元々は特戦兵に志願しようとしたが、特戦兵は28歳以下だけが志願可能で捜索隊に変えたという。訓練所では助教を提案したが、本人の意志で最前線捜索大隊に志願した。 2019年7月1日に除隊した。

特徴は少年のような外見と重みのある声のギャップ、純粋な田舎の少年イメージと洗練された都市の青年イメージの共存、そして才気溌剌とした若さと年輪が感じられるような深さ。『ヘプムダル』当時、芸能界では彼のことを「少年の顔、男の声、恋人の目つきを持っている」と表現し、チャン·テユPDは「外見は20代だが、内面は40代男性のような深みを持っている」と褒め称えた。

顔が小さく、体の比率がいい。 2011年に『ドリームハイ』、2012年に『太陽を抱く月』でスターダムになり、最初から主演の座を占めたにわかスターという偏見が一部存在したが、以前から助演や子役、短編映画への出演などでキャリアを積み重ねてきた。 20代初めにも子役をこなしたのが特異な点だ。新人時代から多くの関係者たちが口をそろえて業界最高の期待株として評価されており、若い演技者の中で圧倒的な演技力と興行力を持っていると評価されている。

余談と逸話[編集]

小学生のときなんとなく女の子のような名前が不満だったので、自らニックネームを「キム·スマン」とつけて呼んだという。

幼い頃、交通事故にあったことがあるが、そのせいで頭に傷跡ができて子供たちにからかわれたり、うつ病にもなったという。

男子中、男子高を卒業し、中学·高校時代、女子が地下鉄の隣に座るだけで、緊張するほど内気な性格だった。中学校時代、キム·スヒョンを指導した担任の先生が「芸能界の方に進む方向を示さなかった生徒だった。スヒョンが役者になったと聞いて驚いた。中学時代はとてもおとなしい生徒だった」とインタビューで明らかにしている。

中学生の時から心臓が悪くなり、地道に治療を受けてきたが、2010年、心室上性頻脈で手術を受けた。

幸い今は良好な状態。このため、初の身体検査で4級代替服務の判定を受けたが、管理しながら再検を受けて最終現役の判定を受け、10月23日に現役入隊した。

俳優としてロールモデルはオーストリアの演技派俳優クリストフ·ワルツ。『演技が上手な俳優は多いと思います。しかし私はクリストフ·ワルツの演技を見ながら「酔う」「気になる」「話すのをずっと聞きたい」という印象を強く受けました。セリフを言うのが、歌を歌うような感じでした。今はまだ足りないですが、年を取ったとき私もそんな俳優になりたいです。"

朴贊郁（パク·チャンウク）監督の映画『オールドボーイ』をなんと17回も見たという。映画関連のインタビューや推薦する映画を見ればシネフィルだ。

俳優としてのプライドが相当で、ものすごい努力派でもあり、演技に近づく方式も繊細で几帳面だ。台詞を続けてトーンを変えながら千回ずつ練習し、周りを観察しながら人々がどのような状況でどんな言葉と行動をするのか覚えてから研究するという。ドラマ『ドリームハイ』で方言を使うソン·サムドン役のために地方に滞在し、方言を学びに行ってくると言い(実際、キム·スヒョンはソウル生まれ)、イ·ウンボクPDを驚かせた。『ジャングルフィッシュ』のハン·ジェタ役を演じた当時、台本リーディングの際に15種類の異なるバージョンのジェタ役を用意したことがある。映画『密かに偉大に』撮影当時、キャラクターに合うかつらをいくつか用意、念入りに相談してチェックして決定した。『星から来たあなた』の大学での講義シーンの撮影の際、現場に10個以上の眼鏡を自分で用意し、どのような小物がト·ミンジュンのイメージとシーンの雰囲気に最も適しているのか、監督と相談して決定。気難しくて几帳面なことで有名なチャン·テユPDが、「熱情と努力がすごい」と現場で誉めるほどだ。

「よく泣く」俳優として有名だ。抱きしめたくなるほど痛ましく泣く特有の涙の演技が印象的だが、おかげで大衆の間では「キム·スヒョンは泣かせてこそ本来の味」という評価が出ている。涙演技の秘法は悲しい記憶を思い浮かべるのではなく、台本そのものに没頭すること。このように演技状況によく没入するおかげで、もともと泣いている状況ではなかったり、自分の演技でない時も感情が上がってきて泣く場合があるようだ。もともと泣くことも好きでよく泣く方で、感情の起伏がある方で、極端なことが好きなので、悲しい時は死にたいほど悲しい時まで感情を引き上げようとすると。

そのようにすっきり泣くとむしろ気分が良くなり、感情が落ちると無理にでももっと泣くという。それで台本に涙が流れるという質問があれば、感情を消尽してしまうことができて嬉しいと。

KBSドラマ『花より男子』に出演するところだったことが明らかになった。2009年に放送された「M-net Japan BOF Making」という日本の番組で、キム·スヒョンは今より幼く、落ち着いた印象で『花より男子』の俳優の間に座り台本リーディングに励んでいた。

当時、ドラマの1人2役のイ·ジェハイ·ミンハ役にキャスティングされ、自分が分析した通りに演技をしたが、チョン·ギサンプロデューサーは「リードするな」と指摘され、非常に困惑した様子だった。時に指摘を受けた後、他の俳優たちが笑い出してとてもきまり悪い雰囲気だった。結局、その役割は他の俳優に移って作品に参加できなかった。

しかし、これがかえってキム·スヒョンの人生に「逆転」をもたらした。この後出演した《クリスマスに雪が降るでしょうか》.『ジャイアント』、『ドリームハイ』、『太陽を抱く月』、『泥棒たち』、『密かに偉大に』、『星から来たあなた』と相次いで大ヒットし、トップスターに浮上した。ネットユーザーは、「花より男子」に出演しなかったことが神の一手だったと評価した。

キム·スヒョンが大成すると予感した『ジャイアント』監督と撮影監督が10年以内に必ずまた作品を作ろうと言ったことがあるが、その時の撮影監督が『星から来たあなた』のイ·ギルボク撮影監督。そして《クヌン》キムグンス照明監督も《星のあなた》でまた再会した。『星から来たあなた』で『クヌン』照明チームと『ジャイアント』カメラチームに再び会い、お互いに喜んだという。

ドラマ『星から来たあなた』のキャスティングが確定し、宇宙人役に役に立つかと思い自然系列の教養科目『宇宙の理解』を受講申請した。おかげでその場にキム·スヒョンがいるとは知らず講義室に入った中央大生たちは「あの人がなぜこの授業を聞くのか」といぶかしがったという。本人は平然と講義も聞き、知ったかぶりをすれば親切に答えてくれたという。中央大生たちがインターネットに感想を書き、うわさを聞いた記者たちが制作発表会場で質問すると、キム·スヒョンは「偶然でしょう…」とはぐらかしたが、中央大生たちの証言としては、芸術文化系列の教養科目は別にあるため、わざわざ受講しない限り、演劇学科の学生があの授業を聞く理由は全くないという。

その他に身体的な特徴としては、笑う時にできるえくぼと上がった口元などがある。特に独特できれいに上がっている口元が女性たちにとって魅力ポイントに挙げられる方だ。しかし、やはり最大の特徴は比率の良い人が溢れる芸能界でも指折りの非常に小さい顔のようだ。

運動神経がよく非常にすばしこいほうだ。 2013.5.SBS「ランニングマン」に出演した当時、ランニングと運動神経では付いてくる人がいなかった。

ボーリングが大好きだ。インタビューで「休みは何をして過ごすか」という質問にほとんどボーリングに触れるほどだ。ファンミーティングの前日にもボーリングをしてきており、ファンミーティングでは初めから直接ボーリングのテストまで見せてボーリングの伝道に積極的に乗り出している。空港で撮られた写真で持っていた携帯電話のストラップもピンだった。しかし、2016年10月、プロボウラー選抜戦に出場し、高い成績で第1戦を通過した。準プロ級の実力を持っているものと見られる。

2020年、コロナ19拡散防止に向けて1億ウォンを寄付した。

2014年セウォル号沈没事故の檀園（タンウォン）高の犠牲者のために3億ウォンを寄付した。

2018年4月12日、イ·ホンギのキスダラジオによると、休暇に出たキム·スヒョンがTWICEに伝えてほしいと「TWICEは軍隊で神様だ。TWICEがいるからキム·スヒョンがいて、軍隊がいて、大韓民国がある」というコメントを残したという。

10年間所属していた所属事務所キーイーストとの契約を終了し、キーイースト前代表のシン·ピルスンが代表取締役の新しい芸能事務所ゴールドメダリストへと所属を移した。同社は俳優のソ·イェジ、キム·セロンらを迎え入れるなど、拡大傾向を見せている。