金子みひろ

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(みひろから転送)
金子みひろ
Mihiro Kaneko
生年月日1982年5月19日
出身地新潟県
活動期間2002年 -(AVは2005年 - 2010年)
デビュー2005年(AV)
ジャンル単体女優
専属アリスJAPAN・マックス・エー(2005年 - 2007年)、マキシング・エスワン(2007年 - 2010年)
事務所m-voice
主な受賞MOODYZ年末大感謝祭2007 最優秀作品
別名みひろ

概要[編集]

金子みひろ(かねこ みひろ、1982年5月19日 - )とは、日本の女優・タレント・歌手・YouTuberで、元AV女優である。新潟県出身、m-voice所属。グラビア・AV女優時代から使用していた芸名「みひろ」で広く知られ、2021年5月から俳優業では「金子みひろ」を名乗っている[1]。

詳細[編集]

ヌードモデル時代(2002年 - 2004年)[編集]

2002年にヘアヌード写真集『夢』でデビューした。以降はイメージビデオやオリジナルビデオへの出演を重ね、2003年には写真集『アカルイハダカ』、2004年には『みひろ写真集 M×6』を発表している。同時期には北島優、萩原舞らとともに「お菓子系」のグラビアアイドルとして注目されたとされる。2004年10月にはシングル「ヒマワリ」で歌手としてもデビューした。

本人はヌードモデルという仕事に誇りを持っており、当初はAVに出演する予定はなかったという。しかし周囲から「ヌードモデルだけでは中途半端」と言われたことをきっかけにAV進出を決意したとされる。この決断の背景は、のちに自伝的小説『nude』の題材となった[2]。

AV女優時代(2005年 - 2010年)[編集]

2005年1月28日、アリスJAPANの『Little Angel みひろ』でAVデビューした。デビューにあたってはアリスJAPANとマックス・エーの2社専属で、計24本という異例の契約を結んだとされ、それまでの2社専属の最長記録とされた高樹マリアの15本を上回ったと伝えられる。2005年から2007年半ばまでは、両メーカーから交互にほぼ月1本のペースで作品を発表した[3]。

2007年にはセル作品へ移行し、マキシングの『みひろ解禁』をセルデビュー作として、以降はマキシングとエスワンの2社から作品を発表した。同年の「MOODYZ年末大感謝祭2007」では、エスワン作品『ハイパー×ギリギリモザイク みひろ』が最優秀作品に選ばれ、女優賞部門では吉沢明歩に次ぐ2位となった。

AV女優としての活動と並行して、『特命係長 只野仁』(2005年)、『2ndハウス』(2006年)、『新宿スワン』(2007年)などのテレビドラマにも出演し、早くから女優業にも取り組んでいた。2010年初頭にAV引退を表明し、同年6月19日発売のエスワン『みひろFINAL』などを最後に、同年6月をもってヌード・AV女優を引退した。

恵比寿マスカッツとタレント・女優活動(2008年 - 2016年)[編集]

2008年4月にスタートしたテレビ東京系のバラエティ番組『おねがい!マスカット』に出演し、セクシーアイドルユニット「恵比寿マスカッツ」の初代メンバーとして活動した。司会のおぎやはぎらとの共演でバラエティタレントとしての知名度を高めたが、初代メンバーとしての活動は2010年3月までで、正式な卒業を経ずにグループを離れている[4]。

2009年5月、講談社から自伝的小説『nude』を刊行した。新潟で育った2人の女性を軸に、東京でセクシーアイドルとなった主人公がAVデビューに至るまでの葛藤を描いた作品で、2010年9月には渡辺奈緒子主演で映画化された。同年には映画『SR サイタマノラッパー』『呪怨 白い老女』『サムライプリンセス 外道姫』にも出演している。

引退後はテレビ・舞台を中心に活動し、2010年にはNHK大河ドラマ『龍馬伝』に出演。舞台では志村けん主宰の『志村魂』シリーズに複数回出演した。テレビ東京のバラエティ『ゴッドタン』の名物企画「キス我慢選手権」にもたびたび出演し、2013年公開の映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』にも本人役で出演している。2014年には壇蜜主演のドラマ『アラサーちゃん 無修正』に出演した。2015年5月19日には俳優の下川真矢との結婚を発表した[5]。

マスカッツ復帰と卒業(2017年 - 2022年)[編集]

2017年、第2世代の恵比寿★マスカッツに初代メンバーのみひろが加わる形で、グループ名が「恵比寿マスカッツ1.5」に改められた。当時35歳で最年長ながら、グループ内では第2世代メンバーの「後輩」として扱われ、初代が2013年の解散公演を行った舞浜アンフィシアターに立つことを目標に掲げた[6]。

私生活では、2018年に下川と離婚したことを2019年2月に公表したとされる。2019年からはYouTubeでの活動を本格化させ、ゴルフ番組『GOLFわでしこ』の配信や、韓国のファンに向けたチャンネルを開設した。

2022年7月、第2世代恵比寿マスカッツは同年8月13日のライブをもって全員が卒業することを発表した[7]。同日、恵比寿ザ・ガーデンホールで開催された「第2世代 恵比寿マスカッツ 真夏の卒業式」には、三上悠亜、市川まさみらとともに出演。初代時代を振り返り「私が途中で逃げたので」と心残りを語っていたみひろは、今回は最後まで活動をやり遂げ、卒業証書授与の場で涙を見せた[8]。

「金子みひろ」への改名と近年の活動(2021年 - )[編集]

2021年5月19日、39歳の誕生日に自身のブログで、俳優業では「金子みひろ」として活動することを発表した。「みひろ」の名前がアダルト業界のイメージに引っ張られ、名前だけで色物に見られてしまうこと、39歳となり「妹系」の愛称がそぐわなくなったことなどを理由に挙げ、名字を付けた名前で演技の仕事に力を入れたいと説明した。一方で、ヌードグラビアやAVに出演していた過去を隠すつもりはないとも述べている。バラエティ出演時などは引き続き「みひろ」名義を用いている。

改名前後から女優としての出演が増え、2021年には朝日放送テレビのドラマ『3Bの恋人』に杉崎役で出演したほか、Netflixドラマ『全裸監督 シーズン2』第5話にも出演したとされる。2022年2月26日にはデビュー20周年を記念した「みひろ 20周年 SPECIAL LIVE」を開催し、吉沢明歩と麻美ゆまがゲスト出演した[9]。

2022年には映画『グランギニョール』(竹之宮雪美役)、『不倫ウイルス』(桐島真理子役)に出演し、同年10月には劇団「崖っぷちウォリアーズ」第7回公演『ゼッタイ、幸せになってやる!!』で舞台初主演を務めた。2023年5月には、全編ワンカットで撮影された光平哲也監督の映画『ある日、ある女。』(R15+)で主演し、30代後半の未婚女性・沢松優子を演じた[10]。2024年3月には佐藤周監督の映画『18歳のおとなたち』(西川祥子役)が公開された[11]。

2024年12月にはテレビ朝日系のドラマ風バラエティ『密会×芸人』に出演し、チャンス大城と共演した[12]。2025年7月には、松村沙友理が司会を務めるテレビ朝日系『私の神客 紹介します』の初回ゲストとして出演し、離婚に至るまでの心境などを語った[13]。映画.comでは、出演作として2026年12月公開予定の映画『THE COVER GIRL』が掲載されている。

人物[編集]

  • 芸名「みひろ」は、本名の名前「ひろみ」をもじったものとされる。
  • 初代恵比寿マスカッツを途中で離れたことを長く悔やんでおり、第2世代への加入時には「正式な卒業メンバーではないこと」を心残りとしていたと報じられた[6]。
  • 歌手としては、初めてのステージで緊張のあまり歌詞をすべて忘れてしまった経験を「消えないトラウマ」として、自身のYouTubeチャンネル『mihiroom』で語っている[14]。
  • 2022年の恵比寿マスカッツ卒業ライブでは、自身の離婚経験を投影したソロ曲「バツワン」を披露した。
  • 韓国のファンに向けた発信にも力を入れており、2019年に韓国人向けのYouTubeチャンネル『미히로 TV』を開設したほか、『mihiroom』でも韓国語を交えた動画を配信している。

主な出演作品・作品[編集]

テレビドラマ[編集]

  • 『特命係長 只野仁』(2005年、テレビ朝日)
  • 『2ndハウス』(2006年、テレビ東京)
  • 『ティッシュ。』(2007年、テレビ朝日)
  • 『新宿スワン』(2007年)
  • 『龍馬伝』(2010年、NHK)
  • 『アラサーちゃん 無修正』(2014年、テレビ東京)
  • 『3Bの恋人』(2021年、朝日放送テレビ) - 杉崎 役
  • 『全裸監督 シーズン2』第5話(2021年、Netflix)

映画[編集]

  • 『SR サイタマノラッパー』(2009年)
  • 『呪怨 白い老女』(2009年)
  • 『サムライプリンセス 外道姫』(2009年)
  • 『ランニング・オン・エンプティ』(2010年)
  • 『nude』(2010年) - 原作
  • 『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』(2013年) - 本人 役
  • 『透明花火』(2020年)
  • 『グランギニョール』(2022年) - 竹之宮雪美 役
  • 『不倫ウイルス』(2022年) - 桐島真理子 役
  • 『ある日、ある女。』(2023年) - 主演・沢松優子 役
  • 『18歳のおとなたち』(2024年) - 西川祥子 役
  • 『THE COVER GIRL』(2026年12月公開予定)

舞台[編集]

  • 『志村魂』シリーズ(2009年、2010年、2011年、2014年)
  • 朗読劇『星の王子さま』(2022年9月、六行会ホール)
  • 崖っぷちウォリアーズ 第7回公演『ゼッタイ、幸せになってやる!!』(2022年10月、テアトルBONBON) - 主演
  • ベニバラ兎団『MiX JUiCE』vol.1(2022年10月、赤坂CHANCEシアター)

バラエティ[編集]

  • 『おねがい!マスカット』(2008年 - 2010年)
  • 『ゴッドタン』「キス我慢選手権」
  • 『恵比寿マスカッツ横丁!』(2017年)
  • 『密会×芸人』(2024年12月、テレビ朝日)
  • 『私の神客 紹介します』(2025年7月、テレビ朝日)

音楽[編集]

  • 「ヒマワリ」(2004年10月) - デビューシングル
  • 恵比寿マスカッツ(初代 2008年 - 2010年、第2世代 2017年 - 2022年)
  • 「みひろ 20周年 SPECIAL LIVE」(2022年2月26日)

書籍[編集]

  • 写真集『夢』(2002年)
  • 写真集『みひろ写真集 M×6』(2004年)
  • 小説『nude』(2009年5月、講談社)[15]

主なAV作品[編集]

  • 『Little Angel みひろ』(2005年1月、アリスJAPAN) - デビュー作
  • 『みひろ解禁』(2007年、マキシング) - セルデビュー作
  • 『ハイパー×ギリギリモザイク みひろ』(2007年、エスワン) - MOODYZ年末大感謝祭2007 最優秀作品
  • 『みひろFINAL』(2010年6月、エスワン)

余談[編集]

  • 2017年の恵比寿マスカッツ1.5加入時、初代メンバーの復帰という異例の形だったことから、グループ名に「1.5」が付けられた。
  • 主演映画『ある日、ある女。』は64分を全編ワンカットで撮影した自主映画で、映画史・時代劇研究家の春日太一らが応援コメントを寄せた。
  • 2022年の20周年ライブでは、みひろ・吉沢明歩・麻美ゆまそれぞれのソロ曲に加え、コラボ曲も披露する構成が告知された。

脚注[編集]

  1. ↑ ORICON NEWS「みひろ→『金子みひろ』での活動を発表『俳優業に力を入れて日々精進』」2021年5月19日
  2. ↑ MOVIE WALKER PRESS「AV出演の理由が明らかに セクシー女優みひろの過去が遂に映画化」2010年6月30日
  3. ↑ Wikipedia(英語版)「Mihiro」
  4. ↑ ORICON NEWS「第2世代 恵比寿★マスカッツ改め『恵比寿マスカッツ1.5』始動 みひろが新加入」2017年
  5. ↑ シネマトゥデイ「『キス我慢』みひろ、俳優・下川真矢と結婚!」2015年5月19日
  6. ↑ 6.0 6.1 ORICON NEWS「第2世代 恵比寿★マスカッツ改め『恵比寿マスカッツ1.5』始動 みひろが新加入」2017年
  7. ↑ デイリースポーツ「三上悠亜、メガネで誕生日のイベント開催発表 マスカッツ卒業の思いも」2022年7月9日
  8. ↑ よろず~ニュース「恵比寿マスカッツ全員卒業 三上悠亜、みひろ、市川まさみ 涙のラストライブ」2022年8月
  9. ↑ ENTAME next「女優・みひろが20周年記念ライブを開催、吉沢明歩、麻美ゆまも参加決定」2022年2月4日
  10. ↑ 1st Generation「『ある日、ある女。』主演・金子みひろ他初日舞台挨拶決定」2023年
  11. ↑ 映画.com「金子みひろ 関連作品」
  12. ↑ ABEMA TIMES「チャンス大城、元セクシー女優・みひろとの密室デート&ボディタッチに照れまくり」2024年12月12日
  13. ↑ ABEMA TIMES「元セクシー女優・みひろ(43)、離婚の理由を告白『精神的に参りましたね』」2025年7月3日
  14. ↑ ORICON NEWS「みひろ、自身の『消えないトラウマ』を告白」
  15. ↑ 講談社「nude」書誌情報

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