| 辻本茂雄 Tsujimoto Shigeo | |
|---|---|
![]() 「茂造」の扮装(出典:Enta) | |
| 誕生日 | 1964年10月8日 |
| 年齢 | 61歳 |
| 出身地 | 大阪府阪南市 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 吉本総合芸能学院5期 |
| ジャンル | お笑い、喜劇 |
| 活動期間 | 1986年 - |
| 身長 / 体重 | 173cm cm / ― kg |
| 血液型 | A型 |
| 事務所 | 吉本興業 |
| 代表作 | 吉本新喜劇 |
| リンク | 吉本興業 公式プロフィール |
概要[編集]
辻本茂雄(つじもと しげお、1964年10月8日 - )とは、大阪府阪南市出身のお笑いタレント・喜劇俳優である。吉本興業所属。1999年に吉本新喜劇の座長へ就任し、老人キャラクター「茂造」で知られる。身長173cm。
詳細[編集]
中学時代は自転車競技で全国規模の大会に出場する実績があり、競輪選手を目指していた。しかし交通事故とその治療の過程で両足に腫瘍が見つかり、この進路を断念している。
1986年に吉本総合芸能学院(NSC)大阪校5期生として入学。吉本新喜劇に入団後、1999年に座長へ就任した。2004年には第33回上方お笑い大賞の大賞を受賞している。座長勇退後も座員として舞台に立ち続けている。
「茂造」というキャラクターの設計[編集]
辻本の代表的な役柄である「茂造」は、場をかき乱す元気な老人である。喜劇においてこの型の人物が便利なのは、筋を進める側ではなく、進んでいる筋を壊す側に置けるからである。
吉本新喜劇は役柄とギャグを固定して筋だけを差し替える様式を取っている。毎週新しい演目を出す前提では、人物の性格を毎回作り直すことはできない。その制約のなかで、どんな筋にも割り込めて、割り込んだ瞬間に場面が動く人物は使い勝手がよい。茂造が長く使われているのは、演目の内容に依存しない位置に立っているためである。
年齢の離れた役を演じているので、演者自身が年を重ねても役柄との距離が変わりにくいという副次的な効果もある。実年齢に近い役を持ち役にした場合、時間の経過がそのまま役の前提を変えてしまう。
客を呼べる座長という評価[編集]
辻本については、公演のチケットが売れるという点が繰り返し取り上げられてきた。吉本新喜劇の公演はなんばグランド花月などで年間を通じて行われるため、同じ演目を長期上演する劇団と違い、特定の座長の回に客が集まるかどうかが数字として見える。
これは評価が「面白いと言われるか」ではなく「席が埋まるか」という形で毎週返ってくるということでもある。舞台を主戦場にする演者がテレビ番組中心の演者と違う環境に置かれているのは、この結果の出方の違いによる。
進路の変更という前史[編集]
競輪選手を目指していた人物が喜劇の座長になったという経歴は、逸話として紹介されることが多い。ただし本人の語りからうかがえるのは、最初に選んだ道が閉じたあとで別の道に入ったという順序そのものである。ヒコロヒーや松原タニシの項で触れたように、演者の活動の形は本人の資質だけでなく、どこで続けられる条件が整ったかによって決まる部分が大きい。
