| 株式会社バンダイ BANDAI CO., LTD. | |
|---|---|
| 略称 | バンダイ |
| 国家 | 日本 |
| 種類 | 株式会社 |
| 市場情報 | 非上場(バンダイナムコホールディングス傘下) |
| 業種 | 玩具製造 |
| 本社所在地 | 東京都台東区駒形 |
| 設立日 | 1950年7月5日 |
| 年齢 | 76周年 |
| 設立者 | 山科直治 |
| 所有者 | 株式会社バンダイナムコホールディングス |
| 主要株主 | 株式会社バンダイナムコホールディングス(親会社) |
| 主要部門 | トイホビー事業 |
| 関係する人物 | 山科直治 |
| 代表作品 | ガンダムのプラモデル(ガンプラ)、たまごっち、スーパー戦隊シリーズ・仮面ライダー関連商品 |
| 別名 | 萬代屋 |
| リンク | https://www.bandai.co.jp/ |
概要[編集]
バンダイとは、日本の玩具メーカーである。1950年に萬代屋として創業し、仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズの関連商品、ガンダムのプラモデル、たまごっちなどで知られる。現在はバンダイナムコエンターテインメントと同じくバンダイナムコホールディングスの傘下にある。
詳細[編集]
1950年7月5日、東京都台東区浅草菊屋橋に株式会社萬代屋として設立された。創業者は山科直治で、資本金は100万円。セルロイド製の玩具から出発し、1961年に社名をバンダイへ変更した。1969年にプラモデルの製造を開始し、1980年に発売した「1/144 ガンダム」が大きな流行を生んだ。
2005年9月、ナムコとの経営統合により持株会社バンダイナムコホールディングスが設立され、バンダイはその傘下の玩具事業会社となった。本社は東京都台東区。
作品の権利を商品に変える会社[編集]
バンダイの事業を貫いているのは、自社で玩具を企画して売るというより、作品の権利を商品の形に翻訳する仕組みである。アニメや特撮番組の登場物を商品化し、番組の放送と商品の発売を同じ計画の上に乗せる。
この方式が成立するには、番組側の設計が商品化を前提にしている必要がある。スーパー戦隊シリーズの変身道具や合体する巨大ロボット、仮面ライダーの変身ベルトは、物語の道具であると同時に商品そのものとして設計されている。毎年主人公も設定も入れ替わる形式は、商品の年次更新とペースが一致する。番組が続くこと自体が商品計画になっているという構造は、東映とバンダイの関係を抜きには説明できない。
一方で、この構造には制約もある。商品の売れ行きが番組の内容に左右され、番組の展開も商品の発売時期に制約される。作り手の裁量が狭くなるという指摘は、原作つきの作品全般に共通する論点でもある。
ガンプラという例外的な商品[編集]
1980年に始まったガンダムのプラモデルは、放送終了後に売れ始めたという点で、番組と商品が同時に走る通常の形式から外れている。放送当時の視聴率が振るわなかった作品が、再放送と模型の流行によって評価を積み上げた経緯は繰り返し語られてきた。
この商品が長く続いた理由として、組み立てという行為が作品の消費とは別の楽しみを持つことが挙げられる。作品を知らない層にも模型として成立し、作品のファンには作品の商品として成立する。ひとつの商品が二つの入口を持つ形になっており、放送されている番組を前提としない商品群として自立した。
電子玩具と携帯型商品[編集]
1996年に発売されたたまごっちは、画面の中の存在を育てるという形式を小型の機器で成立させ、社会現象と呼ばれる規模の流行になった。以後もカード、ゲーム機と連動する玩具など、電子部品を組み込んだ商品を継続的に出している。
こうした商品は、ひとつ売って終わりではなく、追加のカードや周辺機器を買い足していく構成をとることが多い。スーパー戦隊シリーズの合体ロボットと同じく、買い足す行為が遊びの内容と対応する設計である。
余談[編集]
- 創業当初はセルロイド製の玩具を扱っていた。素材の主流がセルロイドからプラスチックへ移った時期と、事業の伸びた時期が重なっている。
- 仮面ライダーの変身ベルトは、毎年新しい機構が加わる商品として半世紀にわたり作られ続けている。同じ商品名で毎年別の設計になる商品は多くない。
- 玩具メーカーが作品の権利を軸に事業を組む発想は、後にバンダイナムコエンターテインメントのゲーム事業にも引き継がれている。自社発の企画より既存作品を原作としたゲームの比重が大きいのは、この出自の反映と説明されることが多い。