白泉社

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株式会社白泉社
HAKUSENSHA, Inc.
国家 日本
種類 株式会社
市場情報 非上場
業種 出版
本社所在地 東京都千代田区神田淡路町
設立日 1973年12月1日
年齢 52周年
資本金 1000万円
上場 なし
主要部門 少女漫画事業、青年漫画事業、書籍事業
代表作品 花とゆめ、LaLa、ヤングアニマル、MELODY
リンク https://www.hakusensha.co.jp/


概要

白泉社(はくせんしゃ)とは、東京都千代田区に本社を置く日本の出版社である。1973年に集英社から分かれる形で設立され、少女漫画誌『花とゆめ』『LaLa』、青年漫画誌『ヤングアニマル』を発行している。

詳細

白泉社は1973年12月1日、集英社から枝分かれする形で編集会社として設立された。最初は編集だけを行い、出版物の発売元は集英社が担っていた。自社発売に切り替わったのは1981年である。つまり最初の8年間は、雑誌を作ってはいたが本を売る会社ではなかった。

創刊は早く、設立の翌1974年5月には少女漫画誌『花とゆめ』を創刊している。1975年5月には単行本レーベル『花とゆめコミックス』を立ち上げ、ここから出版事業が本格化した。

資本関係としては、集英社小学館と同じ一ツ橋グループに属する。講談社光文社の音羽グループと並ぶ、日本の出版業界の二大系列のひとつである。週刊少年ジャンプ週刊少年サンデーといった大型少年誌を持つ兄弟会社と違い、白泉社は少女漫画と青年漫画に特化した中規模の出版社という位置を保ってきた。

主な雑誌

  • 花とゆめ - 1974年創刊の少女漫画誌。白泉社の看板誌。
  • LaLa - 1976年創刊。『花とゆめ』より年長の読者を想定した少女漫画誌。
  • ヤングアニマル - 青年漫画誌。グラビアアイドルのグラビアページを持つ数少ない青年漫画誌のひとつで、表紙を飾ることが業界内での区切りとして扱われる。
  • MELODY - 女性向け漫画誌。

少女漫画出版社としての性格

白泉社の作品傾向として、しばしば「少女漫画の枠に収まらない少女漫画」が挙げられる。ファンタジー・ホラー・コメディなど、恋愛以外を主軸に据えた作品の比率が他社の少女誌より高い、という指摘である。この評価は読者・書き手の間で長く共有されているが、統計的に検証された話ではなく、印象論の域を出ない部分もある。

一方で事実として指摘できるのは、白泉社作品のアニメ化・実写化が同社の規模に比して多いことである。少女漫画のメディアミックスは実写映画の企画元として機能してきた分野で、中規模の出版社が原作供給元として存在感を持つ構造がここにある。

グラビア誌としてのヤングアニマル

『ヤングアニマル』は青年漫画誌でありながら、巻頭にグラビアページを持つ。この形式は『週刊ヤングジャンプ』(集英社)や『週刊ヤングマガジン』(講談社)と同じで、漫画とグラビアを同じ号に載せる日本の青年誌特有の編集手法である。

ゼロイチファミリア所属の黒木ひかりが同誌の表紙を飾った際にはインタビューが各所に配信されており、青年誌のグラビアがグラビアアイドルのキャリアにおける通過点として機能していることが分かる。

よくある質問

白泉社は集英社の子会社?
1973年に集英社から分かれて設立され、同じ一ツ橋グループに属している。ただし発売元は1981年に自社へ移管されており、独立した出版社として運営されている。
花とゆめとLaLaの違いは?
どちらも白泉社の少女漫画誌だが、『LaLa』のほうがやや年長の読者を想定している。掲載作品の傾向や作家の重なりもあるため、明確に線が引けるわけではない。
ヤングアニマルは少女漫画誌?
違う。青年漫画誌で、グラビアページを持つ。白泉社は少女誌と青年誌の両方を持っている。
白泉社の作品にはどんなものがある?
少女漫画からアニメ化・実写化された作品が多い。青年誌側にも長期連載の代表作がある。

余談

  • 社名の「白泉」は、集英社から独立した際の名づけであり、出版社名としては珍しく漢字二文字で意味の説明が公式に語られていない部類に入る。
  • 設立から自社発売までの8年間、白泉社の本の奥付には発売元として集英社の名前が入っていた。古書店で1970年代の花とゆめコミックスを見ると、この過渡期の表記が確認できる。
  • 一ツ橋グループ(集英社小学館・白泉社)と音羽グループ(講談社光文社)という二系統の並びは、日本の出版流通を理解するうえでの基本的な地図になっている。系列が違えば取次との関係も販促の座組みも変わるため、出版社の行動を読むときの補助線として使える。

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