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さらに調査の結果、その1年前の[[2018年]] [[4月21日]]に同じ写真が[[4chan]]の別スレッドに投稿されていたことが判明。さらに数日前の[[4月7日]]にも同一写真がすでに掲載されていたことが見つかった。[* この頃一部のユーザーが画像解析を試み、写真に[[EXIF]]データはなかったが、解像度解析の結果[[2000年代]]初期に製造されたカメラで撮影された可能性が高いとされ、これは事実だった。] | さらに調査の結果、その1年前の[[2018年]] [[4月21日]]に同じ写真が[[4chan]]の別スレッドに投稿されていたことが判明。さらに数日前の[[4月7日]]にも同一写真がすでに掲載されていたことが見つかった。[* この頃一部のユーザーが画像解析を試み、写真に[[EXIF]]データはなかったが、解像度解析の結果[[2000年代]]初期に製造されたカメラで撮影された可能性が高いとされ、これは事実だった。] | ||
そしてその投稿から決定的なヒントが見つかった。ファイル名に、写真が[[4chan]]からダウンロードされた時間が記録されていたのだ。ファイル名によれば、この写真はなんと[[2012年]] [[7月15日]]頃にダウンロードされていた。これはバックルームの元画像が想像以上に古い時期に登場していたことを示唆している。 | そしてその投稿から決定的なヒントが見つかった。ファイル名に、写真が[[4chan]]からダウンロードされた時間が記録されていたのだ。ファイル名によれば、この写真はなんと[[2012年]] [[7月15日]]頃にダウンロードされていた。これはバックルームの元画像が想像以上に古い時期に登場していたことを示唆している。<ref>最初の出所が発見された後も多くのユーザーが調査を続けたが、このファイルがダウンロードされたと推定される[[2012年]]に投稿されたスレッドは[[ロストメディア|いまだに失われたままである。</ref> | ||
2025年9月22日 (月) 13:05時点における版
概要
If you're not careful and you noclip out of reality in the wrong areas, you'll end up in the Backrooms, where it is nothing but the stink of old, moist carpet, the madness of mono-yellow, the endless background noise of fluorescent lights at maximum hum-buzz, and approximately 600 million square miles of randomly segmented empty rooms to be trapped in. God save you if you hear something wandering around nearby, because it sure as hell has heard you.
もし注意を怠り、現実の誤った場所でノークリップしてしまったなら、君はバックルームにたどり着くことになる。そこには古びて湿ったカーペットの悪臭、黄色一色の壁紙の狂気、絶え間なく響く蛍光灯の羽音のような騒音、そしておよそ6億平方マイル[* 約15億5千万㎢。地球表面積の約3倍にあたる規模。]にわたって無作為に仕切られた空っぽの部屋だけが広がっているのだ。もし何かが近くを徘徊する音を聞いてしまったなら、幸運を祈るしかない。それも確実に君の存在に気づいているのだから。
2019年 5月14日、4chanオカルト板に投稿された異世界系の都市伝説/クリーピーパスタである。ノークリップ現象によって未知の異世界に閉じ込められるという怪談であり、この世界を舞台と例えるならバックルームはバックステージにあたる位置と考えることができ、「バックルーム」という名称もここから取られている。
特徴
バックルーム以前にも、脱出不能な奇妙な空間に囚われる要素はホラー映画で繰り返し扱われてきた題材であった。しかしバックルームの特徴は、極めて現代的で平凡に見えるものが延々と繰り返される点にある。すなわち、グロテスクで醜悪でありきたりな恐怖演出ではなく、日常的かつ単調な背景が無限に続くことで恐怖心を喚起するのだ。
バックルームが特に爆発的な人気を博した理由は、「馴染み深いのに(familiar) どこか奇妙で異様(weird)」という原初的で特異な感情を刺激する独自のメカニズムにある。このメカニズムを利用したエステティックが、バックルームのモチーフとも言えるリミナルスペースである。リミナルスペースとは、本来そこにあるはずのものが欠けていることで生じる違和感や不協和音を極大化した概念で、例えば人の痕跡がまったくないホテル、ショッピングモール、レストラン、会社、学校、休憩室、遊び場、プール[* 特にリミナルスペースから派生したPoolcoreの画像群は、バックルーム内のプール空間とほぼ同一である。]などを見たときに、本来は馴染み深い場所なのに、なぜか強烈な違和感を覚える。それと同じようにバックルームも、そこにあるべきものが欠けているという事実によって「ズレ」を感じさせるのだ。[* そのためドリームコア、ウィアードコア、ノスタルジアコア、トラウマコア、上記のPoolcoreなどリミナルスペース系エステティックとも頻繁に結びつけられる。また、映像化の際にアナログホラー特有のレトロな雰囲気を帯びるため、ヴェイパーウェイヴともよく関連付けられる。こうして後述するバックルームブーム以降、これらのジャンルもリミナルスペースと共に流行した。] さらに未知への恐怖を刺激することで強烈な警戒心を呼び起こすのである。
最初は知る人ぞ知る怪談に過ぎなかった。2022年 1月7日、Kane Pixelsのバックルーム短編映画が大ヒットを記録し、世界的に流行。その後関連コンテンツも次々と登場し、複数のプラットフォーム[* Geometry Dashにプラットフォーマー版が登場し、Epic評価まで受けた。]で人気を集めた。
閉ざされた、あるいは無限に広がる空間が大半で、同じか似た構造が繰り返されるのが特徴。コミュニティやウィキの設定遊びをしない限りは、基本的にこうした初歩的特徴だけを活かすことが多い。以下はウィキやコミュニティ設定内で通用する特徴である。
無限の空間の中にも「レベル」という概念が存在する。ベージュ色のカーペットと黄色い壁紙の空間はレベル0とされ、そこから脱出すればレベル1に行ける、という具合だ。基本的にはこのように順次高いレベルへと進めるが、数字の順序と無関係なレベルへ移動できる場合もある。
ただしバックルーム自体は人気のクリーピーパスタに過ぎず、組織的に創作されたものではないため公式設定は存在しない。コミュニティでの設定は大体8〜9レベルまで共通している。
この空間には正体不明の怪生物も徘徊しており、コミュニティではこれらをエンティティと呼ぶ。「もし何かが動く音を聞いたなら、それはそいつが君の存在に気づいたということだから幸運を祈る」との言及があり、出会ってはならない脅威的存在とされる。ただし設定次第で、人間に友好的なエンティティが創作されることもある。
元の写真の出所
バックルームのブーム以降、様々なリミナルスペース画像が注目されたが、特にバックルームの始まりとなった上掲の写真は誰もが知る有名な一枚となった。ところが他の画像の出所はすべて判明した一方、この写真の出所については長らく噂と推測だけが飛び交っていた。事実が明らかになる前、この写真の出所はアメリカ流通チェーンシアーズのクパチーノ支店、閉店直前の従業員事務室だという説があった。 [1][2]
主に議論となったのは「この写真はどこで撮影されたのか」「この写真はどの経路で流通・拡散したのか」である。
バックルーム怪談の始まりとなった投稿[* 残念ながら原文はアーカイブされる前に削除されてしまい、スクリーンショットでのみ残っている。[ [https://archive.4plebs.org/x/thread/22672919%7C# ] ]]は、2019年 5月14日 4chanオカルト掲示板に掲載された。これをきっかけに写真と怪談は爆発的に拡散したのは確かだ。
しかしその投稿の2日前、5月12日に[[3]]というスレッドが先に立っており、その中にすでにバックルームの写真と怪談文が両方載っていた。したがって同一ユーザーが2日後に再投稿したか、別のユーザーがその内容をコピーして掲載した可能性が高い。
さらに調査の結果、その1年前の2018年 4月21日に同じ写真が4chanの別スレッドに投稿されていたことが判明。さらに数日前の4月7日にも同一写真がすでに掲載されていたことが見つかった。[* この頃一部のユーザーが画像解析を試み、写真にEXIFデータはなかったが、解像度解析の結果2000年代初期に製造されたカメラで撮影された可能性が高いとされ、これは事実だった。]
そしてその投稿から決定的なヒントが見つかった。ファイル名に、写真が4chanからダウンロードされた時間が記録されていたのだ。ファイル名によれば、この写真はなんと2012年 7月15日頃にダウンロードされていた。これはバックルームの元画像が想像以上に古い時期に登場していたことを示唆している。[1]