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『チェンソーマン』のアニメ化以降、英語圏での知名度が大きく伸びた。作風については'''既存の[[少年漫画]]の型を踏まえたうえで外している'''点が評価される一方、話の運びの唐突さや後味の悪さを理由に評価を保留する読者もおり、好みが割れる作家として受け止められている。 | 『チェンソーマン』のアニメ化以降、英語圏での知名度が大きく伸びた。作風については'''既存の[[少年漫画]]の型を踏まえたうえで外している'''点が評価される一方、話の運びの唐突さや後味の悪さを理由に評価を保留する読者もおり、好みが割れる作家として受け止められている。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
2026年9月18日 (金) 17:40時点における最新版
| 藤本タツキ ふじもと たつき | |
|---|---|
| 誕生日 | 1992年10月10日 |
| 年齢 | 33歳 |
| 出身地 | 秋田県にかほ市 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業 |
| 職業 | 漫画家 |
| 活動期間 | 2014年 - |
| 代表的な実績 | 『チェンソーマン』『ファイアパンチ』『ルックバック』 |
| 受賞 | 第9回クラウン新人漫画賞佳作(2013年・恋は盲目) |
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概要[編集]
藤本タツキ(ふじもと たつき)とは、1992年10月10日生まれの日本の漫画家である。『チェンソーマン』『ファイアパンチ』『ルックバック』などで知られ、2020年代の少年漫画で最も言及される作家のひとり。
詳細[編集]
秋田県にかほ市の出身。秋田県立仁賀保高等学校情報メディア科CGデザインコースを経て、東北芸術工科大学美術科洋画コースを卒業している。
2013年、大学在学中に『恋は盲目』で第9回クラウン新人漫画賞佳作を受賞。翌2014年に同作が『ジャンプSQ.』に掲載されてデビューした。2016年から『少年ジャンプ+』で『ファイアパンチ』を連載。2018年末(『週刊少年ジャンプ』2019年1号)から『チェンソーマン』の連載を開始し、第一部の完結後は『少年ジャンプ+』に場所を移して第二部が続いている。
2021年7月19日に『少年ジャンプ+』へ掲載された読切『ルックバック』は、公開直後から大きな反響を呼び、後に劇場アニメ化された。
「映画の見方で漫画を描く」作風[編集]
藤本作品を説明するときに繰り返し挙げられるのが映画からの影響だが、重要なのは題材でなくコマの運び方に出ている点である。
多くの漫画は、読者が状況を理解できるよう場面の説明を先に置く。藤本作品はしばしばそれを省き、説明の付いていない絵をいきなり置いて、読者があとから意味を組み立てる形をとる。映画でいう編集の作法に近く、時間の飛び方も唐突である。この運びは読者に負荷をかける代わりに、場面の切り替わりが強い印象を残す。
もうひとつは語調の落差である。深刻な場面の直後に子どもじみた台詞が置かれ、笑える場面の直後に取り返しのつかないことが起きる。この振れ幅が大きいため、読者は次に何が来るかを予測しにくい状態に置かれ続ける。予測できないことそのものが読み味になっている作風で、同時に読者を選ぶ性質でもある。
読切という形式[編集]
『ルックバック』『さよなら絵梨』といった長編の読切を単独で発表し、そのつど大きな反響を得ている点は現代の作家として特徴的である。
ウェブ掲載の読切は、雑誌に載る読切と読まれ方が根本的に違う。雑誌では読者は誌面の一部として偶然出会うが、ウェブでは無料公開と同時に一斉に読まれ、感想が短時間で大量に流通する。一度に読まれる作品は、連載のように少しずつ評価が積み上がるのでなく、公開初日にほぼ評価が定まる。この形式に合うのは、途中で切らず一息で読ませる構成の作品であり、藤本の読切はまさにその設計になっている。
なお『ルックバック』は公開後、一部の描写について指摘を受けて作者と編集部の判断で修正が行われた経緯がある。表現の判断をめぐっては、公開後の修正を適切な対応とする見方と、作品への介入とする見方が並立し、線引きは定まっていない。
海外の反応[編集]
『チェンソーマン』のアニメ化以降、英語圏での知名度が大きく伸びた。作風については既存の少年漫画の型を踏まえたうえで外している点が評価される一方、話の運びの唐突さや後味の悪さを理由に評価を保留する読者もおり、好みが割れる作家として受け止められている。
余談[編集]
- 作者名義の関連アカウントで短い言葉や画像が投稿され、そのたびに読者が意味を推測するという受け取られ方が定着している。内容の真偽や意図については確認されていないものが多い。
- 映画好きであることを公言しており、作中の構図や台詞に特定作品の影響が指摘されることが多い。
- 大学で洋画を学んでいる経歴は、漫画専門の教育を経ていない作家が週刊少年ジャンプの連載を持つ例として言及される。