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山梨県甲府市生まれ。1986年に『LOVE CALL』で[[なかよし]]からデビューした。大学で理系分野を学び、大学病院に勤めた経歴があると紹介されることが多い。1991年に『コードネームはセーラーV』を発表し、その設定を発展させる形で同年から『[[美少女戦士セーラームーン]] | 山梨県甲府市生まれ。1986年に『LOVE CALL』で[[なかよし]]からデビューした。大学で理系分野を学び、大学病院に勤めた経歴があると紹介されることが多い。1991年に『コードネームはセーラーV』を発表し、その設定を発展させる形で同年から『[[美少女戦士セーラームーン]]』の連載を開始。第17回[[講談社]]漫画賞少女部門を受賞した。 | ||
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* 敵組織との長期戦を軸にしつつ、主人公たちの関係や進路の話が同じ比重で進む。 | * 敵組織との長期戦を軸にしつつ、主人公たちの関係や進路の話が同じ比重で進む。 | ||
'''つまり戦隊ものの骨格を、少女漫画の絵と人間関係で組み直した''' | '''つまり戦隊ものの骨格を、少女漫画の絵と人間関係で組み直した'''。この設計により、玩具・[[アニメ]]・出版がひとつの作品の周りで同時に回る形が成立した。テレビアニメは1992年に連載とほぼ並行して始まっており、'''原作が完結してからアニメ化するのではなく、両者が同時期に進む'''という当時としては踏み込んだ進め方が取られている。 | ||
=== 海外での位置 === | === 海外での位置 === | ||
本作は日本の[[少女漫画]] | 本作は日本の[[少女漫画]]が世界的に読まれる最初期の大きな例となった。ただし輸出先では「少女漫画」という[[雑誌]]区分の言葉は機能せず、'''「魔法少女もの(magical girl)」というジャンル名として受け取られ、本作がその基準になった'''。以後、同系統の作品は国外で本作との比較で説明されることが多い。作品の受け止め方には、女性主人公の行動と連帯を描いた先駆として評価する見方と、商品展開と結びついた設計を強調する見方があり、どちらか一方に決着した論点とはいいがたい。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
* 夫は[[漫画家]]の冨樫義博。''' | * 夫は[[漫画家]]の冨樫義博。'''同時代に別々の[[雑誌]]で看板作品を持っていた作家同士'''という組み合わせは、日本の漫画界でも多くない。 | ||
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2026年9月17日 (木) 17:40時点における最新版
| 武内直子 Naoko Takeuchi | |
|---|---|
| 誕生日 | 1967年3月15日 |
| 年齢 | 59歳 |
| 出身地 | 山梨県甲府市 |
| 国籍 | 日本 |
| 職業 | 漫画家、イラストレーター |
| 活動期間 | 1986年 - |
| 代表的な実績 | 『美少女戦士セーラームーン』『コードネームはセーラーV』 |
| 受賞 | 講談社漫画賞少女部門(第17回) |
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概要[編集]
武内直子(たけうち なおこ、1967年3月15日 - )とは、日本の漫画家である。講談社の少女漫画誌なかよしで連載した『美少女戦士セーラームーン』の作者として知られる。
詳細[編集]
山梨県甲府市生まれ。1986年に『LOVE CALL』でなかよしからデビューした。大学で理系分野を学び、大学病院に勤めた経歴があると紹介されることが多い。1991年に『コードネームはセーラーV』を発表し、その設定を発展させる形で同年から『美少女戦士セーラームーン』の連載を開始。第17回講談社漫画賞少女部門を受賞した。
なぜ新しかったのか[編集]
『美少女戦士セーラームーン』以前の少女漫画における「魔法少女」は、変身して願いを叶える単独の主人公が基本形だった。本作が組み込んだのは、それとは別系統の要素である。
- 変身するヒロインが複数いて、役割と色分けを持ってチームで戦う。これは少年漫画・特撮側の戦隊の構造である。
- 変身アイテムが物語上の道具であると同時に、そのまま玩具として商品になる。
- 敵組織との長期戦を軸にしつつ、主人公たちの関係や進路の話が同じ比重で進む。
つまり戦隊ものの骨格を、少女漫画の絵と人間関係で組み直した。この設計により、玩具・アニメ・出版がひとつの作品の周りで同時に回る形が成立した。テレビアニメは1992年に連載とほぼ並行して始まっており、原作が完結してからアニメ化するのではなく、両者が同時期に進むという当時としては踏み込んだ進め方が取られている。
海外での位置[編集]
本作は日本の少女漫画が世界的に読まれる最初期の大きな例となった。ただし輸出先では「少女漫画」という雑誌区分の言葉は機能せず、「魔法少女もの(magical girl)」というジャンル名として受け取られ、本作がその基準になった。以後、同系統の作品は国外で本作との比較で説明されることが多い。作品の受け止め方には、女性主人公の行動と連帯を描いた先駆として評価する見方と、商品展開と結びついた設計を強調する見方があり、どちらか一方に決着した論点とはいいがたい。
余談[編集]
- 夫は漫画家の冨樫義博。同時代に別々の雑誌で看板作品を持っていた作家同士という組み合わせは、日本の漫画界でも多くない。
- 作中の必殺技名やアイテム名は宝石・天体・神話に由来するものが多く、設定の出典が理科と神話に寄っているのは作者の経歴と関心を反映しているという読み方をされる。