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=== 大阪府との関係 === | === 大阪府との関係 === | ||
府庁所在地であり、大阪府の人口のおよそ3分の1が市内に住む。府と市の二重行政をめぐる議論が長く続き、市を廃止して特別区に再編する構想が住民投票にかけられたこともある(否決された)。行政の効率と、市としての自治をどう両立させるかという論点は、現在も評価が定まっていない。 | 府庁所在地であり、大阪府の人口のおよそ3分の1が市内に住む。府と市の二重行政をめぐる議論が長く続き、市を廃止して特別区に再編する構想が住民投票にかけられたこともある(否決された)。行政の効率と、市としての自治をどう両立させるかという論点は、現在も評価が定まっていない。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
2026年9月22日 (火) 17:40時点における最新版
概要[編集]
大阪市(おおさかし)とは、大阪府の府庁所在地であり、西日本最大の都市である。24の行政区からなる日本の政令指定都市で、推計人口はおよそ277万人。
詳細[編集]
都市の規模[編集]
24区で構成され、区ごとの人口差は大きい。最も多い平野区がおよそ19万人、最も少ない浪速区がおよそ8万人で、倍以上の開きがある。人口密度は政令指定都市の中で最も高く、1平方キロメートルあたり1万2千人を超える。面積が狭いところに人口が集中している都市であり、この点で広い市域を持つ他の政令市とは性格が異なる。
都心回帰[編集]
2015年以降、中央区・西区・福島区・北区といった都心部の区で人口が大きく伸びている。かつて大都市の中心部は「働く場所であって住む場所ではない」とされ、住民が郊外へ出ていく傾向が続いていた。それが反転したのは、工場や倉庫の跡地が住宅に転用され、都心に住める物件が供給されたためである。
この動きは大阪市に限った話ではないが、市域が狭く郊外が府内・近隣県にある大阪市では、都心回帰が市の人口統計に直接現れやすい。
経済と産業[編集]
商業・卸売の集積地として発展してきた歴史を持ち、現在も西日本の経済の中心にある。鉄道網では阪急阪神ホールディングス傘下の私鉄各社をはじめとする民鉄が郊外と都心を結び、ターミナル駅に百貨店を置く方式——郊外に住宅地を開発し、そこから都心へ人を運び、終点で買い物をさせる——という日本の私鉄経営の型は、関西で確立したものである。
2025年には大阪・関西万博が開催された。
メディアと文化[編集]
在阪の放送局が集中しており、朝日放送テレビ・毎日放送・読売テレビ・関西テレビ・テレビ大阪の5局が本社を置く。吉本興業と松竹芸能という2つのお笑い事務所の拠点でもあり、お笑いの制作と供給が同じ都市に集まっている。関西発のバラエティ番組が全国で放送される流れは、この集積があって成立している。
大阪府との関係[編集]
府庁所在地であり、大阪府の人口のおよそ3分の1が市内に住む。府と市の二重行政をめぐる議論が長く続き、市を廃止して特別区に再編する構想が住民投票にかけられたこともある(否決された)。行政の効率と、市としての自治をどう両立させるかという論点は、現在も評価が定まっていない。
余談[編集]
- 大阪市の区は東京23区と違って基礎自治体ではなく、市の内部組織である。同じ「区」でも権限がまったく異なる。
- 人口密度が政令指定都市で1位というのは、都市の広がり方の違いによる部分が大きい。周辺市町村を合併して市域を広げた都市と、広げなかった都市では、同じ「人口密度」という指標の意味が変わってくる。
- 在阪の放送局が5局そろっているのは東京以外では例がなく、番組制作の層が厚い。関西のテレビが独自色を保ってきたのは、その層の厚さが前提になっている。