※ ログインしていません。編集を行うと、あなたのIPアドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、さまざまなメリットもあります。スパム攻撃防止用のチェックです。 決して、ここには、値の入力はしないでください!== 詳細 == === どういう話か === 王国では、王宮を舞台にした恋愛小説「乙星」が大流行している。その小説では、公爵令嬢エリザベスが悪役として登場し、破滅する筋書きになっている。エリザベスの婚約者である王子ヴィンセントは、彼女に一途な想いを寄せており、この流行小説を迷惑きわまりないものとして受け止める。そして小説の通りに事を運ばせようとする勢力の動きに立ち向かっていく。 2026年9月時点で第49話まで配信が続いており、累計再生数は150万回を超えている。 === 語り手を男性側に置いたことで何が変わるか === 悪役令嬢ものの基本形は、令嬢本人が自分の破滅を知っているところから始まる。知っているのに立場上どうにもならない、という緊張が物語を進める。 本作は、知っているのが婚約者の側である。ここで構造がひとつ入れ替わる。令嬢が主人公なら、自分の身を守る行動はそのまま利己的にも見えるし、周囲を説得するのも自分の弁明になってしまう。守る側が主人公なら、その行動は最初から他人のためであり、説得する相手も守る対象もすべて自分の外側にある。 結果として、本作の焦点は「どう身を守るか」ではなく「どう周囲を動かすか」に寄る。王子という立場は、この目的にとって都合がよい。権力があるので手を打てるが、権力があるがゆえに露骨に動けば政治問題になる。動けるのに動き方を選ばなければならない、という制約が、物語を単なる無双にしない仕掛けとして働いている。 === 劇中の小説という装置 === 本作で筋書きを与えているのは、前世の記憶でも予知でもなく、その世界の中で実際に出版され、実際に読まれている一冊の小説である。 この置き方には利点がある。第一に、筋書きを知っているのが主人公一人ではなくなる。流行小説なのだから、周囲の人間も読んでいる。「誰が何を知っているか」が人物ごとに違う状態が自然に成立する。第二に、小説の通りに事が運ぶとしたら、それは運命だからではなく、読んだ誰かがその通りに動こうとするからである。つまり本作の敵は運命ではなく、物語を現実にしたい人間になる。 転生ものが「前世で読んだ小説」を筋書きの出所にすることが多いのに対し、本作は同じ機能を世界の内側で完結させている。読者から見れば構造はほとんど同じだが、作中人物にとっての意味はまったく異なる。 === 「悪役令嬢にされそう」という題名 === 題名が示しているのは、エリザベスが悪役令嬢である、という状態ではない。悪役令嬢という役に「される」途中である、という進行形である。 ここに本作の主題がそのまま出ている。悪役という位置は本人の性質から出てくるものではなく、周囲がそう扱うことで成立する。だから対抗手段も、本人が善良さを証明することではなく、扱いの側を変えることになる。[[公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください]]が「役割から降りる」ことを選んだのに対し、本作は「役割を割り当てさせない」ことを選んでおり、同じ問題に対する解き方が正反対の向きを向いている。 編集内容の要約: 宇宙wikiへの投稿はすべて、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 (詳細は宇宙wiki:著作権を参照)のもとで公開したと見なされることにご注意ください。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集され、自由に配布されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。 また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください! キャンセル 編集ヘルプ (新しいウィンドウで開きます)