| 西島ミライ | |
|---|---|
| 国籍 | 日本 |
| ジャンル | グラビア/モデル |
| 活動期間 | 2015年 - |
| 事務所 | ゼロイチファミリア |
概要[編集]
西島ミライ(にしじま みらい)とは、ゼロイチファミリア所属のグラビアアイドル・モデルである。不動産会社の営業職、離島のバスガイドを経て25歳頃にグラビアへ転じたという、この分野では珍しい経歴を持つ。
詳細[編集]
横浜の大学を卒業後、新卒で不動産会社に入社し営業部に配属。社内で最速の営業成績1位を記録した。本人は「直属の上司がとても仕事のできる方で、その人の真似をして学んでいた」と語っており、顧客へのアプローチだけでなく出社から退社までの過ごし方まで模倣していたという。
約2年半勤めたのち、「20代のうちに一度離島に住んでみたい」という理由で退職し、離島でバスガイドとして働く。しかしホームシックで帰郷し、一時期アルバイト生活を送った。
もともとグラビアの写真が好きで壇蜜に憧れていたことから、「自分もあんなふうに綺麗に写真を撮ってもらいたい」と考え、Instagramでカメラマンを探して撮影を依頼するようになる。最初は完全に趣味だったが、投稿を続けるうちにフォロワーが増え、仕事にできるのではと考えて撮影会に参加するようになった。
2015年から約1年はフリーで撮影会などに出ていたが、2016年にゼロイチファミリアにスカウトされる。デビューは25歳頃で、本人も「グラビアアイドルとしては遅いほう」と述べている。
その後、待合女子コンテストのグランプリ、ミスアクション2017の準グランプリを獲得している。
「営業職だった」ことが効いている場所[編集]
この経歴が単なる変わり種で終わらないのは、前職の技能がそのまま現在の仕事の運用に移っているためである。本人が挙げている点は具体的である。
一つは売り込みの姿勢。「仕事に関して待ちの姿勢でいるグラビアアイドルの方は意外と多い」という観察のもと、自分から積極的に売り込むことを意識しているという。
二つ目は返信の速さ。「連絡をくれる方は他の人にも同じ仕事依頼の連絡をしていると思うので、少しでも早く返事をする」という説明で、これは営業職の基本動作がそのまま持ち込まれた形である。
三つ目がSNSの使い方で、ここが最も特徴的である。本人はSNSを「営業ツール」と明言し、ファンだけでなく業界関係者も見ているという前提で運用している。「西島ミライは今こんな仕事ができます」と箇条書きにして企業クライアント向けに発信したところ、それをきっかけに事務所へ仕事依頼の連絡が来たことがあるという。
SNSが宣伝の場であることは誰でも知っているが、それを不特定多数に向けた広報ではなく発注しうる相手に向けた提案書として使うのは、営業の発想である。「ファンを増やす」と「仕事を取る」は目的が違うため、同じ投稿欄でも書く内容が変わる。
文体を変えるという実務[編集]
SNSの運用について本人が語っている調整も、構造としては同じ話である。当初は会社員時代の習慣で「撮影会に出演させていただきます」といった敬語で書いていたが、反応の良い書き手を観察して、あえてタメ語で身近に感じられる書き方に変えたという。
また、写真より動画のほうが反応が良いという実感から動画を増やしている。理由は「身長が高くて声が低いと思われがちで、近寄りがたい雰囲気があるらしい」ため、声を出す動画で印象を変えられるからだという(実際の身長は160cmほどで声も高めだと本人は説明している)。
どちらも「憧れの人や売れている人をチェックして、その人のSNSを分析する」という方法論から出ている。本人が掲げる「真似ることは学ぶこと」は、営業時代に上司を模倣した話とそのまま地続きである。
入口としての撮影会[編集]
西島の経路で目を引くのは、事務所に入る前に撮影会で1年活動していたことである。撮影会は被写体を撮りたいカメラマンが集まる場で、1対1の個人撮影会、1人を複数人で撮る団体撮影会、複数のモデルを複数のカメラマンが撮るセッション撮影会などの形式がある。
この経路には特徴がある。オーディションや事務所所属を経ずに、需要があるかどうかを先に確認できる点である。誌面の枠は編集部の判断で決まるが、撮影会は参加者が集まるかどうかで需要が直接測れる。スカウトする側にとっても、すでに集客実績のある人物は起用判断の材料が揃っている。
グラビアアイドルの入口は、雑誌主催のコンテスト(ミスマガジン型)、レースクイーンなどの現場、コスプレイヤーからの転身(本田夕歩・伊織いお・桃月なしこ)、そして撮影会とSNSからの個人的な立ち上げに大別できる。西島は最後の型にあたり、ゼロイチファミリアに所属する川瀬もえや早瀬あやらと並んで、事務所が既に立ち上がっている人材を引き受ける形が定着していることを示している。
よくある質問[編集]
- 何歳でデビューしたの?
- 25歳頃。本人も「グラビアアイドルとしては遅いほう」と語っている。
- 元の仕事は?
- 新卒で入った不動産会社の営業職、その後に離島でのバスガイド。
- 所属事務所は?
- ゼロイチファミリア。2016年にスカウトされた。
- グラビアだけで生活できるの?
- 本人は「グラビアアイドル1本でご飯を食べていくのはなかなか難しく、兼業で働いている人も結構多い」と述べている。
余談[編集]
- 憧れの相手として壇蜜の名前を挙げている。壇蜜もまた遅めの出発で知られる経歴の持ち主で、入口の年齢が定型から外れている点が共通する。
- グッズ制作について語った際、「ステッカーは水着の写真だと貼りづらい人もいるだろうから、アーティスティックな感じのものがいい」と述べている。買った人がどこに貼るかまで想定して設計を変えるという発想は、やはり営業的である。
- 離島でのバスガイド経験は、貝賀琴莉のゴルフや竹内星菜の漫画、御寺ゆきのマジックと同じく「持ち出せる経歴」として機能している。ただし技能そのものを演目にするタイプではなく、話題として使われる形である。
- ゼロイチファミリアはグラビアアイドルに特化した事務所で、林ゆめ・真島なおみ・早瀬あや・本田夕歩らが在籍または在籍していた。所属者の入口が一様でないことは、この事務所の特徴の一つである。