※ ログインしていません。編集を行うと、あなたのIPアドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、さまざまなメリットもあります。スパム攻撃防止用のチェックです。 決して、ここには、値の入力はしないでください!== 概要 == '''秋葉原'''(あきはばら)とは、[[東京都]]千代田区外神田を中心に広がる電気街・サブカルチャー街の通称である。世界的に知られた地名でありながら、正式な町名としての「秋葉原」は隣の台東区側にあり、一般に秋葉原と呼ばれる範囲とは重なっていない。 == 詳細 == === 誤解がそのまま地名になった === 1870年(明治2年末から明治3年初頭)の大火のあと、跡地には延焼を防ぐための火除地が設けられ、明治天皇の勅命で「鎮火社」が創建された。ところがこの社は、江戸で火防の神として広く知られていた秋葉権現を祀ったものと世間に誤解され、「秋葉さま」「秋葉神社」と呼ばれるようになる。火除地のほうも「秋葉の原(あきばのはら)」と呼ばれた。 1888年に社そのものは台東区松が谷へ移されたが、呼び名だけが土地に残った。祀られていたのは秋葉権現ではなかったのに、そう呼ばれ、その呼び名のほうが定着し、いまや国外にまで通じる地名になっている。 === 電気街は、計画ではなく後始末から始まった === 終戦直後、電機学校(現在の[[東京電機大学]])の学生がラジオを組み立てて売り、それに部品を供給する露天商が周辺に集まった。1949年にGHQの露店撤廃令が出ると、東京都と国鉄は代替地として総武本線のガード下を用意し、そこに露天商がまとめて移った。これが電気街の直接の起点である。 つまり秋葉原が電気街になったのは、そこに需要が集中していたからというより、立ち退かせた露天商をまとめて収める場所がたまたまそこにあったからである。そして、ガード下という細長く細分化された空間は、小さな店が高密度で軒を連ねるのに向いていた。短時間で多くの店を見て回れるという秋葉原の基本構造は、この時点でほぼ決まっている。 === 商材が4回入れ替わっている === 1970年代には全国の家電市場のおよそ1割を占める日本一の電気街に成長する。1990年4月28日にはパソコン専門店「ラオックス ザ・コンピュータ館」が開店し、1990年代を通じて家電からパソコンへの転換が進んだ。1997年以降は『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のヒットを背景にガレージキット店が相次いで進出し、[[アニメ]]・[[ゲーム]]・[[漫画]]・[[同人誌]]の街という性格が急速に強まる。 部品、完成品の家電、パソコン、そしてコンテンツ。同じ街が商材を4回入れ替えていることになるが、共通しているのは'''説明が必要なものを売ってきた'''という点である。店員に聞かないと選べない商品、規格や互換性の知識が要る商品、作品の文脈を知らないと価値がわからない商品。逆に言えば、説明が不要になった商材から順に秋葉原を離れていった。家電が郊外の大型店や[[電子商取引|ネット通販]]へ移ったのは、比較して選ぶ作業が店頭の会話を必要としなくなったからである。 === 2005年という結節点 === 2005年、秋葉原ではつくばエクスプレスの開業、ヨドバシAkibaの開業、秋葉原UDXと秋葉原ダイビルの竣工、そして[[AKB48]]劇場の営業開始が相次いだ。 交通、大型量販、オフィス、小劇場と、方向はばらばらである。それらが同じ年に集中したのは、いずれも秋葉原駅周辺に残っていた旧貨物駅の用地を使った一つの再開発の枠組みの中にあったからで、偶然ではない。まとまった土地が一度に空くことは都心部では極めて稀で、[[新宿]]西口が浄水場跡地から生まれたのと同じ種類の出来事だった。 === 地名・駅名・通称が別々の範囲を指す === 一般に秋葉原と呼ばれる範囲の中心は千代田区外神田で、ほかに神田佐久間町なども含まれる。一方、台東区には「秋葉原」という正式な町名があり、これは1964年10月1日の住居表示の施行で成立したものである。 したがって「秋葉原へ行く」と言うときの秋葉原、住所としての秋葉原、駅名としての秋葉原は、それぞれ違う範囲を指している。地名の由来が誤解にあることと合わせて、この街は名前と実体の関係が最初から緩い。 === コンテンツの街としての現在 === 2000年代半ば以降はメイド喫茶をはじめとする[[コンセプトカフェ]]が大資本の参入を含めて増え、[[コスプレ]]や[[コスプレイヤー|コスプレイヤー]]の活動、[[ニコニコ動画]]や[[初音ミク]]に代表される[[ボーカロイド]]文化、[[VTuber]]、[[ゲーム実況]]といった[[インターネット]]発の文化とも結びついてきた。[[コミックマーケット]]の会場は東京ビッグサイトだが、その前後に人が流れる街として秋葉原が機能している面もある。 一方で、[[スマートフォン]]の普及以降は買い物そのものが街を必要としなくなり、来街の理由は「買う」から「その場でしかできないことをする」方向へ寄っている。実店舗が残るのは、体験・催事・交流といった持ち帰れない要素を扱う業態が中心で、この変化は[[池袋]]・[[渋谷]]・[[原宿]]など他の街でも同時に起きている。 == 余談 == * 「アキバ」「AKIBA」という略称が広く使われる。地元では古くから「あきばのはら」だったため、略称のほうが由来に近いという言い方もされる。 * 中央通りでは日曜・祝日に歩行者天国が実施されており、実施の有無や範囲は時期によって変わってきた。 * 同じ秋葉原駅でも電気街口と昭和通り口では街の性格が大きく異なり、昭和通り側はオフィスと住宅が中心である。駅を境に別の街が並ぶという点では[[新宿]]と似た構造を持つ。 * [[日本]]を訪れる旅行者の目的地として定番化して久しいが、その理由は個々の店というより「同じジャンルの店が徒歩圏に高密度で集まっている」という配置そのもので、これはガード下から始まった街の成り立ちに由来している。 [[Category:日本]] [[Category:用語]] {{DEFAULTSORT: あきははら}} 編集内容の要約: 宇宙wikiへの投稿はすべて、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 (詳細は宇宙wiki:著作権を参照)のもとで公開したと見なされることにご注意ください。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集され、自由に配布されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。 また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください! キャンセル 編集ヘルプ (新しいウィンドウで開きます)