小山清

小山清
こやま きよし
ファイル:小山清.jpg
誕生日 1911年10月4日
死亡日 1965年3月6日
死亡年齢 53歳
出身地 東京府
国籍 日本
学歴 明治学院中等部
職業 小説家
活動期間 1940年代〜1960年代
代表的な実績 『落穂拾ひ』『小さな町』など清純な私小説
関連活動 同人誌『木靴』主宰


概要[編集]

小山清(こやま きよし、1911年10月4日 - 1965年3月6日)は、東京府浅草・新吉原生まれの小説家。太宰治の門人のひとりで、『落穂拾ひ』に代表される清純で透明な私小説を書いた、いぶし銀の作家らしい。生前は地味な存在だったが、近年あらためて愛読者を増やしている。

新聞配達から太宰の門へ[編集]

府立三中を経て明治学院中等部を卒業。1937年からおよそ3年間、読売新聞の出張所で新聞配達員として働いた。1940年、三鷹に太宰治を訪ねて以降、太宰に師事するようになる。下積みの長い遅咲きの作家であった。

炭坑夫から作家専業へ[編集]

1947年には北海道の夕張炭坑の坑員となり、その体験を背景に「離合」を発表。翌1948年に帰京して作家専業の生活に入った。奇しくも師・太宰が世を去った年であった。

清純な私小説[編集]

1952年に発表した「小さな町」、「落穂拾ひ」などの一連の作品で、貧しくも清らかな市井の暮らしを澄んだ筆致で描き、独自の地位を築いた。「安い頭」「小さな町」「をぢさんの話」と三度も芥川賞候補に挙がっている。1956年には同人誌「木靴」を創刊し、のちに芥川賞を受ける宮原昭夫らが同人として集った。

余談[編集]

  • 師・太宰治の人物を回想した随筆「風貌」は、太宰の素顔を伝える文章として知られる。
  • 派手な事件性とは無縁の、慎ましく清潔な作風ゆえに「文学の良心」とも評される。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]