北向珠夕
Miyu Kitamuki
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2018年旭化成グループキャンペーンモデル発表会での北向珠夕(出典:東京スポーツ 2018年3月13日掲載記事)
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4th写真集『おもかげ』告知ビジュアル(出典:公募ニュース 2026年7月10日掲載記事)
誕生日 1999年12月14日
年齢 26歳
出身地 青森県三沢市
国籍 日本
身長 170cm
職業 グラビアモデル、女優、YouTuber
肩書 第43代旭化成グループキャンペーンモデル
フォロワー数 Instagram 約5.8万人(みんなのランキング掲載時点)
活動期間 2018年 -
代表的な実績 第43代旭化成グループキャンペーンモデル、週刊ヤングジャンプ創刊40周年「SS ELEVEN」選抜、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』出演
事務所 フリー(2024年6月までボックスコーポレーション)
関連活動 バイク、YouTubeチャンネル「気ままにキタムキ」
その他 スリーサイズ B86・W62・H85(2026年時点の公表値)、靴のサイズ25.5cm
リンク Instagram


概要[編集]

北向珠夕(きたむき みゆ、1999年12月14日 - )とは、青森県三沢市出身の日本のグラビアモデル・女優・YouTuberである。元バレーボール特待生という異色の経歴を持ち、身長170cmの長身と健康的なスタイルを武器に、第43代旭化成グループキャンペーンモデルとしてデビュー。その後は青年誌グラビアの常連となり、大河ドラマ出演も果たした。2024年からはフリーで活動している。

詳細[編集]

バレーボール少女から芸能界へ[編集]

北向珠夕の原点はバレーボールである。小学2年生で競技を始め、中学時代には東北大会で優勝し、全国都道府県対抗中学バレーボール大会に青森県代表として出場するほどの実力者だった。デビュー当時の報道では「中学で全国大会優勝」とも紹介されており、地元ではかなり名の知れた選手だったことがうかがえる。

中学卒業後はバレーの強豪校(報道によれば岩手県の高校)に特待生として進学したが、1年生のときのケガで競技を断念。地元の高校へ転校することになった。いわば一度「夢が折れた」少女であり、その後の芸能活動では、この挫折経験と部活で鍛えた根性がたびたびキャラクターの核として語られている。

原宿でのスカウト[編集]

転機は高校2年生のとき。父親と一緒に東京を訪れた際、原宿で芸能事務所ボックスコーポレーションの関係者にスカウトされた。実は中学時代にも、ファッション誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」で最終候補に残った経験があったとされ、ルックスの素質はもともと注目されていたようである。

高校を卒業したのは2018年春。本人いわく、上京したのは高校卒業のわずか2日前で、デビュー会見の時点では「電車に乗るのも慣れていない」と語っていた。三沢から一気に都会のど真ん中へ飛び込んだ、典型的な「上京したての新人」だったわけである。

第43代旭化成キャンペーンモデル[編集]

2018年3月13日、都内で開かれた「2018年旭化成グループキャンペーンモデル」発表会で、第43代モデルとしてお披露目された。この仕事が彼女にとって芸能界初仕事である。旭化成のキャンペーンモデルは1976年に始まった歴史ある枠で、初代はアグネス・ラム、その後も松嶋菜々子、片瀬那奈、久慈暁子らが名を連ねる、いわば「美女の登竜門」として知られる。

選考理由として同社は、学生時代のバレーボール部活動で培われた、ひたむきに努力を重ねる姿勢と、フレッシュで将来性のある存在感を挙げた。発表時のプロフィールでは特技がバレーボール、好きな食べ物はりんご・するめ・茶碗蒸しと紹介されており、青森出身らしく「りんご」が入っているのがなんとも微笑ましい。会見では憧れの人として菜々緒の名を挙げ、体形を保つストイックさや演技力を見習いたいと語ったほか、尊敬する人物に松岡修造を挙げ、部活で心が折れそうなときに彼の日めくりカレンダーに励まされたというエピソードも披露している。

グラビア界への本格進出[編集]

キャンペーンモデル就任と並行して、グラビアでの活動も一気に加速した。2018年6月には集英社の週刊ヤングジャンプ系デジタル写真集『MIYU』(撮影:細居幸次郎)を、同年8月には週刊プレイボーイ系の『鮮烈すぎる初めて。』(撮影:桑島智輝)をリリース。デビューからわずか数か月で、大手青年誌の二大看板にそろって登場したことになる。

2019年1月10日には、週刊ヤングジャンプ創刊40周年記念企画「SS ELEVEN」のメンバーに選ばれた。同年はFRIDAYのデジタル写真集、小学館の「スピ/サン グラビアフォトブック」、週刊プレイボーイなどにも次々と登場し、まさに「グラビア界の新星」として引っ張りだこの1年となった。

人物[編集]

長身とアスリート由来のスタイル[編集]

最大の特徴は身長170cmの長身である。デビュー時の公表スリーサイズはB82・W61・H86だったが、2020年頃以降はB86・W62・H85と紹介されている。元アスリートらしい引き締まった体つきと長い手足は、各誌で「スーパーボディ」「完璧ボディ」などと形容されてきた。デビュー会見でも、本人は将来の目標として「自分の身長を生かしたモデル活動と女優の仕事」を挙げていた。

ちなみに靴のサイズは25.5cmとされる。趣味として映画鑑賞や運動、球技が挙げられることも多く、オフの時間まで体を動かしている印象が強い。

バイク女子として[編集]

グラビア以外の顔として知られるのがバイクである。2021年に二輪免許を取得したことをきっかけに、同年12月25日、YouTubeチャンネル「気ままにキタムキ」を開設した。チャンネル名は自身の苗字「北向(きたむき)」と「気の向くまま」を掛けたダジャレになっており、ツーリング動画などを中心に投稿している。2026年の写真集リリース時のプロフィールでも、趣味として真っ先にバイクが挙げられており、もはや彼女の代名詞の一つといってよい。

また2nd写真集のタイトル『M〜気の向くままに〜』にも「気の向くまま」というフレーズが使われており、この言葉自体が彼女の活動スタンスを象徴するキーワードになっている。

地元・青森とのつながり[編集]

青森出身であることを公言しており、地元関連の仕事も多い。2019年には地元の金融機関である青森銀行のCMに出演することが本人のInstagramで報告された。2022年9月には青森テレビの『サウナは旅の目的地 in 青森』に出演し、地元のサウナを巡っている。なお、サウナ関連の活動では「TVerサウナアワード」で特別賞を受けたとされる。

一方、2018年には滋賀県で一日警察署長・一日消防署長を務めるなど、旭化成キャンペーンモデルとして全国各地の行事にも参加していた。

海が好き[編集]

2026年の4th写真集のインタビューでは「海が好き」と語っており、撮影地には以前から行きたかったという鹿児島県の与論島と沖縄本島が選ばれた。グラビアでも海辺のロケが多く、本人にとって海は特別なロケーションのようである。

経歴[編集]

2018年〜2019年:デビューと躍進[編集]

  • 2018年3月:第43代旭化成グループキャンペーンモデルに就任(2019年3月まで)。
  • 2018年:フジテレビ系『ミライ☆モンスター』で次回予告を担当(2019年まで)。
  • 2018年6月・8月:集英社からデジタル写真集を相次いで発売。
  • 2019年1月:週刊ヤングジャンプ創刊40周年記念「SS ELEVEN」に選抜。
  • 2019年11月:NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で女優デビュー。

『いだてん』での役どころは磯辺サタ。1964年東京オリンピックで金メダルを獲得した女子バレーボール日本代表、いわゆる「東洋の魔女」を描くパートでの出演であり、元バレー特待生という彼女の経歴がそのまま生きた起用となった。ケガで一度は諦めたバレーボールに、女優として再び向き合ったわけで、なかなかドラマチックなデビューである。

2020年〜2023年:写真集と女優業の両立[編集]

2020年12月4日、講談社から待望のファースト写真集『恋夕』(撮影:熊谷貫)を発売した。タイトルは本人の名前「珠夕」の「夕」を織り込んだもので、ランジェリーカットや衣装カットなど、それまでのデジタル写真集よりも一歩踏み込んだ大人びた表現に挑戦した。購入者特典として約30分のメイキング映像が付き、発売後には重版も決定している。同じ時期には『週刊SPA!』の妄想グラビア企画に映像プロデューサーの明石ガクトとのコラボで登場し、「初めての週刊SPA!は、明石ガクトさんとのコラボで、すごく新鮮な撮影でした!」とコメントした。

2022年には女優としての出演が増え、3月公開の映画『余命10年』(ワーナー・ブラザース映画)にクラスメイト役で出演。同年6月にはテレビ朝日系『警視庁・捜査一課長』シーズン6第9話に灰島ネズコ役でゲスト出演した。8月からはBS12『ドランクドラゴンのバカ売れ研究所』でアシスタントMCを務めている。

写真集では2022年3月22日にワニブックスから2nd写真集『M〜気の向くままに〜』、2023年5月24日に3rd写真集『ダッピ』を発売。『ダッピ』は「脱皮」をもじったタイトルで、同年10月にはその未掲載カットをまとめたデジタル写真集『ダッピ2』も出ている。2023年7月には日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』にCA(客室乗務員)役で出演し、バラエティでも存在感を示した。

2024年:フリー転身と写真展「友愛」[編集]

2024年9月14日から16日にかけて、個人主催の写真展「友愛」を開催した。この写真展のパンフレットと自身のInstagramで、同年6月30日付でデビュー以来所属してきたボックスコーポレーションを退所し、フリーとして活動していることを公表した。スカウトから約7年、事務所に頼らず自分の足で立つ道を選んだ形である。

2026年:3年ぶりのグラビア復帰『おもかげ』[編集]

2023年のデジタル写真集群を最後にグラビア作品のリリースは途絶えていたが、2026年7月17日、徳間書店から4th写真集『北向珠夕写真集 おもかげ』を発売し、約3年ぶりにグラビアの世界へ帰還した。撮影は『令和のアマゾネス』『夏、駆ける、青春。』などのデジタル写真集でも組んだ岡本武志。A4判・オールカラー112ページ、税込4,620円というボリュームで、与論島のビーチやサンセット、古民家、ホテルの屋上などさまざまなシチュエーションで撮影された。

本人は「4冊もの写真集を出させていただけることは、決して当たり前のことではありません」「この一冊には、今の私だからこそ表現できるものが詰まっています」とコメント。撮影前は久々の現場に喜びよりも不安が勝っていたが、いざ始まると積み重ねてきた経験が自然と戻ってきたと振り返っている。発売翌日の7月18日には秋葉原の書泉ブックタワーで記念イベントが行われた。

作品[編集]

写真集(紙)[編集]

  • 『恋夕』(2020年12月4日、講談社、撮影:熊谷貫)
  • 『M〜気の向くままに〜』(2022年3月22日、ワニブックス)
  • 『ダッピ』(2023年5月24日、ワニブックス)
  • 『北向珠夕写真集 おもかげ』(2026年7月17日、徳間書店、撮影:岡本武志)

主なデジタル写真集[編集]

  • 『MIYU』(2018年6月21日、集英社 YJ PHOTO BOOK、撮影:細居幸次郎)
  • 『鮮烈すぎる初めて。』(2018年8月10日、集英社 週プレ PHOTO BOOK、撮影:桑島智輝)
  • 『秋雨と、18歳。』(2019年1月18日、集英社 週プレ PHOTO BOOK、撮影:熊谷貫)
  • 『胸の谷間で溺れたい!』(2019年2月22日、講談社 FRIDAYデジタル写真集、撮影:阿部ちづる)
  • 『ゆざめしないうちに。』(2019年5月23日、集英社 YJ PHOTO BOOK、撮影:細居幸次郎)
  • 『北向珠夕は、振り向かない。』(2019年6月14日、集英社 週プレ PHOTO BOOK、撮影:河西遼)
  • 『告白サイダー』(2019年7月22日、小学館 スピ/サン グラビアフォトブック、撮影:唐木貴央)
  • 『令和のアマゾネス』(2019年8月9日、集英社 週プレ PHOTO BOOK、撮影:岡本武志)
  • 『最旬!SUPER BODY』(2019年10月18日、講談社 FRIDAYデジタル写真集、撮影:熊谷貫)
  • 『夏、駆ける、青春。』(2021年7月19日、集英社 週プレ PHOTO BOOK、撮影:岡本武志)
  • 『ひたむきな愛』(2021年12月13日、小学館 週刊ポストデジタル写真集、撮影:丸谷嘉長)
  • 『22歳の挑戦』『笑顔のシンデレラ』(2022年2月4日、講談社 FRIDAYデジタル写真集、撮影:藤本和典)
  • 『素肌の恋人』(2022年11月9日、ワン・パブリッシング BOMBデジタル写真集、撮影:矢西誠二)
  • 『Beginning』(2022年12月1日、講談社)
  • 『ダッピ2』(2023年10月11日、ワニブックス)
  • 『マブい彼女』vol.1〜3(2023年10月12日、講談社)
  • 『Best Selection』(2023年11月8日、ワニブックス)
  • 『秘密が生まれる』(2023年11月14日、光文社)

タイトルを眺めると『北向珠夕は、振り向かない。』(北向=きたむき、と「振り向かない」の掛け言葉)、『ひたむきな愛』(ひた"むき")など、名前の「むき」をいじったタイトルが多いのが面白い。『令和のアマゾネス』は長身とアスリート体型を全面に押し出したタイトルで、彼女のパブリックイメージを端的に表している。

テレビドラマ[編集]

  • 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年、NHK)- 磯辺サタ役
  • 『警視庁・捜査一課長』シーズン6 第9話(2022年6月、テレビ朝日)- 灰島ネズコ役

映画・舞台[編集]

  • 『余命10年』(2022年3月、ワーナー・ブラザース映画)- クラスメイト役
  • 『恋のいばら』(2023年1月、PARCO配給)- 千穂役

バラエティ・その他[編集]

  • 『ミライ☆モンスター』(2018年〜2019年、フジテレビ)- 次回予告担当
  • 『全力坂』(2021年、テレビ朝日)
  • 『ドランクドラゴンのバカ売れ研究所』(2022年8月〜、BS12)- アシスタントMC
  • 『サウナは旅の目的地 in 青森』(2022年9月、青森テレビ)
  • 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(2023年7月、日本テレビ)- CA役
  • 『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ)

CM・広告[編集]

  • 旭化成グループ(2018年3月〜2019年3月、キャンペーンモデル)
  • 青森銀行(2019年〜)

主な掲載誌[編集]

週刊ヤングジャンプ、週刊プレイボーイ、FRIDAY、週刊ポスト、『BOMB』、『B.L.T.』、ヤングアニマル、週刊SPA!など。グラビアコンテスト出身ではなく、企業キャンペーンモデルから青年誌・漫画誌グラビアの主要どころを一通り経験している。

評価[編集]

デビュー当初から「スポーツ少女らしい爽やかさ」と「長身モデル体型」の両立が評価され、2018〜2019年は青年誌のグラビアを席巻した。ミスマガジンやミスFLASHといったグラビアの登竜門コンテストを経ずに、企業キャンペーンモデルからストレートにグラビアの中心へ躍り出た点も特徴的である。

ファースト写真集『恋夕』では、それまでの健康的なイメージから一歩踏み込んだ大人っぽい表現が話題となり、発売後に重版がかかった。またフリー転身後3年のブランクを経て、2026年に大判112ページの『おもかげ』を出せたことは、彼女の根強い人気を示しているといえる。

女優としては、大河ドラマでのデビューという恵まれたスタートを切ったものの、その後の出演は脇役中心。それでも『余命10年』『恋のいばら』と話題の映画への出演を重ね、地道にキャリアを積んでいる。バイクYouTuberとしての一面も含め、グラビアに収まらない「マルチなタレント」として独自の立ち位置を築いている。

余談[編集]

  • 苗字の「北向」は珍しく、本人もYouTubeチャンネル名「気ままにキタムキ」や2nd写真集『M〜気の向くままに〜』で「気の向くまま」とのダジャレに活用している。
  • デビュー会見で尊敬する人物として松岡修造を挙げ、部活がつらいときに彼の日めくりカレンダーで励まされていたと告白した。元体育会系らしいエピソードである。
  • 旭化成キャンペーンモデルの好きな食べ物欄は「りんご、するめ、茶碗蒸し」。青森出身らしいりんごはともかく、するめが入っているあたりに渋さがにじむ。
  • 上京は高校卒業のわずか2日前で、デビュー会見当時は電車に乗ることにすら慣れていなかったという。
  • 中学時代に「ミスセブンティーン」の最終候補まで残ったことがあるとされ、モデルとしての素質は早くから見出されていた。
  • 女優デビュー作『いだてん』では、「東洋の魔女」を描くパートでバレーボール選手役を演じたとされ、ケガで諦めた競技と再び向き合う、本人の経歴と重なる配役となった。
  • 4th写真集『おもかげ』の撮影地・与論島は、本人が以前から行きたかった場所だったとされる。

外部リンク[編集]

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