| 株式会社SBS Seoul Broadcasting System(주식회사 SBS) | |
|---|---|
| 略称 | SBS |
| 国家 | 韓国 |
| 種類 | 民間放送 |
| 業種 | 放送 |
| 本社所在地 | ソウル特別市陽川区木洞 |
| 設立日 | 1990年11月14日 |
| 年齢 | 35周年 |
| 主要株主 | 泰栄グループ |
| 主要部門 | テレビ / ラジオ |
| 別名 | ソウル放送 |
| リンク | https://www.sbs.co.kr/ |
概要[編集]
SBSとは、韓国の民間放送局である。1990年11月14日に「ソウル放送」として設立され、1991年12月9日にテレビ放送を開始した。地上波3社のうち唯一、公的な性格を持たない純然たる民間資本の局である。
詳細[編集]
沿革[編集]
設立時の社名はソウル放送(주식회사 서울방송)で、2000年に現在のSBSへ商号を変更した。テレビの本放送開始は1991年12月9日である。KBSが1973年に公社となり、MBCが1961年開局という順序を考えると、SBSは地上波3社のなかで最も後発であり、30年近い間があいている。
なぜ建設会社が放送局を作れたのか[編集]
筆頭株主は建設業を母体とする泰栄グループである。放送局の親会社としては意外な組み合わせに見えるが、これは当時の放送法の条件から説明がつく。大手財閥は法の定める制限によって放送局の設立に参加しづらく、その結果、規模の面では上位でない企業に参入の余地が生まれた。
つまりSBSの資本構成は「誰が最も放送に向いていたか」ではなく「誰なら参入できたか」で決まった部分が大きい。日本の在京キー局が新聞社・ラジオ局・映画会社を母体に持ち、それが編成の性格にまで出ている(日本テレビの新聞社、TBSテレビのラジオ、フジテレビの映画会社)のと比べると、SBSは母体の業種が番組づくりと直接つながらない。この点は弱点にも自由さにもなった。前史となる媒体の作法を引き継がないので、最初から視聴者に受ける形を素直に追える立場にあったといえる。
娯楽路線と系列[編集]
後発の民間局として、既存2局がすでに押さえている領域に正面から並ぶより、娯楽番組と韓国ドラマで視聴者を取りに行く編成が採られた。全国の地方民放と提携関係を築いて番組を流す仕組みも整えられ、地上波3社体制という言い方が定着した。
配信時代の位置[編集]
Netflixや動画配信サービスの普及、TvN・JTBCなどの非地上波局の台頭により、話題作が地上波から出るとは限らなくなった。民間局は受信料という下支えを持たないため、広告収入の変動がそのまま経営に響く。この点で公的財源を持つKBSとは体力の意味が違うが、逆に編成の判断を公共性の説明に縛られずに下せるという面もあり、どちらが有利かは局面で変わる。
音楽番組とK-POP[編集]
音楽番組を長く編成してきた局でもあり、K-POPのアーティストが地上波で披露する場としての役割を担ってきた。近年はMnetのような音楽専門チャンネルやYouTubeが同じ役割を分担しており、地上波の音楽番組は「多くの人に一度で届ける場」としての意味に比重が移っている。
余談[編集]
略称のSBSは日本語圏では静岡放送、オーストラリアの公共放送SBSとも重なり、検索すると混在しやすい。韓国の局を指すときは「SBS 韓国」と添える使い方が定着している。
社名が「ソウル放送」から「SBS」へ変わったのは2000年で、地域名を外した形である。放送が地域免許から出発しながら、実態としては全国へ届くようになった局が、地名を社名から外すという流れは各国の放送局に見られる。