ゆうこす
yukos
本名 菅本裕子(すがもと ゆうこ)
誕生日 1994年5月20日
年齢 32歳
出身地 福岡県北九州市
国籍 日本
職業 実業家、タレント、YouTuber
プラットフォーム YouTubeInstagramTikTok
活動期間 2016年 -(YouTube)
ジャンル 美容、メイク、ライフスタイル、ビジネス
事務所 株式会社KOS(自身が設立)
関連活動 実業家、ライバー事務所「321」ファウンダー
別名 モテクリエイター
その他 HKT48
掲示板
n/インフルエンサー


概要[編集]

ゆうこすこと菅本裕子(すがもと ゆうこ、1994年5月20日 - )は、日本の実業家・YouTuber・タレント。自ら「モテクリエイター」を名乗り、美容やメイク、恋愛、ライフスタイルの発信で女性人気を集める一方、化粧品ブランドやライバー事務所を手がける経営者でもある。福岡県北九州市の出身で、もともとはHKT48の第一期生メンバーだったという、異色のキャリアの持ち主らしい。

アイドルを脱退してどん底を味わった時期から、SNSを武器に「好きなことで生きる」を地で行く存在へと這い上がった逆転劇は、Z世代を中心に多くの共感と憧れを集めている。単なるインフルエンサーにとどまらず、「個人がメディアになり、ビジネスを作る」という現代的な生き方のロールモデルとして語られることが多い。

人物[編集]

ゆうこすの最大の特徴は、「弱さ」も含めて自分をさらけ出すスタイルにある。華やかな成功者の顔だけでなく、アイドル時代の挫折やコンプレックス、失敗談までオープンに語ることで、視聴者との距離を一気に縮めてきた。完璧な憧れの対象ではなく、「一緒に頑張る等身大の先輩」というポジションが、彼女の支持基盤を支えている。

「モテクリエイター」という肩書きは、世間一般の「モテ」とは少し違う。誰かに媚びるためではなく、「自分を好きになり、自分らしく輝くことで結果的に愛される」という前向きな思想が根底にある。この価値観の発信が、美容情報そのものと同じくらい、彼女のファンを惹きつける要素になっている。

HKT48時代[編集]

菅本裕子は2011年7月、HKT48第一期生オーディションに合格し、同年10月に活動を開始した。しかし、アイドルとしての活動は順風満帆とはいかず、2012年8月にHKT48を脱退する。アイドルの夢を志半ばで諦めることになったこの時期は、彼女自身が後に「黒歴史」と振り返るほどの挫折だった。

脱退後はしばらく不遇の時代を過ごしたとされるが、この「どん底」の経験こそが、のちのモテクリエイターとしての発信に深みを与えている。失敗を隠さず語れる強さは、まさにこの時期を乗り越えたからこそ得られたものだといえる。アイドルとしては大成しなかった彼女が、まったく別のフィールドで再起を果たした物語は、多くの人にとって勇気を与えるものになった。

モテクリエイターへの転身[編集]

転機となったのは2015年、講談社のオーディション「ミスiD 2016」での準グランプリ受賞である。応募にあたって何か肩書きが必要だと考えた菅本は、「モテクリエイター」という独自の名乗りを発案した。この一風変わったキャッチコピーが彼女のブランディングの出発点となった。

2016年初めにInstagramを開始すると、美容やメイクの発信が瞬く間に支持を集める。同年8月には個人事務所「株式会社KOS」を設立し、10月にはYouTubeチャンネルも開設。SNSを軸に「自分を商品化する」のではなく「自分の価値観を発信して仲間を集める」スタイルで、フォロワーを着実に増やしていった。アイドルという「与えられる立場」から、自らメディアとビジネスを作る「仕掛ける立場」へ——この転身こそが、ゆうこすの真骨頂である。

実業家としての活動[編集]

ゆうこすは、インフルエンサーの枠を大きく超えて事業を展開している経営者でもある。自身が設立した株式会社KOSを拠点に、スキンケアブランド「YOAN」の立ち上げ、カラーコンタクト「Chu's me」、プロテイン「La protein」のプロデュースなど、女性のライフスタイルに寄り添う商品を次々と世に送り出してきた。

とりわけ注目されるのが、ライバー(ライブ配信者)事務所「321(サンニーイチ)」のファウンダーとしての顔である。自身がSNSで道を切り拓いてきた経験を活かし、後進のライバーを育てる側に回っているのだ。「発信者」から「発信者を支えるプラットフォームの作り手」へとステージを上げている点は、単なる人気者では終わらない彼女の戦略性を物語っている。SNSの力を誰よりも理解しているからこそ描けるビジネス展開だといえる。

発信スタイルと影響[編集]

ゆうこすの発信は、美容・メイクのノウハウにとどまらない。働き方、SNS運用、セルフブランディング、起業——といったテーマまで踏み込み、「好きなことを仕事にする方法」を具体的に語る点が特徴である。著書やイベント、SNSを通じて、彼女自身の成功体験をメソッドとして共有してきた。

その姿勢は、フォロワーを「消費者」ではなく「これから自分の道を切り拓く同志」として扱うものであり、Z世代の働き方・生き方に少なからぬ影響を与えている。アイドルの挫折から実業家へという物語そのものがコンテンツとなり、多くの若い女性に「自分も一歩踏み出していい」と思わせる力を持っている。

SNS時代の象徴として[編集]

ゆうこすのキャリアは、「テレビに出る有名人」から「SNSで支持を得るインフルエンサー」へと時代の主役が移り変わる過程を、まさに体現している。テレビ番組やレコード会社といった既存の枠組みに乗らずとも、個人がSNSで価値観を発信し、ファンコミュニティを作り、そこからビジネスを立ち上げられる——この「個人がメディアになる」モデルを、彼女は早い段階で実践してみせた。

アイドルグループという「組織に所属して与えられる」立場でうまくいかなかった人物が、「自分でメディアを作り、自分で仕掛ける」立場に回って成功したという物語は、象徴的ですらある。フォロワー数という資産を、ただの数字ではなく事業の原資として活用した点で、彼女は後続のインフルエンサー起業家たちの先駆けとなった。SNSが「承認欲求の場」から「経済圏」へと変わっていく流れの、まさに最前線に立っていた人物だといえる。

ライバー文化への貢献[編集]

近年のゆうこすを語るうえで欠かせないのが、ライブ配信(ライバー)文化への関与である。自身が立ち上げに関わったライバー事務所「321」を通じて、彼女はライブ配信で生きていきたいと願う若者たちを支援する側に回っている。かつて自分が手探りでSNSの道を切り拓いたからこそ、後進が同じ苦労をしなくて済むよう、ノウハウとプラットフォームを提供しているのだ。

ライブ配信は、編集された動画とは異なり、リアルタイムで視聴者とつながる双方向性が魅力である。ゆうこすは早くからこの分野の可能性に注目し、自らも配信を行いながら、事務所運営という形で業界の裾野を広げてきた。「発信者を育てる発信者」という二重の立場は、彼女のキャリアの幅広さを象徴している。

著書・メディアでの発信[編集]

ゆうこすは、SNSや動画だけでなく、書籍や講演、メディア出演を通じても自身のメソッドを発信してきた。「好きなことで生きていく」ための具体的な方法論——セルフブランディング、SNSの運用術、ファンとの関係の築き方——を体系立てて語る姿勢は、単なる体験談を超えた実用的な指南書として受け止められている。

ビジネスメディアやインタビュー記事では、しばしば「炎上だらけの黒歴史からの逆転劇」として彼女のキャリアが紹介される。挫折を隠さず、それを糧にして這い上がった物語は、読み手に「自分にもできるかもしれない」という希望を与える。情報そのものの有用性に加えて、こうしたストーリーテリングの巧みさが、ゆうこすという発信者の強さを形づくっている。

「好きを仕事に」を地で行く生き方[編集]

ゆうこすが多くの若者の心をつかむ理由は、「好きなことで生きていく」という理想を、きれいごとではなく現実のビジネスとして成立させてみせた点にある。美容やメイクという「好き」を起点に、発信し、商品を作り、事務所を立ち上げる——その一連の流れを、彼女は身をもって示してきた。

もちろん、その裏には地道な努力と試行錯誤、そして数々の失敗があった。だからこそ彼女の言葉には説得力がある。順風満帆なサクセスストーリーではなく、挫折と再起を繰り返してたどり着いた現在地だからこそ、同じように悩む若者の背中を押す力を持っている。「華やかなインフルエンサー」という表層の奥にある、泥くさい努力家としての一面こそが、ゆうこすの本当の魅力なのかもしれない。

炎上とバズ[編集]

  • アイドル時代の挫折を「黒歴史」として包み隠さず語る姿勢が、かえって共感を呼び、たびたびSNSで話題になる。
  • 「モテクリエイター」という独特の肩書きは、登場当初こそ賛否を呼んだが、今では彼女の代名詞として定着している。
  • 美容・恋愛にまつわる発信は影響力が大きく、紹介したコスメや方法論がトレンド化することもしばしば。
  • インフルエンサーから実業家への転身は、成功例としてビジネスメディアでも取り上げられ、講演やインタビューの引っ張りだこになっている。
  • SNSでの率直な物言いが時に議論を呼ぶこともあるが、自分の言葉で発信を続ける姿勢は一貫している。

余談[編集]

  • 「ゆうこす」という愛称は、本名の菅本裕子(ゆうこ)に由来する、親しみやすい呼び名。
  • 元アイドルという経歴を持ちながら、いまや「経営者」としての顔のほうが知られているという珍しいキャリアの持ち主。
  • 「モテ」という言葉を、媚びではなく「自分を好きになること」と再定義した点が、彼女の発信の核になっている。
  • 福岡県北九州市の出身で、地元・九州を拠点に活動していたHKT48からキャリアをスタートさせた。
  • 失敗談をさらけ出すスタイルは、「完璧な憧れ」よりも「共感できる先輩」を求める現代のSNS文化と非常に相性がよい。
  • ライバー事務所の運営に乗り出すなど、自分が成功した手法を次の世代に還元しようとする姿勢が一貫している。
  • スキンケア・カラコン・プロテインなど、手がける商品はいずれも「自分が本当に欲しいもの」を起点にしているとされる。
  • 「個人が会社を作りメディアになる」という働き方の先駆者として、ビジネス系の特集やセミナーでも引っ張りだこである。
  • アイドルとして大成できなかった経験を「人生の財産」と言い切れるあたりに、彼女の前向きさと強さがにじむ。
  • 「モテ」を自己肯定の文脈で語り直したことは、恋愛至上主義に疲れた世代にとって新鮮なメッセージとして受け止められた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • ゆうこす(YouTube公式チャンネル)
  • ゆうこす|菅本裕子(X/旧Twitter)
  • ゆうこす(Instagram)