| Coupang Play 쿠팡플레이 | |
|---|---|
| 略称 | クパプレ |
| 国家 | 大韓民国 |
| 種類 | 動画配信サービス(OTT) |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 本社所在地 | 大韓民国・ソウル特別市 |
| 設立日 | 2020年12月 |
| 所有者 | クーパン |
| 主要株主 | クーパン(Coupang, Inc.) |
| 別名 | クーパンプレイ、クパプレ |
概要
Coupang Play(クーパンプレイ、쿠팡플레이)とは、韓国の電子商取引(EC)大手クーパンが運営する定額制の動画配信サービス(OTT)である。2020年12月にサービスを開始し、コメディ番組『SNL Korea』の復活配信やプレミアリーグなどのスポーツ中継を看板に、韓国国内で有力なOTTの一つに数えられる。
詳細
成り立ちと位置づけ
Coupang Playは、「ロケット配送」で知られる韓国のEC最大手クーパンが2020年12月に立ち上げた動画配信サービスである。アメリカのニューヨーク証券取引所に上場するクーパン(Coupang, Inc.)が親会社にあたり、通販事業で築いた巨大な会員基盤を土台に、動画配信を有料会員向けの付加価値サービスとして展開している点が最大の特徴である。単体の配信サービスというよりも、クーパンの有料会員制度と一体化した「特典型OTT」として設計されている。
サービス開始からの数年で加入者を伸ばし、報道では2024年時点の利用者数がおよそ805万人とされる。NetflixやディズニープラスといったグローバルOTTに加え、Wavve・TVING・カカオTVなど国内勢がひしめく韓国のOTT市場のなかで、後発ながら独自路線で存在感を確立したと評価されている。
会員制度とビジネスモデル
Coupang Playの視聴は、クーパンの有料会員サービス「ワウ(WOW)会員」の特典として提供される形が基本である。ワウ会員はもともと通販の速達配送などを主目的とした会員制度であり、その特典として動画配信が付帯するという構造になっている。このため「動画のためだけに契約する」というより、通販の利用者が追加の負担を感じにくい形で映像コンテンツを楽しめる点が強みとされる。一部の番組を広告付きで開放するなど、間口を広げる取り組みも行われている。
看板コンテンツ
Coupang Playを象徴するオリジナル作品が、コメディ番組『SNL Korea(サタデー・ナイト・ライブ・コリア)』である。アメリカ発の人気風刺コメディの韓国版で、地上波などで断続的に放送されてきた歴史を持つが、2021年にCoupang Play初のエンターテインメント・オリジナルとして復活し、以後シーズンを重ねる看板番組となった。時事風刺や著名人ゲストによる体当たり企画が話題を呼び、配信のたびに切り抜き映像がSNSで拡散されている。
もう一つの柱がスポーツ中継である。イングランド・プレミアリーグやNBA、F1、ブンデスリーガといった海外スポーツの放映権を積極的に確保し、ライブ配信・ハイライト・見逃し配信をそろえている。さらに海外の有名クラブを招いた親善試合「Coupang Play Series」を主催するなど、スポーツを集客の目玉に据える戦略が鮮明である。
日本からの視聴と地域制限
Coupang Playは韓国国内の利用者に向けて提供されるサービスであり、コンテンツには配信権・放映権にもとづく地域制限(ジオブロック)がかけられている。このため、日本からそのままアクセスしても再生できないのが原則である。表示は基本的に韓国語で、日本語字幕は用意されていない。
インターネット上には地域制限を回避する手法を紹介する記事も見られるが、こうした回避行為はサービスの利用規約に抵触する場合があり、安全面・法的な観点からも推奨されない。日本のユーザーが同種のコンテンツを求める場合は、U-NEXTをはじめとする日本国内で正規にライセンスされた配信サービスや、権利元が公式に用意する視聴手段を利用するのが安全である。
よくある質問
- Coupang Playとは何ですか?
- 韓国のEC大手クーパンが運営する動画配信サービス(OTT)です。『SNL Korea』などのオリジナル番組と、プレミアリーグをはじめとするスポーツ中継を看板にしています。
- 日本から見られますか?
- 韓国向けのサービスのため地域制限がかかっており、日本からは原則として視聴できません。日本語字幕も用意されていません。地域制限を回避する手法は規約違反となる場合があり、推奨されません。
- 料金はどうなっていますか?
- クーパンの有料会員「ワウ会員」の特典として提供されるのが基本で、動画単体を契約するというより、会員サービスに含まれる形をとっています。
余談
- 「クパプレ」はCoupang Playを略した韓国のネットスラングで、日本のファンの間でも同じ略称が使われることがある。
- スポーツ中継への注力ぶりから、韓国では「OTTというより有料スポーツチャンネルに近い」と評されることもある。
- 親会社クーパンはかつて日本でもサービスを展開した経緯があるが、動画配信のCoupang Playはあくまで韓国市場向けの展開が中心となっている。