フラーム

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株式会社フラーム
FLaMme
国家 日本
種類 株式会社
市場情報 非上場
業種 サービス業(芸能マネジメント)
本社所在地 東京都港区
設立日 1998年
設立者 井上義久


概要

フラーム(FLaMme)とは、東京都港区に本社を置く日本の芸能事務所である。1998年に設立され、女性タレントを専門にマネジメントしている点に特徴がある。

詳細

設立は1998年。設立者は井上義久で、もともと芸映系の事務所フロスで広末涼子のマネージャーを務めていた人物が独立する形で立ち上げられた。所在地は東京都港区。

取り扱いを女性タレントに限っている点が、同業他社と比べたときの最大の特徴である。所属者としては広末涼子、吉瀬美智子、有村架純などの女優が知られる。

一人のマネージャーの独立から始まった事務所

この事務所の成り立ちは、芸能マネジメントという仕事の性質をよく表している。

独立の起点になったのは、設備でも資本でもなく、担当していた一人の所属者との関係だった。芸能マネジメントにおいて会社が持っている資産の実体は、施設や機材ではなく「誰が誰を信頼しているか」という人の関係に大きく依存する。そのため、担当者が移れば所属者も移ることが起こりうるし、それを前提に契約が設計される。

同じことは研音が音楽から俳優へ軸足を移せた事情とも裏表の関係にある。人の関係が資産であるから、扱う職種を変えることは可能でも、関係そのものを引き継ぐことは難しい。事務所の大きさが必ずしも競争力に直結しないのはこのためで、少数の所属者しかいない事務所が長く続く例が珍しくないのも同じ理由である。

女性タレントに絞る運営

所属者を女性に限る運営は、抱える人数を増やさない選択とほぼ同義になる。

オスカープロモーションのように多数を抱える体制では、誰かの仕事が途切れても別の所属者が埋めるので会社全体の収入は安定する。一方で絞る体制では、一人あたりに割ける時間が増え、仕事の選び方を細かく管理できる。前者は在庫の厚みで安定を作り、後者は一件ごとの精度で単価を作る。どちらが優れているかではなく、抱える人数をどこに置くかで会社の設計が根本から変わる。

長く続く女優を多く擁するとされる評価は、この設計と無関係ではない。ただし、こうした評価は結果から遡って語られやすい性質のものでもあり、運営方針だけで説明がつくと断定はできない。

よくある質問

設立はいつか

1998年である。「1990年設立」とする記述を見かけることがあるが、確認できる情報では1998年である。

男性タレントは所属していないのか

女性タレントを専門にマネジメントしている事務所とされる。

社名の読み方と表記

「フラーム」と読み、英字表記はFLaMme。

余談

FLaMmeはフランス語で炎を意味する語(flamme)の表記を変えたものである。芸能事務所の社名に外来語が使われる場合、その語の意味よりも「短くて呼びやすく、既存の会社と重ならないこと」が優先されることが多い研音のように事業内容を漢字で示す社名、オスカープロモーションのように賞の名を借りた社名、フラームのように語感を選んだ社名と並べると、設立年代ごとの流行が見て取れる。

女性タレント専門という形は現在では珍しくないが、1998年の設立当時はまだ一般的な運営形態ではなかった。専門を絞ることは、選択肢を捨てることと引き換えに「この分野ならここ」という説明の短さを得る戦略で、後発の事務所が既存の大手と正面から競合しないために取りうる数少ない方法のひとつでもある。

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