週刊現代

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概要

週刊現代とは、講談社が発行する総合週刊誌である。1959年3月に創刊され、主に中高年の男性読者を想定した誌面構成をとる。グラビアアイドルの登場する巻頭グラビアを長く看板のひとつとしてきた。

詳細

創刊と位置づけ

1959年の創刊は、出版社系週刊誌が相次いで創刊された時期にあたる。それまで週刊誌は新聞社が発行するものが中心で、取材網を自前で持たない出版社が週刊誌に参入できたのは、新聞社型の速報ではなく、読み物と特集を主体にする作り方を採ったためである。何を載せるかの判断が取材力の大きさに左右されにくい構成だった。

小学館週刊ポストと並び、男性向け総合週刊誌の代表的な二誌として扱われることが多い。誌面の構成、読者層、扱う題材のいずれも近く、書店や駅売りの棚で直接競合してきた。

誌面の構成

政治・経済・社会の特集記事、健康や年金など生活に直結する実用記事、連載小説やコラム、そして巻頭グラビアという組み合わせが基本である。読者層が中高年に寄っていることは、扱う実用記事の内容にそのまま表れている。

グラビアページは、グラビアアイドルや俳優の露出の場として機能してきた。週刊誌のグラビアは写真集の前段にあたる場であり、誌面で反応が確認できた人物が写真集の企画に進むという順序が長く働いていた。熊田曜子小倉優子井川遥安田美沙子のように、2000年代前後に活動を始めた人物の多くが、この経路を通っている。

部数の減少と電子化

出版物全体の部数減少は週刊誌にも及んでおり、インターネット上の無料の読み物とスマートフォンの普及が読者の時間を奪ったことが要因として挙げられる。これに対し、記事単位でのウェブ配信や、グラビアのデジタル版を独立した商品として販売する形が導入された。

紙の雑誌とウェブ配信では、売れ方の見え方が大きく異なる。紙は1冊単位でしか結果が分からないが、ウェブでは記事ごとに読まれた量が分かる。どの記事が読者を集めたかが明確になることは、編集の判断材料が増えるという意味を持つと同時に、数字の取れる題材に寄りやすいという作用も伴う。

余談

  • 週刊誌のグラビアは、掲載される側にとっては広告に近い性格を持つ。誌面に出ること自体が収入というより、次の仕事につながる露出として機能してきた。
  • 出版社系の週刊誌は、同じ社が出す漫画誌や書籍の宣伝の場としても使われる。講談社の場合、系列の雑誌や書籍の企画が誌面で紹介される導線が組まれている。
  • 総合週刊誌は速報性で新聞やテレビに勝てないため、重心は「早く伝える」ことではなく「後から整理して読ませる」ことに置かれている。報道番組が同じ理由で重心を移したのと同型の変化である。

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