| 諫山創 いさやま はじめ | |
|---|---|
| 誕生日 | 1986年8月29日 |
| 年齢 | 40歳 |
| 出身地 | 大分県日田郡大山町(現・日田市) |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 専門学校九州デザイナー学院マンガ学科 |
| 職業 | 漫画家 |
| 活動期間 | 2008年 - |
| 代表的な実績 | 『進撃の巨人』 |
| 受賞 | 第35回講談社漫画賞少年部門(2011年) |
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概要
諫山創(いさやま はじめ)とは、1986年8月29日生まれの日本の漫画家である。講談社の『別冊少年マガジン』で2009年から2021年まで連載した『進撃の巨人』の作者。
詳細
大分県日田郡大山町(現・日田市)の出身。大分県立日田林工高等学校を経て、専門学校九州デザイナー学院マンガ学科で学んだ。
2006年、講談社のマガジングランプリに『進撃の巨人』で応募し佳作を受賞。2008年に『orz』で第81回週刊少年マガジン新人漫画賞に入選し、同作でデビューした。翌2009年から創刊されたばかりの月刊誌『別冊少年マガジン』で『進撃の巨人』の連載を開始し、2021年4月の完結まで続けた。同作は2011年に第35回講談社漫画賞少年部門を受賞している。
新設雑誌から出た大型作品
『進撃の巨人』の経歴で構造的に興味深いのは、創刊直後の月刊誌から出発した点である。
すでに読者の付いている週刊誌の連載枠は競争が激しく、作風が誌の既存の色から外れる作品は枠を取りにくい。対して創刊されたばかりの雑誌は、誌の色そのものがまだ定まっていない。雑誌側にとっては新しい読者を掘るために既存誌と違う作品が必要で、作家側にとっては型から外れた作品を通しやすいという利害が一致する。
加えて月刊であることが作風と噛み合った。一話あたりの分量が多く、話の区切りを大きく取れる形式は、状況が一度に大きく動く展開と相性がよい。週刊連載が毎週の引きを作る必要から小刻みな起伏を求められるのに対し、月刊は数十ページ単位で構成を組める。
作品の構造
『進撃の巨人』が繰り返し議論の対象になったのは、物語の前提そのものを途中で書き換える構成にある。
序盤で提示される「人類が巨人に脅かされている」という図式は、話が進むにつれて成り立たなくなる。誰が守る側で誰が脅かす側かという枠組みが移動し、読者は最初に持った理解を修正しながら読み進めることになる。これは推理小説でいう真相の開示に近い作りだが、数十巻という長さの全体にわたって少しずつ枠組みがずれていく点が特徴である。
結末の評価は割れたままである。提示された前提を最後まで崩さず一貫していたとする読み方と、物語の落としどころに納得できないとする読み方が並立しており、完結から数年を経ても議論が続いている。
海外の反応
英語圏を中心に、日本の作品としては例外的な規模の同時視聴・同時考察の対象になった。アニメ放送期には各話ごとの反応動画や考察が大量に共有され、連載の完結とアニメの完結をまたいで議論が続いた。
なお作品には壁の内外、駆逐といった語や、現実の歴史を連想させる意匠が現れるため、政治的な読み込みをめぐる議論も各国で生じた。作品の描写がどこまで何かの寓意であるかについては、作者の発言と作品内の記述の双方から論じられているものの、解釈が一つに収束したとはいいがたい。
よくある質問
- 『進撃の巨人』は完結しているのか
- 原作漫画は2021年4月に完結している。アニメ版もその後完結した。
余談
- 故郷である日田市の山に囲まれた地形が、壁に囲まれた世界という発想の背景として語られることがある。ただしこれは作品の着想を一つの要因に還元する説明であり、そのとおりであると確定しているわけではない。
- デビュー前の応募作が週刊誌の編集部で「既存の型から外れている」と評されたという経緯は、後年に作家志望者向けの文脈でしばしば引かれる。
- 完結後は大規模な作品の連載に戻らず、短編や展示企画への参加という形で活動している。