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2026年5月28日 (木) 15:50時点における版
概要
大谷翔平(おおたに しょうへい、1994年7月5日 - )は、岩手県奥州市出身の日本のプロ野球選手。MLBロサンゼルス・ドジャース所属。投手と打者の両方をハイレベルでこなす二刀流で世界的に知られ、日本人スポーツ選手として史上もっとも知名度の高い存在の一人である。2026年シーズン現在もドジャースの主軸打者として、また先発投手としても登板を重ね、MLB全体で唯一無二の存在感を放っている。
プロフィール
身長193cm、体重95kg、右投左打、背番号17。岩手県奥州市出身。趣味は「散歩と寝ること」と公言しており、徹底した自己管理と独特の哲学を持つストイックな性格でも知られる。妻は元バスケットボール選手の田中真美子で、2024年に第一子の誕生を発表した。
経歴
アマチュア時代
花巻東高等学校では、当時のアマチュア最速タイ記録となる球速160km/hを記録。2012年のドラフトでメジャー挑戦を表明していたが、当時の北海道日本ハムファイターズ栗山英樹監督らの説得を受けて入団を決断した。
日本ハム時代
プロ1年目から打者と投手の二刀流に挑戦。当初は「無謀」とも言われたが、年々成績を伸ばし、2016年にはパ・リーグMVPを受賞。NPB通算で投手42勝・打者48本塁打を残し、2017年オフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグへ移籍した。日本ハム時代から「常識を打ち破る選手」として注目を集めていた。
エンゼルス時代
ロサンゼルス・エンゼルスに入団後も二刀流を継続。2021年には投打同時のオールスター出場を果たし、ベーブ・ルース以来約100年ぶりの快挙としてMLBシーズンMVPに満票で選出された。2023年には日本人初の本塁打王を獲得し、シーズン途中のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では侍ジャパンを世界一に導き、決勝でマイク・トラウトを三振に打ち取った場面は伝説となっている。
ドジャース移籍
2023年オフ、10年総額7億ドル(約1015億円)という北米プロスポーツ史上最高額の契約でロサンゼルス・ドジャースへ移籍。契約金の大半を後払い方式とした「異例の契約構造」も大きな話題となった。
2024年シーズンは右肘の手術明けで打者専念だったが、史上初の「50本塁打50盗塁」を達成し満票でMVPを受賞。ワールドシリーズ初制覇にも貢献した。
2025〜2026年シーズン
2025年シーズンには投手として段階的に復帰しつつ、打者として自己最多の55本塁打を記録。シーズン途中から二刀流を完全解禁し、ドジャースの先発ローテーションに名を連ねた。
2026年シーズンには本格的に投手復帰を果たし、5月には月間最優秀投手(月間MVP)を獲得。打者としても連続試合出塁53試合でアジア人選手記録を更新するなど、二刀流の完成形に近づいている。5月14日のジャイアンツ戦では先発登板中に5年ぶりのボークがコールされる珍場面もあり、ファンの間で話題を集めた。
経済的影響
米経済誌『フォーブス』が発表する「世界で最も稼いだスポーツ選手」ランキングでは、過去1年間に約1億2760万ドル(約203億円)を稼ぎ世界5位、野球界ではトップにランクイン。所属するドジャースの試合は日本語実況・解説付きで全試合配信されており、同チームに所属する山本由伸、佐々木朗希とともに「ドジャース日本人三本柱」として日本のファンの注目を集めている。
スポンサー契約数・契約金額もアスリートとしては世界最大級で、所属広告主は20社を超えると言われる。日本の地上波での視聴率を一人で押し上げる「大谷効果」も依然として健在で、ドジャース戦の中継視聴は通常のMLB中継を遥かに上回る数字をマークしている。
文化的影響
野球少年少女のロールモデルとして、日本のZ世代の中でも「最も尊敬する日本人スポーツ選手」アンケートで上位常連となっている。地元岩手県奥州市は「翔平ロード」「翔平モニュメント」など、大谷を活用した観光振興を積極的に進めている。
「二刀流」「明日もきょうもがんばる」など、彼を象徴するフレーズはビジネス書やビジネス研修でも引用され、スポーツ界を超えた影響力を持つ存在となっている。CMでは寝間着姿で犬と散歩する姿が好評を博すなど、素朴で誠実な人柄もまた人気の源泉である。なお愛犬のデコピンは、開幕戦の始球式に登場するなど世界的な人気犬としても知られている。
ファンによる呼称
- SHO-TIME:ホームランやハイライト時に米メディアが連呼するフレーズ
- ショウヘイ・オオタニ(米国読み)
- しょへい:日本のファンによる親しみを込めた略称
- Sho:米国メディアの略称