※ ログインしていません。編集を行うと、あなたのIPアドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、さまざまなメリットもあります。スパム攻撃防止用のチェックです。 決して、ここには、値の入力はしないでください!== 規制の中身 == === ① 省エネ基準の強化(2027年4月〜) === '''こっちが家庭用エアコン買う人にとっての本丸である。''' 経済産業省のトップランナー制度は、簡単に言うと「市場で一番省エネな機種を基準値にして、メーカー全体の出荷平均でそれを上回れ」という制度。今回の2027年度基準では、'''壁掛形エアコン全体で2016年度比約13.7%の効率改善'''が求められる。 特に普及帯である'''4.0kWクラス(いわゆる14畳用)では最大34.7%もの改善'''が必要とされ、これが「2027年問題」の名前の元凶になっている。要するに「一番売れてる機種を一番厳しくしぼれ」と言われたわけで、メーカーからすれば「いやそれ無理ゲーじゃね?」となるのも分かる話。 ==== 「2027年度基準達成率」ラベル ==== 2026年あたりから店頭のエアコンに'''「2027年度基準達成率 ○○%」'''というラベルが貼られるようになっている。100%以上なら新基準クリア、ということ。 * 100%未満 → 2027年4月以降は事実上製造継続が困難 * 100%以上 → 新基準対応モデル(だいたい上位機種) * よく見るとスタンダードモデルのほぼ全てが100%未満<ref>これがいわゆる「安いエアコンが消える」の正体である。</ref> === ② フロン排出抑制法の指定製品制度 === こちらは家庭用エアコンの買い替えにはほぼ無関係('''重要''')なのだが、ニュース等でごちゃ混ぜに語られているのでここでも触れる。 フロン排出抑制法では、製品区分ごとに「使用していい冷媒のGWP上限」と「達成すべき目標年度」を国が定めている。2027年度を目標年度として'''[[ビル用マルチエアコン]]'''がこの指定製品に追加され、これまでR410A(GWP=2090)で売られていたものが基本的にR32(GWP=675)等の低GWP冷媒に置き換わる。 * '''家庭用エアコン''' → '''とっくに2018年から指定製品化済み'''。すでにほぼ全機種がR32になっており、2027年に何か新しい規制が来るわけではない。 * '''業務用エアコン''' → 2025年〜2027年にかけて段階的に指定製品化が進行中。 つまり'''「家庭用エアコンの冷媒規制が2027年に変わって、今のエアコンが使えなくなる!」というのはほぼデマ'''である。なんでデマが広がるかというと、業務用と家庭用をごっちゃに語る記事が量産されたから。インターネット老人会の皆さん、こういうの本当によくないですよ。 === ③ おまけ:ナフサショック === 2025年〜2026年にかけて原油価格と[[ナフサ]]の高騰により、[[ポリプロピレン]]・[[ポリエチレン]]などの樹脂部品、ひいては被覆銅管などの周辺部材まで軒並み値上がりしている。 * [[因幡電工]]は2026年6月1日出荷分より被覆銅管等を'''20%以上'''値上げ * [[三菱電機]]は空調・家電事業への影響を'''約60億円規模'''と試算 * [[ダイキン工業]]・[[パナソニック]]も追随値上げを示唆 これに省エネ規制対応の追加コストが乗ってくるため、'''「省エネで電気代は下がるけど本体が高くてトータルで損をする可能性」'''まで議論されている始末。エアコン買うだけでこんなに頭使わなきゃいけないの、もう令和って感じ。 編集内容の要約: 宇宙wikiへの投稿はすべて、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 (詳細は宇宙wiki:著作権を参照)のもとで公開したと見なされることにご注意ください。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集され、自由に配布されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。 また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください! キャンセル 編集ヘルプ (新しいウィンドウで開きます)