高田純次
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高田純次(2019年)・出典:Wikimedia Commons(CC BY 4.0)

概要[編集]

高田純次(たかだ じゅんじ、1947年1月21日 - )は、日本の俳優・コメディアン・タレント・司会者。東京都調布市国領町出身。芸能事務所テイクワン・オフィスの代表取締役も務める。明らかな嘘の自己紹介やその場の思いつきを連発する「テキトー男」のキャラクターで知られ、2015年からはテレビ朝日の冠番組『じゅん散歩』で都内の街歩きを続けている。一方で本業はあくまで俳優とされ、『西村京太郎トラベルミステリー』の亀井刑事役のように、バラエティとは正反対の堅い役柄も多い。

経歴[編集]

下積み時代[編集]

東京都立府中高等学校を卒業後、大学受験に失敗。一浪して美大系などを受け直したがいずれも不合格となり、東京デザイナー学院グラフィックデザイン科に進んだ。1971年、アングラ劇団の自由劇場の舞台を見て俳優を志し、研究生として入団。1年で退団し、イッセー尾形と劇団「うでくらべ」を結成したが、半年ほどで解散した。

結婚後は劇団の収入だけでは生活できず、26歳で御徒町の宝石販売会社に入社し、宝石営業とジュエリーデザイナーを掛け持ちした。自由劇場時代からの知人だった柄本明と新宿の居酒屋で偶然再会したのをきっかけに会社を辞め、1977年に劇団東京乾電池へ入団。ただし当初は売れず、妻子を養うために職を転々としたと本人は語っている。

ブレイク[編集]

テレビデビューは32歳の時の『笑点』。東京乾電池の綾田俊樹、ベンガルらと出演した『笑ってる場合ですよ!』で初めてテレビのレギュラーを得た。1985年からは『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』に、番組が終わる1996年まで11年間レギュラー出演した。

『オレたちひょうきん族』のコント「タケちゃんマン」では敵役ブラックデビルの初回を演じたが、収録後におたふく風邪にかかり、代役に入った明石家さんまがそのまま役を引き継いだ。後の「たけし×さんま」の掛け合いは、この代役から始まっている。

1988年、中外製薬「グロンサン」のCMのキャッチコピー「5時から男」で新語・流行語大賞の流行語部門・大衆賞を受賞。1989年に東京乾電池オフィスから独立し、テイクワン・オフィスを設立した。

1990年代以降[編集]

『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』『象印クイズ ヒントでピント』『どうぶつ奇想天外!』など、多くのクイズ番組でレギュラー解答者を務めた。1994年からは中京テレビの東海地区向けグルメ情報番組『P.S.愛してる!』の司会を担当し、同番組は名称を変えながら長寿番組になっている。

2015年9月にテレビ朝日で『じゅん散歩』が始まり、番組の最後に描く絵をまとめた画集『じゅん散歩画集 一歩一絵』(2023年)も出版した。ラジオでは文化放送で漫画家の浦沢直樹と『純次と直樹』(2017年〜)を続けている。

俳優としては『西村京太郎トラベルミステリー』(テレビ朝日)の第58作から最終作まで(2012〜2022年)亀井定夫警部補を演じた。長年コンビを組んだ高橋英樹は「芝居に関しては、とにかくすごく真面目」と評している。2024年にはAmazonのドラマ『龍が如く〜Beyond the Game〜』にも出演した。

人物・芸風[編集]

  • 番組の冒頭で「こんにちは、ジョニー・デップです」などと明らかな嘘の自己紹介をするのが定番のつかみ。アンジェリーナ・ジョリーやロバート・デ・ニーロを名乗ることもある。
  • 「オレはイタリア語がペラペラなんだけど、意味はわからないんだ」のように、前半で持ち上げて後半で自分から崩すのが「テキトー」の基本形。『適当論』(2006年)、『適当日記』(2008年)など「適当」を冠した著書も多い。
  • 『元気が出るテレビ!!』で東大受験を応援していた浪人生が不合格になった回では、普段のキャラクターを一切出さずに黙って肩を抱いて涙を流した。本人いわく「テレビで泣いたのはこの一回だけ」。
  • 車好きで、これまでに30台以上を乗り継いできた。
  • ヴァイオリニストの高嶋ちさ子は、ホリプロからのオファーを断ってテイクワン・オフィスと契約した。
  • ビートたけしとは同い年で、誕生日もたけしの3日後。

話題[編集]

  • テレビ出演時や名言再拡散時にトレンド入りすることがある。

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