| ソフトバンク株式会社 SoftBank Corp. | |
|---|---|
| 略称 | SB |
| 国家 | 日本 |
| 種類 | 株式会社 |
| 市場情報 | 東証プライム 9434 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 本社所在地 | 東京都港区海岸一丁目(東京ポートシティ竹芝) |
| 設立日 | 1986年12月9日 |
| 年齢 | 39周年 |
| 上場 | 2018年12月 |
| 主要株主 | ソフトバンクグループ(親会社) |
| 別名 | SoftBank |
| リンク | https://www.softbank.jp/ |
概要[編集]
ソフトバンクとは、携帯電話などの移動体通信を中心に通信・決済・メディア事業を展開する日本の通信会社で、ソフトバンクグループの連結子会社である。
詳細[編集]
商号の変遷[編集]
法人としての源流は1986年12月9日設立の鉄道通信株式会社で、1989年に日本テレコムとなった系譜にさかのぼる。現在の「ソフトバンク株式会社」という商号は、2015年7月1日にソフトバンクモバイル株式会社から変更されたものである。同じ名前のグループ会社が複数存在してきたため、企業としてのソフトバンクと持株会社であるソフトバンクグループは別法人である点はしばしば混同される。
買収による参入[編集]
2006年3月、英ボーダフォンの日本法人を約1兆7,500億円で取得することで合意し、同年4月に携帯電話事業へ参入した。基地局を一から敷いて全国をカバーするには年単位の時間と巨額の費用がかかるが、すでに他社が営業している市場では、その年月のあいだ利用者は待っていてくれない。会社ごと買うという方法は、設備と周波数と契約者をまとめて引き受ける代わりに、参入に必要な時間そのものを金で置き換えるやり方である。2008年には日本国内でスマートフォンの独占的な取り扱いを行った時期があり、端末の品ぞろえが契約先の選択理由になり得ることを示した。
複数ブランドの並立[編集]
ソフトバンクは主力ブランドのほか、「Y!mobile」「LINEMO」といった価格帯の異なるブランドを併存させている。Y!mobileは2014年にイー・モバイルとウィルコムのブランドを統合して生まれ、2015年にソフトバンクモバイルへ吸収合併された経緯を持つ。KDDIの記事で整理したとおり、価格の違う商品を同じ名前で並べると安いほうが選ばれて単価が下がるため、名前を分けて比較対象として並びにくくする。目的は違いを見せることではなく、乗り換え先を自社の中に用意することにある。
通信以外への広がり[編集]
決済サービスやLINEヤフーなどのメディア・インターネット事業を同じグループに抱えている点は、KDDIや日本電信電話と同じく「回線契約は人口を超えて増えない」という制約への対応である。違いは進め方で、自社で長い時間をかけて育てるより、既に利用者を抱えた会社を取り込む形が繰り返されてきた。速く大きくできる一方、買った事業どうしの統合には時間がかかり、成果の評価が分かれる場面もある。
2026年3月末時点の携帯電話契約数は約5,692万と報じられており、NTTドコモ(約9,307万)、KDDI(約7,276万)に次ぐ位置にある。
余談[編集]
- 親会社のソフトバンクグループも上場しているため、親子ともに上場企業という構成になっている。グループ全体の投資事業と、通信会社としての安定した収益は性格がまったく違い、同じ「ソフトバンク」の名前で語られると数字の読み方を取り違えやすい。
- プロ野球球団を保有している点は、阪急阪神ホールディングスの系譜にある鉄道会社や読売新聞グループ本社のような新聞社が球団を持ってきた構図と並べて語られることが多い。人を集める装置を自前で持つ、という発想自体は業種を問わず繰り返されている。