コロンブス


コロンブス
Columbus
ジャンル J-POP、オルタナティヴ・ロック、ギターポップ、ポップ・ロック、ハードロック
アーティスト Mrs. GREEN APPLE
アルバム 10
作詞者 大森元貴
作曲者 大森元貴


コロンブス[編集]

「コロンブス」は、日本のロックバンド、Mrs. GREEN APPLEの楽曲。2024年6月12日にユニバーサルミュージック内のレーベル、EMI Recordsより配信限定でリリース。

概要[編集]

2024年5月24日、新曲「コロンブス」が、6月3日より開始したコカ・コーラ「Coke STUDIO」キャンペーンソングに決定したことが発表された。また、本楽曲は、同日より放映開始されたテレビCMにも起用予定であったが、ミュージックビデオにおける内容が問題視されたことで批判が殺到し、タイアップを取りやめた。なお、本CMには、メンバーも出演しており[10]、2023年にもコカ・コーラ「Coke STUDIO」キャンペーンソングとして「Magic」を提供しており、テレビCMにも出演していた。

6月5日、本楽曲が同月12日に11th配信シングルとしてリリースされることが発表された。また同日、本楽曲のコンテンツカレンダーが公開された。連日、本楽曲のカバーアートやコンセプトフォト、ティザームービーなどが公開された。

10月23日、本楽曲がBillboard JAPANにおいて、ストリーミング累計再生回数1億回を突破したことを発表した。これにより、ストリーミング累計1億回を突破した曲数が18曲となった。

Music Video[編集]

本楽曲がリリースされた6月12日21時、ミュージックビデオが公式YouTubeチャンネルにて公開された。大森元貴がクリストファー・コロンブス、若井滉斗がナポレオン・ボナパルト、藤澤涼架がルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンに扮し「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」という設定のストーリーが描かれていた。

公開に伴う騒動[編集]

ミュージックビデオでは、小島にたどり着いた3人が、島に住んでいた猿人たちと出会い、交流するが、猿人を人力車の引き手として使役したり、猿人に音楽や乗馬などを教える、猿人たちを敬礼させるなどのシーンがあったことから、公開直後からSNS上では「植民地支配や西洋中心主義の肯定につながる」「差別的な内容に当たる」「『コロンブス』という単語自体が、近年ではマイナスイメージとして扱われているという認識がアップデートされていない」と、批判の声が上がった。

そのため公式はこの様に謝罪文を発表。

「コロンブス」のMusic Videoを制作するにあたり、
・年代別の歴史上の人物
・類人猿
・ホームパーティー
・楽しげなMV
という主なキーワードを、初期構想として提案しました。
類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました。
しかしながら、意図とは異なる伝わり方もするかもしれないと思い、スタッフと確認し合い、事前に特殊メイクのニュアンス、衣装、演じ方のフォロー、監修をしていたつもりではおりましたが、そもそもの大きな題材として不快な思いをされた方に深くお詫び申し上げます。
決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでしたが、上記のキーワードが意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です。
「コロンブスの卵」というキーワードから制作に取り掛かり、前向きにワクワクできる映像にしたいという気持ちが、リスクへの配慮をあやふやにし、影響を及ぼしてしまったと認識しております。
こちらの意図する物語の展開としては、歴史的時間軸は存在せず、類人猿も人の祖先として描きたかった。そして時間の垣根を越えてホームパーティーをする。
これはあり得ない話であり、あくまでフィクションとしての映像作品であると。
ただ、ある事象を、歴史を彷彿とさせてしまうMVであったというご指摘を真摯に受け止め猛省しております。」

本楽曲を「Coke STUDIO」キャンペーンソングとして広告展開をしていた日本コカ・コーラは「ミュージックビデオの内容に関しては、事前に把握していない」とした上で、騒動に対し「コカ・コーラ社はいかなる差別も容認しない」「我々が大切にしている価値とは異なるもの」と、遺憾の意を表するコメントを出すとともに、本楽曲を使用した広告素材の放映停止を発表した。