株式会社アルボアニメーション ARVO ANIMATION Inc. | |
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略称 | アルボアニメーション |
国家 | 日本 |
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
業種 | 情報・通信業(アニメーション制作、CG・ゲームソフト企画制作) |
本社所在地 | 東京都杉並区井草1丁目16番3号 榎本マンション1F |
設立日 | 2017年7月 |
設立者 | 川口太詩 |
代表者 | 川口太詩 |
資本金 | 300万円 |
上場 | 非上場 |
従業員数 | 25名 |
支店舗数 | 3(東京スタジオ、山形スタジオ、千葉スタジオ) |
所有者 | 株式会社アルボアニメーション |
主要部門 | アニメーション制作部門、CG・ゲームソフト企画制作部門、クリエーターマネジメント部門 |
主要子会社 | 株式会社Trikon Graphics |
関係する人物 | Rajeev Karki(アニメーションプロデューサー) |
リンク | X(旧Twitter) |
コミュニティ | n/アニメ・漫画 |
概要[編集]
日本のアニメーション制作会社。川口太詩が2017年7月に設立した新興プロダクションで、2019年11月時点の社員数はわずか10名という、極めて零細な小規模スタジオである。
主に制作協力として参加していたが、2019年に『ぼくたちは勉強ができない』(アニメ1期)で初めてTVAの元請を担当した。
関連人物[編集]
代表取締役社長 川口太詩(かわぐち たいし) — 制作デスク兼作画監督として活動中。
監督/演出家 岩崎良明
特徴[編集]
小規模な会社ながら、初の元請作品『ぼくたちは勉強ができない』では優れた作画を披露し高い評価を得た。しかし直後の『モンスター娘のいる日常』では作画が大きく揺れ動く様子[1]。を見せ、新興スタジオとしての限界が露呈しているとの反応が多い。実際、『ぼくたちは勉強ができない』は実力派アニメーターが多数所属するst.シルバーとの共同制作であり、st.シルバー所属の佐々木正勝が総作画監督を務めた功績が大きい。共同制作ではなく単独で手掛けた元請作品は、いずれもクオリティにやや難があった。
作品[編集]
テレビアニメ[編集]
開始年 | 放送期間 | タイトル | 監督 | アニメーション プロデューサー |
原作 | 共同制作 |
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2019年 | 4月 - 6月 | ぼくたちは勉強ができない | 岩崎良明 | 井田和行 | 漫画 | stシルバー |
10月 - 12月 | ぼくたちは勉強ができない! | |||||
2020年 | 7月 - 9月 | モンスター娘のお医者さん | カルキ ラジーブ | 小説 | ||
2021年 | 10月 - 12月 | 月とライカと吸血姫 | 横山彰利 | |||
2023年 | 10月 - 12月 | 帰還者の魔法は特別です | 川口太詩 | |||
2025年 | 4月 - | 九龍ジェネリックロマンス | 岩崎良明 | 未公表 | 漫画 |
Webアニメ[編集]
配信年 | タイトル | 監督 | 原作 | 共同制作 |
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2018年 | 花咲ク絆ノ浪漫譚 | 渡邉徹明 | ゲーム | 横浜アニメーションラボ |
制作協力[編集]
年 | タイトル | 制作元請 | 備考 |
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2017年 | Just Because! | パインジャム | 第3話制作協力 |
タイムボカン 逆襲の三悪人 | タツノコプロ | 第3・11話制作協力 | |
2018年 | LOST SONG | LIDENFILMS × ドワンゴ | 第6話制作協力 |
アイドリッシュセブン | TROYCA | 第12話制作協力 | |
魔法少女サイト | production dóA | 第4話制作協力 | |
レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜 | ライデンフィルム | 第4・11話制作協力 | |
フルメタル・パニック! Invisible Victory | XEBEC | 第8・12話CGカット制作協力 | |
かくりよの宿飯 | GONZO | CGカット制作協力 | |
約束の七夜祭り | 横浜アニメーションラボ | 作画制作協力 | |
2019年 | 荒野のコトブキ飛行隊 | GEMBA | 2D作画制作協力 |
2023年 | はめつのおうこく | 横浜アニメーションラボ | 第2話・4話・6話・7話・9話・11話制作協力 |
2024年 | アオのハコ | テレコム・アニメーションフィルム | 第4話制作協力 |
その他[編集]
年 | タイトル | 備考 |
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2018年 | 約束の七夜祭り | CGモデル、カット制作、制作元請:横浜アニメーションラボ |
2022年 | リーマンズクラブ | 第5話作画監督、制作元請:LIDENFILMS |
- ↑ 正確には、作画自体は同クールの他作品に匹敵するほど優秀だが、キャラクターの表情など細部のディテールで作画が崩れることが多く、そのギャップが特に大きく見えるということに近い